LPレコード

ゴールドベルク変奏曲(1955年録音の再創造/ZENPH RE-PERFORMANCE)グレン・グールド【完全生産限定盤】(国内盤/アナログレコード)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SIJP1070
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤

商品説明

■1956年1月に発売され、若きグレン・グールドの名を一躍世界的なものにしたデビュー・アルバム「ゴールドベルク変奏曲」。そしてグールドが生涯を閉じる約1か月前、1982年9月に発売され、生前に 発表された最後のアルバムも「ゴールドベルク変奏曲」。この作品は、まるで円環を閉じるようにグールドの生涯を縁取り、その独自の音楽を考える上で欠くことのできない音楽。グールドといえば、ゴール ドベルク、そしてその逆も真なり。
■その重要作品の4種類の演奏を6枚のアナログ盤で復刻する特別企画の第6弾は、2007年に発売された1955年盤の「ゼンフ/リ・パフォーマンス(再演)」盤。コンピューター・ソフトによって55年モノ ラル録音の演奏を克明にデータ化し、そのデータを用いてヤマハの自動演奏グランドピアノで再生、録音したものです。常に未来を志向していたグールドの音楽の21世紀における再現方法の一つとしてこれ 以上は望めないものの一つと申せましょう。2007年のDSD音源を、日本のソニーミュージック乃木坂スタジオでカッティング、世界発LP化です。

【収録内容】
バッハ
ゴールドベルク変奏曲BWV 988
SIDE 1
1 アリア
2 第1変奏 1段鍵盤
3 第2変奏 1段鍵盤
4 第3変奏 同度のカノン、1段鍵盤
5 第4変奏 1段鍵盤
6 第5変奏 1段あるいは2段鍵盤
7 第6変奏 2度のカノン、1段鍵盤
8 第7変奏 1段あるいは2段鍵盤
9 第8変奏 2段鍵盤
10 第9変奏 3度のカノン、1段鍵盤
11 第10変奏 フゲッタ、1段鍵盤
12 第11変奏 2段鍵盤
13 第12変奏 4度の反行カノン
14 第13変奏 2段鍵盤
15 第14変奏 2段鍵盤
16 第15変奏 ト短調、5度の反行カノン、1段鍵盤

SIDE 2
17 第16変奏 序曲、1段鍵盤
18 第17変奏 2段鍵盤
19 第18変奏 6度のカノン、1段鍵盤
20 第19変奏 1段鍵盤
21 第20変奏 2段鍵盤
22 第21変奏 7度のカノン
23 第22変奏 アラ・ブレーヴェ、1段鍵盤
24 第23変奏 2段鍵盤
25 第24変奏 8度のカノン、1段鍵盤
26 第25変奏 2段鍵盤
27 第26変奏 2段鍵盤
28 第27変奏 9度のカノン、2段鍵盤
29 第28変奏 2段鍵盤
30 第29変奏 1段あるいは2段鍵盤
31 第30変奏 クオドリベット、1段鍵盤
32 アリア・ダ・カーポ

グレン・グールド(ピアノ)
[オリジナル・レコーディング]
[録音]1955年6月10日、14日〜16日、 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(モノラル)
[プロデューサー]ハワード・H・スコット
[エンジニア]フレッド・プラウト、ロバート・ウォーラー
[2006年のリ・パフォーマンス(再演)]
[録音]2006年9月25日〜26日、トロンド、グレン・グールド・スタジオ
[プロデューサー]スティーヴン・エプスタイン
[エンジニア]ピーター・クック、リチャード・キング
[初出]2007年3月21日 SICC 10043(日本)
[カッティング・エンジニア]堀内寿哉(乃木坂ソニー・ミュージックスタジオ)

■アートワーク
初出CDのアートワーク・デザイン・イメージを元に制作予定(A式ジャケット)
■解説
米国初出盤ライナーノーツ:ケヴィン・バザーナ[訳:安江幸子]
■国内カッティング 
■国内プレス
■世界初LP化

(メーカーインフォメーションより)

収録曲   

  • 01. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 アリア
  • 02. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第1変奏 1段鍵盤
  • 03. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第2変奏 1段鍵盤
  • 04. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第3変奏 同度のカノン、1段鍵盤
  • 05. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第4変奏 1段鍵盤
  • 06. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第5変奏 1段あるいは2段鍵盤
  • 07. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第6変奏 2度のカノン、1段鍵盤
  • 08. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第7変奏 ジーグのテンポで、1段あるいは2段鍵盤
  • 09. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第8変奏 2段鍵盤
  • 10. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第9変奏 3度のカノン、1段鍵盤
  • 11. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第10変奏 フゲッタ、1段鍵盤
  • 12. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第11変奏 2段鍵盤
  • 13. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第12変奏 4度の反行カノン、1段鍵盤
  • 14. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第13変奏 2段鍵盤
  • 15. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第14変奏 2段鍵盤
  • 16. ゴールドベルク変奏曲 BWV 988 第15変奏 ト短調、5度の反行カノン、1段鍵盤

総合評価

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3.5

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こんな所に内声が、えっ、マジっ。楽譜には...

投稿日:2011/04/02 (土)

こんな所に内声が、えっ、マジっ。楽譜には…、音はあるけどそうやって鳴らせなんて書いてねーし、赤入れしとこ。で、55年のやつは…、やっぱ鳴ってたんだー。ゼンフくんのおかげで、グールドくんの歌を消してくれた分、セバスチャンくんからの内声がよくきこえるようになったってか。つーか、グールドくんが鳴らしておいてくれてたんだ。この頭でまた55年のやつ…、グールドくんの歌もあいまって、またかくべつですのぉー

ひろ さん | 神奈川県 | 不明

1
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1955年の録音の再創造とのことであるが...

投稿日:2010/12/29 (水)

1955年の録音の再創造とのことであるが、バッハ演奏の歴史的な転換点になった衝撃的な名演に対する、このような試み自体には反対するものではない。しかしながら、こうした試みは、音楽学者にとっては画期的なものであっても、芸術的な感動とは別物のように考えている。グールドは、かなり早い段階から、聴衆の入るコンサートを拒否し、ひたすらスタジオでのレコーディングを中心として活動してきた。したがって、グールドにとっては、スタジオ録音そのものが、自らの芸術を世に問う唯一の機会であった。スタジオ録音の際には、グールドは鼻歌をうたったり、ハミングしたりするし、時には椅子が軋む音すらそのままに収録しているが、こうした所為のすべてが、グールドにとっては、自らの芸術の一大要素であったのである。ところが、本CDには、ピアノ以外の音はすべて消去(抹殺との表現を敢えて使いたい)されており、ただただコンピュータじかけとも言うべき音が紡ぎだされていく。聴きようによっては、ここには血も涙もない機械音だけが流れるという、実に寒々とした音響が創造されているのだ。要するに、音響であって音楽ではないのだ。たとえ、マルチチャンネル付きのSACDによる高音質録音であっても、私としては、そのような音響は願い下げである。前述のように、このような試み自体には必ずしも反対ではないので、一定の評価はするが、音楽芸術としての感動からは程遠いと言わざるを得ず、その意味では、★は2つの評価が精一杯と言ったところであろう。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ポータブルラジオから流れる音でも人を感動...

投稿日:2010/05/19 (水)

ポータブルラジオから流れる音でも人を感動させることができる。音楽を聴きたいという要求はどこからくるのか、音楽から何を人は求めるのか。なんとかしてあの名曲を最高の音質で再現したいという熱意は判る。しかしながら再創造という言葉がジョークに聞こえるのは私だけだろうか、むしろグールドの再認識とした方が適当かと思う。

blueink13 さん | 神奈川県 | 不明

2

人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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