CD 輸入盤

ヨハネ受難曲 ピエルロ&リチェルカール・コンソート、マンメル、ヴィーヴェグ、メーナ、コボウ、他(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MIR136
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ピエルロが描き出す美しく解き放たれたハーモニー
深い感動を呼ぶ『ヨハネ受難曲』


フィリップ・ピエルロ指揮、リチェルカール・コンソートによる待望のバッハ『ヨハネ受難曲』。バッハの生前に、ヨハネ受難曲は4回演奏され、その度にバッハは改訂稿を出しています。フィリップ・ピエルロはこの録音で、基本的には第1稿の1724年版を用いていますが、第2稿(1725)で差し替えられている11曲のバスのアリア『天、裂けよ、地、震えよ』と最後のコラール『キリストよ、汝、神の子羊よ』を挿入しています。
 エヴァンゲリストは繊細な美声をもつハンス・イェルク・マンメル。イエスは安定感のある歌声のマティアス・ヴィーヴェグ。ソプラノのマリア・キーオヘイン(ケオハーン)は清々しい感動を覚える、生き生きとした歌声。歌手陣の質の高さに圧倒されます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245 (1724/1725)

 ハンス・イェルク・マンメル(テノール:エヴァンゲリスト)
 マティアス・ヴィーヴェグ(バス:イエス)
 ステファン・マクラウド(バス:ペテロ、ピラト)
 マリア・キーオヘイン(ケオハーン)(ソプラノ)
 ヘレーナ・エーク(ソプラノ)
 カルロス・メーナ(カウンターテノール)
 ヤン・ヴェルナー(カウンターテノール)
 ヤン・コボウ(テノール)
 リチェルカール・コンソート
 フィリップ・ピエルロ(指揮)

 録音時期:2010年9月27-30日
 録音場所:リエージュ・フィルハーモニー・ホール
 録音方式:デジタル

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Herr, Unser Herscher (Part One-St. John Passion)
  • 02. Jesus Ging Mit Seinen Jungern
  • 03. O Grosse Lieb
  • 04. Auf Dass Das Wort Erfullet Wurde
  • 05. Dein Will Gescheh
  • 06. Die Schar Aber Und Der Oberhauptmann
  • 07. Von Den Stricken Meiner Sunden
  • 08. Simon Petrus Aber Folgete Jesu
  • 09. Ich Folge Dir Gleichfalls
  • 10. Derselbige Junger
  • 11. Wer Hat Dich So Geschlagen
  • 12. Himmel Reisse, Welt Erbebe
  • 13. Und Hannas Sandte Ihn
  • 14. Ach, Mein Sinn
  • 15. Petrus, Der Nicht Denkt Zuruck

ディスク   2

  • 01. Christus, Der Uns Selig Macht
  • 02. Da Fuhreten Sie Jesum Von Kaiphas
  • 03. Ach Grosser Konig
  • 04. Da Sparch Pilatus Zu Ihm
  • 05. Betrachte, Mein Seel
  • 06. Erwage, Wie Sein Blutgefarbter Rucken
  • 07. Und Die Kriegsknechte Flochten
  • 08. Durch Dein Gefangnis
  • 09. Die Juden Aber Schrieen
  • 10. Eilt, Ihr Angefochtnen Seelen
  • 11. Allda Kreuzigten Sie Ihn
  • 12. In Meines Herzens Grunde
  • 13. Die Kriegsknechte Aber
  • 14. Er Nahm Alles Wohl in Acht
  • 15. Und Von Stund An
  • 16. Es Ist Vollbracht
  • 17. Und Neiget Das Haupt
  • 18. Mein Teurer Heiland
  • 19. Und Siehe Da
  • 20. Mein Herz, in Dem Die Ganze Welt
  • 21. Zerfliesse, Mein Herze
  • 22. Die Juden Aber
  • 23. O Hilf, Christe, Gottes Sohn
  • 24. Darnach Bat Pilatum
  • 25. Ruht Wohl, Ihr Heiligen Gebeine
  • 26. Christe, Du Lamm Gottes
  • 27. Ach Herr, Lass Dein Lieb Engelein

ユーザーレビュー

総合評価

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劇性を重視したマタイに比べ、ヨハネはコラールを重視...

投稿日:2011/07/22 (金)

劇性を重視したマタイに比べ、ヨハネはコラールを重視したその柔らかさが魅力的な作品。そのため、ピエルロの丸みを帯びた演奏は適しているように思います。 完全なOVPPとは言えませんが、肝心な部分の合唱に人数を加えたことは正解で、それでも8人で歌いきるのはマタイ同様に大変だと思います。ですが、これが非常に美しい。 ですが、ヨハネにマタイ同様の劇性を求めるならば、やはりこの演奏では物足りないかも知りません。 元来、バロック演奏については諸説あり、現在に至ってもはっきりしている訳ではないので、それが逆に様々な演奏を産み出してくれることは喜ばしいことだと思います。 しかし、劇的な演奏解釈は少なくとも古典派以降の解釈ですので、このピエルロの解釈もあながち間違いとは言い難いと思いますね。 何はともあれ、この演奏は特に推薦したい一品!

コバピー さん | 新潟県 | 不明

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ピエルロ&リチェルカール・コンソートの演...

投稿日:2011/05/26 (木)

ピエルロ&リチェルカール・コンソートの演奏は教会カンタータなどで聴いた事があり、特に2008年のBWV4、131は感心したものですが、その流れを汲んでヨハネ受難曲もこだわりの解釈を見せてくれるかと予想していたのですが、いかんせん地味な演奏。しかも、OVPPの悪いところが出ているのでしょうか、まったく迫力に欠ける、これが受難曲かとがっくりさせます。かつてのクレンペラーやリヒターの演奏は、バッハの意図からはかけ離れた大仰な演奏だと現在では非難されていますが、この演奏は逆に脱力し過ぎています。確実にバッハの意図からかけ離れていると言えるでしょう。

カサハラツバサ さん | 福岡県 | 不明

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不勉強にしてOVPPによるヨハネ受難曲は、数...

投稿日:2011/05/17 (火)

不勉強にしてOVPPによるヨハネ受難曲は、数種類しか聴いたことがありませんが、J.RifkinやA.Parrottが実際のBach演奏に適用し始めた当時に較べると、その演奏の質の向上は信じられないくらいです。この最新の、Ricercare consortによるヨハネも、1パート1-2人、総勢8人という構成であちながら、驚くべき声楽の質の高さを聴かせてくれます。群衆の合唱の比重が高いヨハネでは、各人の声質・声量のバランスがとれていて、なおかつ指揮者がよほど厳密に歌手間をコントロールできていないと、縦の線および声量の乱れが、容易に堪え難くなってしまいますが、Philippe Pierlot/Ricercare Consortは、激しく激する合唱部分でもそうした不満を感じさせず、OVPPであることを忘れさせるくらいの完璧なバランスを実現しています。それどころかいくつかのコラールや、挽歌’Ruht wohl’などでは、これほど美しく純な印象を与える演奏は経験がなく、終結合唱の心の篭った美しさを聴くと、やはりこれ(小編成)がBachの意図した再現に近いのでは、と思わされます。もちろん、ヨハネ受難曲の再現として全く不満がないわけでなく、冒頭合唱や第2部の多くの群衆合唱など、少人数で早いテンポでたたみかけると、劇的を通り越して劇画的に陥る部分も有り、Evangelistの歌唱もともすれば外面的な激情を意図しがちで、ヨハネの本来的な姿である福音書の聖句の正確な伝達を逸脱しているのでは、と感じられることもあります。それでもこれだけ美しく質の高いヨハネ受難曲演奏が、OVPPにて現れつつあることは悦ばしいことで、お薦めするべきではないかと思われました。今後のOVPPによるJ.S.Bach演奏がますます楽しみです。できたらKuijken/La Petite Bandeも、OVPPでヨハネを再録音してほしいですね.....。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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