ピーター・S・グッドマン

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ダボスマン 世界経済をぶち壊した億万長者たち

ピーター・S・グッドマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784596708328
ISBN 10 : 4596708320
フォーマット
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
488p;21

内容詳細

「ダボスマン」=スイスのダボスで例年行われる世界経済フォーラム総会(通称ダボス会議)に集う、名だたる億万長者たちの呼称。ダボスマンは、世界各地の租税回避地に約7兆6000億ドルを秘蔵しており、これは全世界の家計収入総額の8%に達する。その大半は未申告で、各国税務当局の手が及ばない。パンデミック後の新しい時代に得るべき知見が満載の経済ノンフィクション!

目次 : プロローグ ダボスマンが世界のルールを作る/ 第1部 地球規模の略奪者(ダボスマンとその生息地/ グローバル化に毒を盛ったダボスマン/ ダボスマンの先祖たち ほか)/ 第2部 パンデミックでも勝ち組(ダボスマンは医療もぶち壊す/ ダボスマンは非常事態を見過ごさない/ 年金を食い物にしたダボスマン ほか)/ 第3部 歴史を再起動するとき(バイデン、ダボスマンの地位をリセットする/ ダボスマンをバイパスする方法/ ベーシックインカムはダボスマンを駆逐するか ほか)/ ダボスの魔法が解けた世界へ

【著者紹介】
ピーター・S.グッドマン : ニューヨーク・タイムズ紙のグローバル経済担当記者。ワシントン・ポスト紙でテクノロジー担当記者、アジア経済特派員・上海支局長として活躍後、ニューヨーク・タイムズに移籍。世界金融危機に関する報道でリーダーシップを執り、そのシリーズ記事がピュリッツァー賞の最終選考に選ばれた。ジェラルド・ローブ賞をはじめ数々の受賞歴を誇る。リード大学卒業、カリフォルニア大学バークレー校でベトナム史の修士号取得

梅原季哉 : ジャーナリスト。朝日新聞に2021年まで在籍し、ブリュッセル、ウィーン、ワシントン特派員などとして主に国際報道に携わる。2016年にはロンドンのヨーロッパ総局長として、ブレグジット国民投票の取材を現地で統括した。国際基督教大学(ICU)卒業、キングス・カレッジ・ロンドンで修士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てつJapan さん

    【良かった】本書を信じるとして、 ● ダボスマン=賢人の集団、と思っていた認識を改めさせた書。 ● 慈善事業等で存在案を示す彼らですが、租税回避やロビー活動によるそれ以上のえぐい富の貯え方の数々。 ● 民主主義が対ダボスマンの、地道ですが1つの対抗策。ベーシックインカムも。 ● 章を進めるに従い、結構なボリュームの調査・取材の裏付けにより書かれたのがわかる本。 ● 欧米が主な舞台ですが、日本にもダボスマンの望む世界の気配が感じられるため、読んでおいたほうがいい本。

  • 星落秋風五丈原 さん

    ダボスマンって何だかヒーローっぽいネーミングだが内幕は全然違う。

  • はやたろう さん

    世界経済フォーラム、ダボス会議に集う億万長者(ダボスマン)たちの生態とその悪事を糾弾する。著者の言うことを鵜のみにするしかないが、悲しい事実。ダボス会議は、世界の問題を世界経済に影響力を持つ人が集まって、それを解決していくものと認識していただけに、それはあくまでも、世間に対しての、自分たちは世界のためにこんなことをしているというポーズというだけで、我欲のために集まっているのだと。自分の財を守り、増やすためにあらゆるロビー活動で、それを阻もうとする法規制を捻じ曲げていくのだと。怒りと悲しみで絶望した。

  • DEE さん

    ダボスマンとは世界経済フォーラム総会(ダボス会議)に出席する超富裕層たちの呼び名。表向きは世界経済の発展がその主旨だが、実情は政策を変えさせてまでも自分達に富を集中させ、税から逃れ、さらにはパンデミック時においても容赦なく搾取し利益を積み重ねる。読んでいて暗澹たる気持ちになるのはもちろん、あまりにも規模が大きすぎてピンとこない部分さえある。今の格差はダボスマンたちによって作られた不当な格差という面もかなり大きい。とても読み応えのあるドキュメント。

  • モーモー さん

    アメリカ型の資本主義が進むと、強いものがより強くなってしまう世界。 政府が不平等をなくすために分配をする必要があるが、現実は弱いものに負担させ、強いものがより強くなるための法律をつくっている。 このままではどんどん生きづらい世の中になってしまいますね バイデンがやっていることは正しいよ!民主党、頑張れ!

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