CD 輸入盤

ウィリアム・カペル〜ラスト・レコーディング(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
82876685602
組み枚数
:
2
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ウィリアム・カペル〜ラスト・レコーディング
〜オーストラリア放送録音集 1953

カペルが、事故死直前に残した最後の演奏!

アメリカの生んだヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして将来を嘱望されながら、不慮の飛行機事故で31歳の若さで亡くなったウィリアム・カペル。彼がRCAに残した全録音は、未発表テイクやライヴ音源などとともに、1998年に発売されたCD9枚組の『ウィリアム・カペル・エディション』に収録されていましたが、当アルバムはそこには含まれていなかったライヴ音源を集めたもの。
 内容は、カペルが1953年7月から10月にかけてオーストラリアで行なった演奏会の放送録音というもので、一部VAIレーベルなどでCD化されていたものの、5曲は今回が世界初登場となる貴重な音源。カペルは、このオーストラリア・ツアーのあとサンフランシスコへの帰途、飛行機事故で亡くなったので、文字通り彼の最後の演奏ということになります。デジパック仕様。全て、モノラル録音です。なお、放送音源テープの一部に不備があるため、*印曲の一部の楽章が、RCA及びフリック・コレクションの音源に差し代わっております。また、**は、初出となります。

・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
 バーナード・ハインズ(指揮)
 ヴィクトリア交響楽団
 1953年10月1日メルボルン・タウン・ホール

・J.S.バッハ:組曲イ短調 BWV.818
 1953年7月21日 メルボルン・タウン・ホール
 1947年1月7日 ニューヨークRCAスタジオ2*

・ムソルグスキー:『展覧会の絵』
 1953年7月21日メルボルン・タウン・ホール
 1953年4月1日 フリック・コレクション*

・イギリス国歌『神よ女王陛下を守り給え』
 1953年7月25日 メルボルン・タウン・ホール**

・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K.570
 1953年7月25日 メルボルン・タウン・ホール**

・ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』
 1953年7月28日 メルボルン・タウン・ホール

・ショパン:舟歌 Op.60
 1953年7月28日 メルボルン・タウン・ホール**

・ショパン:夜想曲 Op.55-2
 1953年7月28日 メルボルン・タウン・ホール

・ショパン:スケルツォ第1番Op.20
 1953年7月28日 メルボルン・タウン・ホール**

・プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番
 1953年7月25日 メルボルン・タウン・ホール**

 以上、ウィリアム・カペル(P)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Kapell Last Recordings-rachmaninov, Mussorgsky, Etc

ディスク   2

  • 01. Kapell Last Recordings-rachmaninov, Mussorgsky, Etc

ユーザーレビュー

総合評価

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音の悪さを言ってしまえば誰にでも勧められ...

投稿日:2010/01/11 (月)

音の悪さを言ってしまえば誰にでも勧められるCDではないのだろうが、カペル・ファンにとっては涙ものと言えるだろう。録音は悪くとも、深く、たっぷりしたピアノの響きは十分感じ取ることができる。例えば、ショパンの「舟歌」の最初の一音を聴いてみると良い。「鋭い刃物のような切れ味」とはまさに対極にある暖かさ、ふくよかさが感じられる。大きく立派な装置で聴くよりも、小さなラジカセなどで、当時放送されたであろう「ラジオ」を聴いているようなつもりになると、また別の味わいがあるというものだ。

ひろととろ さん | 神奈川県 | 不明

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