CD 輸入盤

交響曲第0番(ノーヴァク版) マルクス・ポシュナー&リンツ・ブルックナー管弦楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
C8082
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ポシュナー&リンツ・ブルックナー管弦楽団/ブルックナー:交響曲第0番

2024年はブルックナーの生誕200年。これを記念してブルックナーのすべての交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画「#bruckner2024」の第3弾の登場です。
 今回は通称「第0番」と呼ばれる交響曲ニ短調が取り上げられています。この曲は第1番より後の1869年頃に完成されましたが、1895年にブルックナーが自作を整理した際に「Die Nullte(無効)」と書き込んで番号を与えませんでした。しかしブルックナーは楽譜を処分することなく残します。ブルックナー学者のホークショーは原盤解説書で「ブルックナーはこの作品の価値判断を後世に委ねたのではないか」と書いています。実際この曲は初期作品ながらブルックナーらしい構成を備え、金管の強奏や木管の印象的なソロ、コラール風の旋律や民俗舞曲風のリズムなど、彼の交響曲の特色を多く持っています。
 ポシュナーは今回も速めのテンポを基調としつつ、緩急・強弱の幅を大きく取りメリハリのある音楽に仕上げています。 様々な旋律が交錯する第1楽章、アダージョではなくアンダンテの美感を備えた第2楽章、力強く重厚なスケルツォと思い切りテンポを落とした幻想的なトリオの対比が印象に残る第3楽章、そして劇的で雄大な最終楽章と聴きどころも満載。使用楽譜はノーヴァク版ですが、今回も演奏に際しては緻密な読み直しが行われたことが推察されます。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第0番ニ短調 WAB100『Die Nullte』(ノーヴァク版)


 I. Allegro(13:55)
 II. Andante(11:48)
 III. Scherzo. Presto, Trio: Langsamer und ruhiger(8:10)
 IV. Finale. Moderato(10:36)

 リンツ・ブルックナー管弦楽団
 マルクス・ポシュナー(指揮)

 録音時期:2021年2月22-24日
 録音場所:オーストリア、リンツ・ミュージックシアター、リハーサル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


【#bruckner2024について】
ウィーンを拠点とするレーベル「Capriccio」がブルックナー研究の第一人者でイェール音楽大学院のポール・ホークショーの監修の下、ブルックナーの全交響曲のすべての稿を録音するというプロジェクトです。少なからぬ曲で目下刊行が進んでいる新ブルックナー全集の楽譜を使う計画で、指揮者には全曲を通じてマルクス・ポシュナーを、オーケストラはポシュナーの手兵リンツ・ブルックナー管弦楽団を主体にウィーン放送交響楽団も起用。ブルックナー生誕200周年の2024年にシリーズ完結に向けて、今後は22年5月に第4番1878/80年稿(新全集Korstvedt NBG III/1: 4/2)が予定されています。 ブルックナー・ファンにとっては目と耳の離せないシリーズです。(輸入元情報)

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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