CD

弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽、他 ライナー&シカゴ交響楽団(XRCD)

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JMCXR0012
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
Xrcd

商品説明

ライナー&シカゴ交響楽団 / バルトーク:弦チェレ(XRCD)

よみがえる音と感動!
最新鋭のマスタリングシステムによりBMG秘蔵の歴史的オリジナル3ch音源をビクターの超高音質CD,xrcd2で完全復刻。

バルトーク:
・弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106
・5つのハンガリー・スケッチ Sz.97
 シカゴ交響楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)
 録音:1958年12月 シカゴ、オーケストラ・ホール(ステレオ)



JMCXR-0012
Bela Bartok
MUSIC FOR STRINGS,PERCUSSION
AND CELESTA,Sz.106
1 Andante tranquillo 7:04
2 Allegro 6:57
3 Adagio 6:58
4 Alegro molto 6:43
Bela Bartok
HUNGARIAN SKETCHES,Sz.97
5 An Evening in the Village 2:42
6 Bear Dance 1:38
7 Melody 2:42
8 Slighty Tipsy 2:12
9 Swineherd's Dance 1:57

Chicago Symphony Orchestra
Fritz Reiner, conductor
Recorded : December 28 and 29, 1958, at Orchestra Hall, Chicago
Produced by Richard Mohr
Recording Engineer : Lewis Layton
First Release : LSC/LM-2374 (March 1960)
Matrix Number : K2RY-0021/0022
xrcd-Remasterd : JVC Mastering center,YOKOHAMA
Mastering Engineer : Hiromichi Takiguchi (JVC)
Under Supervision : Kazuie Sugimoto (JVC)
Art Direction : Kazuhiko Takahashi (JVC)
Artist Photo : BMG Classics

Special Thanks to
Jon Samuels (Producer, BMG Classics N.Y.)
Robert Gordon (Director of Studio Oparation, BMG Classics N.Y.)
Dennis Ferrante (BMG Engineer, BMG Classics N.Y.)
Ryusuke Kozawa(BMG FUNHOUSE)



ユーザーレビュー

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本盤におさめられた弦楽器、打楽器とチェレ...

投稿日:2011/05/22 (日)

本盤におさめられた弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽は、正に強烈無比な演奏と言える。本演奏でのライナーのアプローチは、やや早めのテンポで曲想を描き出しているが、全体として引き締まった音楽が特徴であり、飾り気がいささかもないいわば辛口の演奏で一貫しているとさえ言える。そして、演奏全体に漲っている気迫や張り詰めた緊迫感には尋常ならざるものがあると言えるところであり、我々聴き手も本演奏の始まりから終わりまで手に汗握るような緊張感を強いられるほどだ。もっとも、このように強烈無比な演奏とは言っても、決していわゆる血も涙もない演奏には陥っていない。一聴すると素っ気ない表情の各フレーズの端々から聴き取ることが可能な奥深い情感は、抗し難い魅力に満ち溢れていると言えるところである。古今東西の指揮者による同曲の演奏の中でも、これほどまでに楽曲の心眼に鋭く踏み込んだ彫の深い演奏を行ったものは、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1965年)以外には類例を見ないところであり、ムラヴィンスキー盤の音質がいささか良好とは言い難いことを考慮に入れると、本演奏こそは、同曲のあらゆる名演に冠絶する至高の超名演との評価をするのにいささかも躊躇するものではない。ライナーによる確かな統率の下、素晴らしい演奏を成し遂げたシカゴ交響楽団による超絶的な技量も、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。併録の5つのハンガリー・スケッチは、民謡の採取に生涯をかけたバルトークならではの比較的親しみやすい民族色溢れる名作であるが、ここでは、ライナー&シカゴ交響楽団が弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽とは別人のような温もりのある演奏を繰り広げているのが素晴らしい。これだけの超名演だけに、これまでSACD化やXRCD化など高音質化への取組がなされているが、私としてはXRCD盤、それも数年前に発売されたSHM−CD仕様によるXRCD盤の方をより上位に置きたいと考える。今から50年以上も前のスタジオ録音であるが、SHM−CD&XRCD化によってきわめて鮮明な音質に蘇ったところである。現在ではSHM−CD&XRCD盤は廃盤ではあるが、ライナーによる超名演でもあり、今後再発売をしていただくことをこの場を借りて大いに望んでおきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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LPの時、ピックアップ針を落としやがて聞こ...

投稿日:2011/03/08 (火)

LPの時、ピックアップ針を落としやがて聞こえて来るバルトークの世界、流石打楽器演奏の経験者ライナー・・・、これだけの緊張感をもって聴く者を覚悟させる演奏には出会ったことがありませんでした。他の指揮者による同曲はライナーインパクトの為鼻から受付けすらしなかったのが我が実情です。たヾCDになってからはこの緊張感はプレイヤーの機械的操作にまぎれトーンダウンしてしまったのも事実であります。演奏本質は変わらないので生を含めての媒体次第のところが評価を左右しますがライナーの厳しい職人魂を反映した同国系演奏として納得してしまいます。1958年録音でありますからライナー丁度70歳、指揮者としてはまだ高齢という程ではなく写真などで見る鋭い眼光で否が応でも緊迫したレコーディング(演奏タイム@7’04A6’57B6’56C6’43)だったのではと推察されます。特にある非情さでもってコンパクトな前半二つの楽章が印象的で他の演奏では聴けません、何回も意匠変更され通常これも名演の「オーケストラの為の協奏曲」とのカップリング盤が多かったものです。五つのハンガリー・スケッチも1958年録音でその内容は、村での夕べ(2’42)、熊踊り (1’38)、メロディ (2’03)、ほろ酔い加減 (2’12)、豚飼いの踊り (1’57) の五曲です。あまり私は他の演奏を聴いた事がありませんが何れも小品ながらよりローカル色豊かな弾き締まった曲であり演奏であります。なお、本盤HMVレビューでも各楽章、各曲の演奏時間が注記されており私がかねてよりレビューでタイムをメモしていた方向性が見られたのが嬉しいですね、それも含めて最高ランクに・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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通常盤とは相当違います。ピシッと定位が決...

投稿日:2007/06/23 (土)

通常盤とは相当違います。ピシッと定位が決まりトランジェントが良いのでしょう。直接音と間接音が区別出来るのでこの曲にはXRCDの効果大。SACDのCDトラックにもXRCDの圧勝です。(SACDプレーヤは持っていないため)メーカさん、ハイフェッツのブルッフ、ブラームスとモノラルで構わないのでツィゴイネルワイゼン出してください。ホント、シベリウスの協奏曲はショックでした。それとアッカルドのチャイコフスキー、パガニーニ協奏曲。この二つLP以外は全く駄目。お願いします。

Gunslinger さん | 大阪 | 不明

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バルトーク (1881-1945)

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