CD 輸入盤

カンタータ集第8集〜第7、18、107番 ルドルフ・ルッツ&バッハ財団管弦楽団

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
B106CD
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

バッハ:カンタータ集 第8集
ルドルフ・ルッツ&バッハ財団管弦楽団、合唱団


第7番は「洗礼者聖ヨハネの誕生の祭日」用のカンタータ。こちらもコラール・カンタータで、やはりマルティン・ルターのコラールが使われています。洗礼についての神秘が語られます。第18番は「四旬節第2主日」用。シンフォニアで始まるバッハの初期の作品です。小さな曲ですが、1曲だけあるソプラノのアリアがとても美しいのです。第107番は「三位一体後第7主日」用のカンタータ。自らの信仰にを疑い、揺れ動くキリスト者に対して、キリストによる確信に満ちた説得が描かれています。(J.S.Bach-Stiftung)

【収録情報】
J.S.バッハ:
● カンタータ第7番『われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり』 BWV.7
● カンタータ第18番『天より雨と雪の降る如く』 BWV.18
● カンタータ第107番『汝何を悲しまんとするや』 BWV.107

 ヌリア・リアル(ソプラノ:BWV.18)
 ユリア・ドイル(ソプラノ:BWV.107)
 アレックス・ポーター(アルト:BWV.18)
 ユリウス・プファイファー(テノール:BWV.18)
 櫻田 亮(テノール:BWV.18, BWV.107)
 ドミニク・ヴェルナー(バス:BWV.7, BWV.18)
 マティアス・フリードリヒ(バス:BWV.107)
 バッハ財団合唱団
 バッハ財団管弦楽団
 ルドルフ・ルッツ(指揮)

 録音時期:2012年6月22日(BWV.7)、2009年2月13日(BWV.18)、2012年3月16日(BWV.107)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
☆
☆
☆

2.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallen...

投稿日:2019/07/06 (土)

Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallenのカンタータ第8集。小規模ながら、比較的高名なヴァイマール・カンタータBWV18「天より雨雪の降るごとく」を、やや大規模なライプツイヒ時代のコラール・カンタータ2曲が取り囲む構成。最も有名なBWV18にしても、誰でも知っているというレベルでなく、ましてコラール・カンタータ2曲は自分も2−3の演奏でしか知らないので、ぐっと地味な選曲と言えるでしょうか。Rudolf Lutz他の演奏は、例によって技術的には手堅く、声楽陣も現在の演奏レベルとしてはほぼ上位に位置づけられると言え、その意味では上質な演奏と判定できるかも知れません。ただ今回の3曲、非常に有名な曲で無いから、というハンデを差し引いても、ちょっと満足できる再現には遠いようです。おそらくその最大の要因は、Rudolf Lutz(とその解釈者であるAnselm Hartinger?)の採用している、全体に均一(画一的?)な早めのテンポで、これがともすればその美しさが埋もれてしまいがちな地味な楽曲の、さりげない魅力を十分掘り起こさずにいつのまにか時間が過ぎ去ってしまうことに繋がっているように思われました。特にBWV107の、小規模ながら魅力的なアリアが連続しているような曲においては、器楽、声楽のちょっとした前奏をいかにじっくりと奏でるかによって、曲全体の魅力がまるで違って聴こえるのですが、Rudolf Lutzの先へ先へと急ぐばかりのテンポでは、その魅力がまるで明らかに出来ていません。正直、演奏技術としては劣るかもしれないP.Leusing盤の、緩急をつけたゆったりした再現の方が、こんなに美しい曲があったのか!と気づかされる瞬間が遥かに多い。J.S.Bachのカンタータは玉石混交であっても、全てが美しい、と言われた皆川達夫氏の言葉が納得できるのは、今回に関しては残念ながらRudolf Lutz盤以外であると言わざるを得ません。ヴァイマール・カンタータBWV18に関しては、S.Kuijkenの最新OVPP盤があり、演奏技術・解釈全てにおいてやはり遠く及んでいません。質の高く貴重な全集プロジェクトですから、時折このように掘り下げがまるで今一つ、という盤があるのもやむを得ないか、と言うのが今回自分の偽らざる感想でした。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

プロフィール詳細へ

バッハ(1685-1750)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品