バルビローリ、ジョン(1899-1970)

バルビローリ、ジョン(1899-1970) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

8件
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  • リマスターの効果は顕著です。まだマーラーとシベリウ...

    投稿日:2020/07/11

    リマスターの効果は顕著です。まだマーラーとシベリウス、その他エルガーぐらいしか聴いておりませんが、むかしから慣れ親しんだバルビ先生のベルリン・フィルとの共演の有名な第九番を聴けば既出のCDと音質の比較は容易です。まず音が鮮明で輪郭が明確になったこと。これまで第九はつい先だってリリースのグランドスラム復刻が出るまで、随分古めかしい靄の掛かったようなもどかしさを感じる音ばかり聴かされていました。SACDは雰囲気のある音でしたが、鮮明さは今一歩。今回リマスターは成功でしょう。これで一枚あたり150円もしない価格ですから、これはコスパがいいと思います。半面、どうしてもソニーのボックスもの、ワルター、セル、ブーレーズ、グールド、メータ諸先生の、上蓋を外せば曲目が一目瞭然だし、ライナーノートは小さいながらもハードカバーの立派な本であったりする既出ボックスと比べると、どうにも商品として実に無造作な作りで(ある程度予想どおりでしたが)こちらのワーナーのボックスは109枚のCDを本当に箱に放り込んでいるだけの仕様。内容が素晴らしいんだから、もう少しバルビ先生に敬意を払ってくださいよ、と言いたくなります。

    John Cleese さん

    16
  • ダブリがけっこうありましたが、思い切って購入しまし...

    投稿日:2021/03/01

    ダブリがけっこうありましたが、思い切って購入しました。音が鮮明になっていました。なかなか入手しづらい録音もあり、資料的価値もあると思います。

    ノエル さん

    6
  • ワーナーさん、素晴らしい企画をありがとうございます...

    投稿日:2021/07/28

    ワーナーさん、素晴らしい企画をありがとうございます。結構ダブっていて、多くの所持盤を友人に譲りました。その一方で、お気に入り盤はハイレゾダウンロードでも重複購入を続けています。どれもが高水準です。ジャケットも優れもの。2回目のザ・グレート(単品未発売)に至っては、飛び切りの名演と思います。年譜を読むと、彼のNY時代は低評価でなくて、実は大活躍だった様子。当時の米国の国粋主義旋風に弾かれて離任帰国したというのが実情とか。帰国後の職場について、ビーチャムの影響力の圏外という理由でマンチェスターを選択したということも初めて知りました。現在バルビー伝記の読破にチャレンジ中です。

    Muumin さん |60代

    4
  • この人はなぜNYで正当に評価されなかったのだろう。若...

    投稿日:2021/06/30

    この人はなぜNYで正当に評価されなかったのだろう。若い頃からきちんとした音楽づくりをしている。特に、クレンペラーが「理解不能」として録音しなかったマーラーの六番をクレンペラーばりの演奏で残してくれたことに感謝。また黒人歌手では例外的にリリックなラファイエットを知る事ができたのも収穫でした。

    コダマ党 さん |60代

    3
  • VPOの木管がこんなに鮮明に聴こえることにまず驚き。...

    投稿日:2021/02/15

    VPOの木管がこんなに鮮明に聴こえることにまず驚き。やはりすばらしいブラームス。ハイドン変奏曲もあらためて感心しました。シベリウスもEMIの録音のキンキンする感じが薄れる一方、鮮明さは増している。心穏やかになります。BPOとのマーラーも十分に改善されているが、コロナ下で聴きとおすのが少しシンドイ。ヴェルレクと蝶々夫人は大好きな愛聴盤で、最後に聴こうかと温存中。しばらくは楽しみな時間が続きます。

    サラリーマン さん

    3
  • このボックスは、イギリスの指揮者ジョン・バルビロー...

    投稿日:2023/06/05

    このボックスは、イギリスの指揮者ジョン・バルビローリがパイ・レーベルとEMIレーベルに残した録音を全て収録したという画期的なボックスである。 バルビローリは旧EMI系列の看板として大量に録音を残していてこのボックスでは1928年頃のSP録音から最後の録音までをCD延べ109枚に収めたもの(但し2枚はリハーサルと関係者によるドキュメンタリーで実質107枚組) これだけ大量の録音が纏めてリリースされるのは多分初で、非常に貴重なボックス。 バルビローリといえばハレ管弦楽団と手を組み、イギリス音楽の演奏を残して評価は高かったが、北欧の作曲家の作品やドイツの作曲家の作品にも良い演奏が多い。 また意外だがウィンナ・ミュージックも良く、独特の打楽器が活躍するラデッキー行進曲やご機嫌なスーザなど聴きどころたくさん。 協奏曲やオペラでは時に伴奏だけではなく、バルビローリらしい温かみのある音楽が聴こえてくる。 選曲面ではSP時代から1950年代のモノラルあたりの録音が面白い。 マイナーな作曲家による作品やのちステレオ時代には録音がない作品があったりと、この時代ならではの作品がある他、バルビローリ自身若いからか演奏にも活気があるように思う。 CDはボックスものによくある厚紙でできたケースに入れられています。 大手のレーベルにしては珍しく、CD中何枚か、読み込みエラーが出るCDがあり(毎回ではないですが)このあたりは残念。 録音と復刻は年代を考えるとなかなか良好なもの。 値段は高いが、何か1つでも惹かれるものがあれば購入しても良いと思う。

    レインボー さん

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  • バルビローリのキャリアで、ある意味「黒歴史」なのが...

    投稿日:2021/06/26

    バルビローリのキャリアで、ある意味「黒歴史」なのが、トスカニーニの後任として音楽監督に就任したニューヨーク・フィル時代であることはよく知られている。その理由を、前任があまりに偉大過ぎた、トスカニーニの後任として声をかけたけど断られたフルトヴェングラーより、バルビローリが若くまだ小物だったから…などと早合点する向きには、ぜひ購入いただきたいBOXである。一般的には、トスカニーニ以降、1950年代に入ってバーンスタインが楽団史上初のアメリカ人指揮者として就任するまでは、パッとしないイメージがあるが、本バルビローリBOXや、その後にリリースされたバルビローリの後任のロジンスキBOXを改めて聴いてみると、違う評価になるのではないか(その一方で、40〜50年代のワルターとの録音が日本ではそれなりに高評価なのは同じオケなのに謎である)。オケのレベルは、トスカニーニ時代を引き継いでいて、演奏水準も当時としてはもの凄く高い。バルビローリのニューヨーク時代が不幸なことに「黒歴史」化したのは、よりにもよってトスカニーニがニューヨークに呼び戻され、彼のために新設されたNBC交響楽団を率い、かつ積極的に録音を始めてしまったからである。などという前口上はさておき、このBOXリリースのきっかけとなった、ニューヨーク・フィル175年BOXで評価されたSP期のリマスター技術は、本BOXでも活かされており、SP期の復刻としては非常にクリアな仕上り。Duttonで復刻済の音源も一部含まれているが、マスター音源を使っているだけあって段違いの音質である。後年の録音でも評価を得た、シベリウスやブラームスの交響曲などが若い解釈で聴けるのも魅力だし、リリース時の売り文句の通り、その後、録音しなかった曲も含まれているのも実に魅力。繰り返すが演奏はどれも高水準である。個人的には、自身編曲で十八番だった「エリザベス朝組曲」の編曲後間もない時期の録音が聴けるのが◎。このBOXリリースの数か月後に、109枚組にも及ぶワーナー録音全集がリリースされたが、そちらの録音空白を埋めるのがこのBOXでもある。この手のBOXの廃盤は実に早い。バルビローリが好きな方は入手可能なうちにいかがだろうか。

    Saiseiji さん

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  • ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団による演奏で...

    投稿日:2022/12/01

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団による演奏で収録された音源を復刻したもので、ヴォーン=ウィリアムズの『ロンドン交響楽曲(交響曲第2番)』『交響曲第8番』を収録したものです。 本CDはテイチク・レコードが平成初期に発売した、巨匠バルビローリの遺産というシリーズのひとつ。 イギリス音楽は得意で、特に第8番はバルビローリの演奏で初演されたこともあり、この演奏は現在でも定評のある演奏です。 しかし、現在は他に良質な復刻が多数出回っているので、この盤の価値も大きく下がってしまったでしょうか。 安く買えるなら買ってみても良いかもしれません。

    レインボー さん

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