歌劇『ロスチャイルドのヴァイオリン』、他　ペトレンコ＆ロイヤル・リヴァプール・フィル、他（２ＣＤ）

フレーイシュマン：『ロスチャイルドのヴァイオリン』（２ＣＤ）

ショスタコーヴィチやR.シュトラウスなど質の高い演奏を発表してきたロイヤル・リヴァプール・フィル。ジェラード・シュウォーツの後任として2006年9月から主席指揮者に就任したワシーリー・ペトレンコとのリリース第1弾はショスタコーヴィチと弟子であるフレーイシュマンの舞台作品集が登場。
　将来を嘱望されながらも第二次世界大戦で若くして命を落としてしまったフレーイシュマン。そのため未完となってしまった歌劇『ロスチャイルドのヴァイオリン』は、師であるショスタコーヴィチによって補筆完成が行われた作品であり、録音も非常に珍しいものです。
　併録されたショスタコーヴィチの『賭博者』は、交響曲第7番『レニングラード』と同時期に着手され作品63として構想が行われながらも未完に終わったオペラ。ショスタコ＆ロシア音楽ファン要注目の意欲作！　2006年9月27日のライヴ録音。（東京エムプラス）

・フレーイシュマン：歌劇『ロスチャイルドのヴァイオリン』
・ショスタコーヴィチ：歌劇『賭博者』
　ローマン・アスターホフ（バス）
　ペテル・ダナイロフ（バリトン）
　エレーナ・ガボウリ（メゾ・ソプラノ）
　ヤツェク・ヤニスツェフスキ（バス）
　アンドリス・ラパン（テノール）
　ミハル・レホツキ（テノール）
　ピオトル・ノワツキ（バス）
　ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団
　ワシーリー・ペトレンコ（指揮）
　録音：2006年9月27日（ライヴ）