SACD

管弦楽組曲全曲 オットー・クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2SACD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS13544
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

バッハ:管弦楽組曲全曲(2SACD)
オットー・クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団


音楽そのものを語らせる清冽に整然と奏でる巨匠のバッハ。(メーカー資料より)

【収録情報】
Disc1

J.S.バッハ:
● 管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066
● 管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067

Disc2
● 管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
● 管弦楽組曲第4番ニ長調 BWV.1069

 ガレス・モリス(フルート:第2番)
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1969年9月、10月
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 Producer: Suvi Raj Grubb
 Balance Engineer: Robert Gooch

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

【レジェンダリー シリーズ】
・アナログ録音の超名盤をSACDハイブリッド化発売。
・海外スタジオ(アビー・ロード・スタジオ他)にて、オリジナル・アナログ・マスター・テープ及びSP盤より新規にリマスター、オーサリング。
・オリジナル・カヴァー・デザインを使用。(メーカー資料より)

内容詳細

オットー・クレンペラーがニュー・フィルハーモニア管弦楽団と1969年に録音したJ.S.バッハの管弦楽組曲(全4曲)。まるで音楽そのものに語らせるような演奏は、清冽にして整然。巨匠クレンペラーらしいバッハを聴かせてくれる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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第一番の冒頭からそのテンポとスケール感に...

投稿日:2016/06/11 (土)

第一番の冒頭からそのテンポとスケール感に圧倒されますが、聴きすすむにつれ完全にバッハの世界に入り込んでいる自分に気づきます。この管弦楽の基礎となっている対位法の構築が当たり前のようにしかしこれほど明確に大伽藍をみるかのように表現されていることに深く感銘します。クレンペラー自身はバッハの管弦楽はできるだけ小編成で当時のスタイルで演奏する方が良いと語っていたとのこと。現代のバッハ演奏を聴いたらどう言うかしら。

fuka さん | 東京都 | 不明

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我々の世代にとって例えばこのバッハ管弦楽...

投稿日:2013/03/30 (土)

我々の世代にとって例えばこのバッハ管弦楽組曲が時代考証等研究結果なのか古楽器やら古奏法で尤もらしく軽妙トレンドで演奏されている中でリステンバルト、ミュンヒンガー、レーデル、パイヤール、リヒター等率いるかつての室内管弦楽団による演奏の他に本盤の様なシンフォニー指揮者?によるフルオーケストラの演奏は大変懐かしいヒストリカルというのに止まらず「芸術性感動」といった観点から評価が見直されて欲しいもので既にある皆さんのレビューに大いに肯けるものであります。この管弦楽組曲はクレンペラーが84歳の1969年にNPHOを振って収録されたもの・・・第1番(7曲トータルタイム27’55)、第2番(7曲同25’04)、第3番(5曲同26’20)、第4番(5曲同25’34)・・・で古臭く大層なと片付けるより悠然と各曲一音一音踏みしめる様にじっくりと重厚な演奏に気持が展開します。クレンペラー晩年の特徴的な演奏なのでしょうか・・・身近な言葉で表せば昨今のチャチな演奏と異なり実にスケール大きい音楽に身を委ねられる感じがしました。何れの組曲のスタート序曲も重厚だし、有名な第2番で活躍するフルートは同オーケストラの首席G.モリスがクレンペラーに寄り添った堂々たる演奏が印象的ですね。又第3番の「アリア」もクレンペラーは決して感傷ムーディに取り扱わず厳粛性すら漂わせております。なお、彼には1954年PHOを振ったモノラル録音・・・第1番(トータルタイム23’59)、第2番(同22’48)、第3番(同23’18)、第4番(同21’40)・・・があり更に第3番には1955年NDRSO(同22’49)や1964年BPO(24’13)演奏分が残されている様でこれらのデータからも後年になるほど演奏タイムが長くなっている処に頑ななクレンペラーらしさ・・・風格?がうかがえますね。本盤高音質も楽しめそうですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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クレンペラーの死の4年前、最晩年の演奏で...

投稿日:2010/10/28 (木)

クレンペラーの死の4年前、最晩年の演奏であるが、いかにも巨匠ならではの重厚な名演である。バッハの演奏様式については、近年ではピリオド楽器による古楽器奏法や、現代楽器による古楽器奏法などによる小編成のオーケストラ演奏が主流となっている。本盤に聴かれるような大編成のオーケストラによる重厚な演奏は、かつては主流であったが、近年ではすっかりと聴かれなくなってしまった。そうした旧スタイルの演奏様式を古色蒼然と批判する向きもあるくらいである。しかしながら、近年の演奏の何と言う味気ないことか。芸術性の高い演奏も、稀には存在しているが、殆どは軽妙浮薄の最たるものであり、学者は喜ぶかもしれないが、音楽芸術の感動という点からは著しくかけ離れているのではないかと私としては考えている。このような軽妙浮薄な演奏が流布している中で、本盤のクレンペラーの演奏は何と感動的に響くことか。テンポも微動だにしない堂々たるインテンポであり、例えば、第2番のバディネリのように、かつての大編成のオーケストラによる旧スタイルの演奏の際にも、早めのテンポで駆け抜けるのが主流の楽曲でも、深沈たるテンポで実に味わい深い演奏を行っている。金管の鋭い響きや、巨像が踏みしめるような堂々たる音楽の進め方など、スケールは極大であり、この旧スタイルの演奏としては、トップの座を争う名演と高く評価したい。HQCD化によって、音質に力強い芯が一本通ったように感じられるのも素晴らしい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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