DVD 輸入盤

『テンダのベアトリーチェ』全曲 D.シュミット演出、ヴィオッティ&チューリッヒ歌劇場、グルベローヴァ、ヴォッレ、他(2001 ステレオ)(2DVD)

ベッリーニ(1801-1835)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
107341
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

チューリッヒ歌劇場2001
グルベローヴァ/ベッリーニ:『テンダのベアトリーチェ』


テンダ領主の娘で、夫を失いフィリッポと再婚したベアトリーチェ。愛のない結婚を呪い、他の女アニェーゼに熱をあげるミラノ公フィリッポ。若い貴族オロンベッロを愛するアニェーゼ。そのオロンベッロはベアトリーチェを慕っている・・・。こうなれば、何かが起こることは間違いありません。まさに薄氷を踏むかのような4人の関係は民衆たちを交え、次第に白熱していきます。たまたま2人でいるところを捕らえられたベアトリーチェとオロンベッロは、それぞれ拷問を受けながらも、結局はフィリッポの思うがまま。最初はフィリッポ側についていたアニェーゼも改心するのですが、それすらも聞き入れられることはありません。そんな思惑をよそに、当のベアトリーチェはこの試練を受け入れ、全てを許しながら死刑台へと向かうのです。
 不条理な物語であるがゆえに、主人公ベアトリーチェの毅然とした美しさが際立つこのオペラ。ベッリーニのため息の出るような美しい音楽が一層涙を誘います。比類なきコロラトゥーラ・ソプラノ、グルベローヴァによる納得の歌唱は、高潔なプライドと哀しみを余すことなく表現し、一歩間違えばドロドロになってしまいそうな愛憎物語を、美しい説話として表現することに成功しています。2005年に急逝した指揮者ヴィオッティ晩年の姿にも涙を禁じ得ません。(ARTHAUS)

【収録情報】
・ベッリーニ:歌劇『テンダのベアトリーチェ』全曲

 ベアトリーチェ・ディ・テンダ:エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)
 ミラノ公フィリッポ・ヴィスコンティ:ミヒャエル・ヴォッレ(バリトン)
 アニェーゼ・デル・マイーノ:ステファニア・カルーザ(メゾ・ソプラノ)
 オロンベッロ:ラウル・エルナンデス(テノール)
 アニキーノ:ミロスラフ・クリストフ
 リッツァルド・デル・マイーノ:ボグスラフ・ビジンスキ
 チューリッヒ歌劇場合唱団(合唱指揮:エルンスト・ラッフェルスベルガー)
 チューリッヒ歌劇場管弦楽団
 マルチェッロ・ヴィオッティ(指揮)

 演出:ダニエル・シュミット
 装置:ベルンハルト・クレバー
 衣装:フローレンス・フォン・ゲルカン
 照明:ユルゲン・ホフマン
 コレオグラフィー:バーバラ・クリモ

 収録時期:2001年12月
 収録場所:チューリッヒ歌劇場(ライヴ)

・特典映像:ヴィオッティへのインタヴュー

 収録時間:本編144分、特典26分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ、DD 5.1、DTS 5.1
 字幕:英・独・仏・西・伊
 NTSC
 Region All

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グルベローヴァの年齢からは信じられないほ...

投稿日:2006/04/25 (火)

グルベローヴァの年齢からは信じられないほど、彼女の衰えを知らぬみずみずしく、格調高く華麗で美しい声に、ベッリーニのとろけそうな優しく悲しい旋律。他の歌手陣も全くグルベローヴァに負けず劣らず皆立派。 このオペラ、ベッリーニのよく上演される有名作品より、ある意味レベル高いのではないでしょうか?これからどんどん上演されるべき大傑作だとこの1枚で否応なく感じされられます。

giogio さん | napoli | 不明

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