CD

ブラームス:交響曲第4番、ドイツ・レクィエム、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 カール・シューリヒト&フランス国立放送管弦楽団(2CD)(日本語解説付)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC6827
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


フランスでも人気だったシューリヒト。シャンゼリゼ劇場でのライヴ集

カール・シューリヒト[1880-1967]は1949年から1965年にかけてしばしばフランスでも演奏していました。1956〜58年のEMI録音によるパリ音楽院管弦楽団を指揮してのベートーヴェンの交響曲は、ドイツの指揮者がフランスのオーケストラを指揮して完成させた初のベートーヴェンの交響曲全集(ドイツ以外の国々では高く評価)ということで、歴史に名を残しフランスでも尊敬されていたドイツ指揮者として「tahra」はシューリヒトの音源も多く発売しておりました。

オーケストラからピアニストのアルバムまで、多種多彩なヒストリカル音源の発掘で親しまれた「tahra」。ルネ・トレミーヌ[1944-2014)が、公私にわたるパートナーのミリアム・シェルヘン(ヘルマン・シェルヘンの娘)とともに運営したヒストリカル・レーベルでしたが、トレミーヌの死去にともない活動を休止。しかし、その豊富な音源は今もなお愛されています。「Tahra」の名盤16選を、オリジナル・ブックレット解説の翻訳つきで国内盤仕様で発売いたします。

歌詞訳はついておりません。また、オリジナル・ブックレットにも歌詞の掲載はありません。(販売元情報)

【収録情報】
Disc1
1. ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45
[66:44]

Disc2
2. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37

 第1楽章 アレグロ [16:39]
 第2楽章 ラルゴ [10:12]
 第3楽章 ロンド [9:02]

3. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ [11:20]
 第2楽章 アンダンテ・モンデラート [10:18]
 第3楽章 アレグロ・ジョコーゾ、ポコ・メノ・プレスト [6:03]
 第4楽章 アレグロ・エネルジコ・エ・アッパッショナート、ピウ・アレグロ [10:30]

 エルフリーデ・トレッチェル(ソプラノ:1)
 ハインツ・レーフス(バス:1)
 クラウディオ・アラウ(ピアノ:2)
 フランス国立放送合唱団(1)
 フランス国立放送管弦楽団
 カール・シューリヒト
(指揮)

 録音時期:1955年2月10日(1)、1959年3月24日(2,3)
 録音場所:パリ、シャンゼリゼ劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 原盤:TAH678
 輸入盤・日本語帯・解説付き

内容詳細

シューリヒトは1949年から65年にかけてしばしばフランスで指揮をし、人気を博していた。これは、そんな時期のライヴ録音だ。特にブラームスのドイツ・レクイエムは聴き応え十分。ピアノ協奏曲はアラウとの共演だ。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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シューリヒトは、数年前まではブルックナー...

投稿日:2010/03/24 (水)

シューリヒトは、数年前まではブルックナーの交響曲やブラームスの交響曲などのスタジオ録音などによって、颯爽としたインテンポを基調とする指揮者だというイメージがあったが、最近アルトゥスレーベルなどが数々のライブ録音を発売したこともあって、劇的な演奏やロマン的な情緒を全面に打ち出した演奏をも繰り広げたりするなど、決して一筋縄ではいかない指揮者であることがわかってきた。本盤も、シューリヒトの一筋縄ではいかない多彩な芸術を味わうことができるCDであると言える。ドイツ・レクイエムは、本盤におさめられた楽曲の中では録音年代が最も古く、特に合唱に濁りが見られる点が大変残念である。基本的な解釈は、数年前に発売されたシュトゥットガルト放送交響楽団との59年盤(ヘンスラー)に酷似しているが、第6楽章の劇的な表現は、シューリヒトの温厚な紳士というイメージを覆すのに十分な激しさだ。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3は、録音が59年と比較的新しいだけに録音は鮮明。ここでのシューリヒトは、いかにもドイツ正統派の巨匠と言った趣きの堂々たるインテンポによる演奏を基調しており、若き日のアラウのピアノをしっかりとサポートしていると言える。アラウのピアノは、後年の演奏を彷彿とさせるような堂々たるピアニズムが素晴らしい。ブラームスの第4は、シューリヒト得意の曲であるが、後年の演奏(ウィーン・フィルやバイエルン放送交響楽団)と比較して、かなりドラマティックなものとなっている。特に、終楽章のパッサカリアは、各変奏毎の描き分けを大胆に行っており、終結部の猛烈なアッチェレランドは、後年のスタジオ録音には見られないシューリヒトの内なるパッションの爆発を垣間見ることが出来て実に感動的だ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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