CD 輸入盤

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 全曲 ファビオ・ビオンディ(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC4297
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ビオンディ、衝撃のバッハ。静寂から紡ぎだされる絶美のカンタービレ!

ビオンディがバッハを録音しました! 1990年にエウローパ・ガランテを創立、伝説の『四季』、そして数々のオペラや協奏曲、そしてソロと、古楽ファンのみならず音楽ファンの話題の中心に存在しつづけてきたビオンディ。これまでバッハの無伴奏を録音することを遠ざけてきながらも、ずっとその時が来るのを待ち続けたと語ります。そして60歳になり、皮肉にもコロナ禍のおかげでゆったりと思索の時間を持つことができ、ついに満を持して無伴奏全曲録音が実現しました。驚異的に豊かな歌、そしてゆったりと深い音楽。感動のバッハです。
 日本語解説付き。フランス文学者の水林 章氏による短編が寄せられています。水林氏はフランス語で小説を発表、2019年にガリマール書店より発行された『壊れた魂』(邦訳はみすず書房より発行)ではバッハのパルティータ第3番が特に重要な役割を果たしていて、フランスはもとより各国で高い評価を得ました。ビオンディは自ら水林氏にブックレットに文章を寄せてほしいと依頼しています。ビオンディのコメントも水林氏によって翻訳されています。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 全曲

Disc1

● ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
1. Adagio [3:28]
2. Fuga (Allegro) [5:14]
3. Siciliana [2:44]
4. Presto [3:51]

● パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
5. Allemande [5:19]
6. Double [2:55]
7. Corrente [3:48]
8. Double [3:50]
9. Sarabande [3:44]
10. Double [2:28]
11. Bourree [3:14]
12. Double [3:51]

● ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
13. Grave [4:06]
14. Fuga [8:33]
15. Andante [5:08]
16. Allegro [5:13]

Disc2
● パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
1. Allemande [4:40]
2. Corrente [2:29]
3. Sarabande [3:52]
4. Giga [4:03]
5. Ciaccona [14:02]

● ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
6. Adagio [4:10]
7. Fuga (Alla breve) [11:30]
8. Largo [2:51]
9. Allegro assai [4:56]

● パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
10. Preludio [3:51]
11. Loure [4:48]
12. Gavotte en rondeau [3:03]
13. Menuet I [1:44]
14. Menuet II [1:42]
15. Bourree [1:25]
16. Gigue [2:10]

 ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン)

 録音時期:2020年6月
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 輸入盤・日本語帯・解説付

内容詳細

ビオンディによる、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを全曲収録。2020年のコロナ禍による思索の日々を経て、自ら待ちわびてきた作品たちに取り組む。懐の深い音楽にビオンディの思想が感じられる一作だ。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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ドイツ流の堅固な構成美とは異なるアプロー...

投稿日:2022/10/13 (木)

ドイツ流の堅固な構成美とは異なるアプローチによる演奏である。即興的な装飾を織り込んでいる点をどう評価するかだが、かつてヴィヴァルディの演奏で見せた奇矯さを狙った派手な演出の延長線上にこの録音があることは間違いないだろう。技術的にパーフェクトとは言い難い部分があるのは残念だが、浮遊感のある軽妙さは相変わらず。とはいえ繰り返し聞きたくなる演奏かと問われると・・微妙としか答えられない。

ROYCE さん | 神奈川県 | 不明

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待望のビオンディのバッハ無伴奏であったが...

投稿日:2022/07/15 (金)

待望のビオンディのバッハ無伴奏であったが、ちょっと期待外れでした。とにかく全盛期のビバルディの時は、速いパッセージの追い込むような疾走感が素晴らしく、技術的にもキレがあっって完璧だったが、今回のバッハ無伴奏では高弦の速いパッセージで倍音を外すモツレのようなものが気になる。これは残響がありすぎる不鮮明な録音のせいだと最初は思っていたのだが、どうも還暦を過ぎた衰えのせいではないか(失礼!)。解釈的にも、ところどころ妙なタメが頻出し音楽の流れを損なっている。「今回、コロナのおかげで十分な思索の時間を持つことが出来た」というが、何とも考え過ぎのバッハだ。クイケンの無伴奏も、旧録音の方が演奏も録音も良かったが、それと似ている気がする。そう言えばグールドのゴールドベルグも若いときの録音の方が評価が高い。年齢がいって再録音すると、若い時の感性が失われるためだと思う(音楽は解釈よりも感性なのか・・・)。オリジナル楽器のバッハ無伴奏では、私はポッジャーのさわやかなリリシズム漂う演奏が好きです。

shiodome さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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