CD

チェロ・ピッコロによる協奏曲集 マリオ・ブルネロ、リッカルド・ドーニ&アカデミア・デッラヌンチアータ(日本語解説付)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NYCX10364
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


日本語解説付き
ヴァイオリン作品をチェロ・ピッコロで弾くブルネロの情熱、バッハの協奏曲へ!


通常のチェロ演奏でも世界的な活躍を続けてきたイタリアの名手マリオ・ブルネロ。近年はバロック期に使われていたという小型のチェロ(4弦チェロ・ピッコロ=ヴァイオリンと丁度1オクターヴ低い調弦となる楽器)をピリオド奏法で弾きこなし、「ARCANA」でのバッハの無伴奏曲集や二重奏ソナタ6曲の全曲録音など、当時の習慣に従ってヴァイオリン作品を演奏する機会も増えています。
 今回は同じイタリアの古楽器シーン最前線をゆくアカデミア・デッラヌンチアータとともに、バッハの協奏曲6曲をチェロ・ピッコロで演奏。収録曲の大半は当初別の独奏楽器のために書かれていた作品をバッハがチェンバロ向けに編曲したもので、原曲の特定や復元の試みも多くの専門家たちによってなされてきました。18世紀当時は演奏環境に合わせた編成のために楽譜を調えることまでが音楽家の仕事でもあり、バッハ自身も多くの教会カンタータに使用したチェロ・ピッコロでこれらの協奏曲を演奏する試みは、当時流の正当なアプローチであるといえるでしょう。
 ブルネロが繰り出す中低音で綴られる旋律は、室内協奏曲型の編曲でも弦楽合奏ありの編曲でも過去の観賞体験を一新する瑞々しさ。合奏向け協奏曲を二段鍵盤チェンバロひとつで再現した独奏曲『イタリア協奏曲』も合奏向けに逆編曲。抜群のピリオド奏法とあいまって作品の意外な一面に驚かされるのではないでしょうか。
 なおライナーにはブルネロ自身のコメントのほか、ライプツィヒ・バッハ・アルヒーフ館長ペーター・ヴォルニーによる解説が添えられています。(英・仏・伊語。国内仕様盤は日本語訳付き)(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:
1. チェロ・ピッコロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調

 〜チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054(ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042による)からの編曲
2. チェロ・ピッコロと通奏低音のための協奏曲ニ長調
 〜チェンバロ独奏のための協奏曲ニ長調 BWV.972(ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.3-9, RV230による)からの編曲
3. チェロ・ピッコロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調
 〜ヴァイオリンあるいはオーボエ協奏曲ト短調 BWV.1056R(チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056から復元)からの編曲
4. チェロ・ピッコロと通奏低音のための協奏曲ニ短調
 〜チェンバロ独奏のための協奏曲ニ短調 BWV.974(マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調による)からの編曲
5. チェロ・ピッコロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調
 〜オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調 BWV.1055R(チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055から復元)による
6. チェロ・ピッコロ、弦楽と通奏低音のための『イタリア協奏曲』ヘ長調
 〜チェンバロ独奏のための協奏曲ヘ長調 BWV.971『イタリア協奏曲』から。ドーニによるオーケストレーション

 マリオ・ブルネロ(チェロ・ピッコロ)
 アカデミア・デッラヌンチアータ(古楽器使用)
 コンサートマスター: カルロ・ラッザローニ(ヴァイオリン)
 リッカルド・ドーニ(指揮、チェンバロ、ポジティフ・オルガン)

 録音時期:2021年7月1-5日
 録音場所:イタリア北部ミラノ県アッビアーテグラッソ、サン・ベルナルディーノ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 輸入盤国内仕様(解説日本語訳付き)
 解説日本語訳:白沢達生


内容詳細

無伴奏のソナタとパルティータをチェロ・ピッコロで弾いて好評を博したブルネロが、本作ではバッハのさまざまな楽器のための協奏曲に取り組んだ。バッハも使用したチェロ・ピッコロを駆使して、新たな世界を切り拓いている。(CDジャーナル データベースより)

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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