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バルビローリ、ジョン(1899-1970)

CD ジョン・バルビローリ/ワーナー録音全集(109CD)

ジョン・バルビローリ/ワーナー録音全集(109CD)

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2023年06月05日

    このボックスは、イギリスの指揮者ジョン・バルビローリがパイ・レーベルとEMIレーベルに残した録音を全て収録したという画期的なボックスである。 バルビローリは旧EMI系列の看板として大量に録音を残していてこのボックスでは1928年頃のSP録音から最後の録音までをCD延べ109枚に収めたもの(但し2枚はリハーサルと関係者によるドキュメンタリーで実質107枚組) これだけ大量の録音が纏めてリリースされるのは多分初で、非常に貴重なボックス。 バルビローリといえばハレ管弦楽団と手を組み、イギリス音楽の演奏を残して評価は高かったが、北欧の作曲家の作品やドイツの作曲家の作品にも良い演奏が多い。 また意外だがウィンナ・ミュージックも良く、独特の打楽器が活躍するラデッキー行進曲やご機嫌なスーザなど聴きどころたくさん。 協奏曲やオペラでは時に伴奏だけではなく、バルビローリらしい温かみのある音楽が聴こえてくる。 選曲面ではSP時代から1950年代のモノラルあたりの録音が面白い。 マイナーな作曲家による作品やのちステレオ時代には録音がない作品があったりと、この時代ならではの作品がある他、バルビローリ自身若いからか演奏にも活気があるように思う。 CDはボックスものによくある厚紙でできたケースに入れられています。 大手のレーベルにしては珍しく、CD中何枚か、読み込みエラーが出るCDがあり(毎回ではないですが)このあたりは残念。 録音と復刻は年代を考えるとなかなか良好なもの。 値段は高いが、何か1つでも惹かれるものがあれば購入しても良いと思う。

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    Muumin  |  兵庫県  |  不明  |  2021年07月28日

    ワーナーさん、素晴らしい企画をありがとうございます。結構ダブっていて、多くの所持盤を友人に譲りました。その一方で、お気に入り盤はハイレゾダウンロードでも重複購入を続けています。どれもが高水準です。ジャケットも優れもの。2回目のザ・グレート(単品未発売)に至っては、飛び切りの名演と思います。年譜を読むと、彼のNY時代は低評価でなくて、実は大活躍だった様子。当時の米国の国粋主義旋風に弾かれて離任帰国したというのが実情とか。帰国後の職場について、ビーチャムの影響力の圏外という理由でマンチェスターを選択したということも初めて知りました。現在バルビー伝記の読破にチャレンジ中です。

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    コダマ党  |  大阪府  |  不明  |  2021年06月30日

    この人はなぜNYで正当に評価されなかったのだろう。若い頃からきちんとした音楽づくりをしている。特に、クレンペラーが「理解不能」として録音しなかったマーラーの六番をクレンペラーばりの演奏で残してくれたことに感謝。また黒人歌手では例外的にリリックなラファイエットを知る事ができたのも収穫でした。

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  • ★★★★★ 

    ノエル  |  青森県  |  不明  |  2021年03月01日

    ダブリがけっこうありましたが、思い切って購入しました。音が鮮明になっていました。なかなか入手しづらい録音もあり、資料的価値もあると思います。

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  • ★★★★★ 

    サラリーマン  |  東京都  |  不明  |  2021年02月15日

    VPOの木管がこんなに鮮明に聴こえることにまず驚き。やはりすばらしいブラームス。ハイドン変奏曲もあらためて感心しました。シベリウスもEMIの録音のキンキンする感じが薄れる一方、鮮明さは増している。心穏やかになります。BPOとのマーラーも十分に改善されているが、コロナ下で聴きとおすのが少しシンドイ。ヴェルレクと蝶々夫人は大好きな愛聴盤で、最後に聴こうかと温存中。しばらくは楽しみな時間が続きます。

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    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2020年07月11日

    リマスターの効果は顕著です。まだマーラーとシベリウス、その他エルガーぐらいしか聴いておりませんが、むかしから慣れ親しんだバルビ先生のベルリン・フィルとの共演の有名な第九番を聴けば既出のCDと音質の比較は容易です。まず音が鮮明で輪郭が明確になったこと。これまで第九はつい先だってリリースのグランドスラム復刻が出るまで、随分古めかしい靄の掛かったようなもどかしさを感じる音ばかり聴かされていました。SACDは雰囲気のある音でしたが、鮮明さは今一歩。今回リマスターは成功でしょう。これで一枚あたり150円もしない価格ですから、これはコスパがいいと思います。半面、どうしてもソニーのボックスもの、ワルター、セル、ブーレーズ、グールド、メータ諸先生の、上蓋を外せば曲目が一目瞭然だし、ライナーノートは小さいながらもハードカバーの立派な本であったりする既出ボックスと比べると、どうにも商品として実に無造作な作りで(ある程度予想どおりでしたが)こちらのワーナーのボックスは109枚のCDを本当に箱に放り込んでいるだけの仕様。内容が素晴らしいんだから、もう少しバルビ先生に敬意を払ってくださいよ、と言いたくなります。

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