CD 輸入盤

インヴェンションとシンフォニア、ゴルトベルク変奏曲、フランス組曲 ニコラーエワ(p)(4CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDVE04294
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

タチアーナ・ニコラーエワ
ゴルトベルク変奏曲、フランス組曲、他

タチアーナ・ニコラーエワ(1924-1993 ニコライエワ、ニコラーエヴァとも)は、バッハとショスタコーヴィチの権威として、ロシア・ピアノ界でも際立った存在でしたが、彼女をその道のスペシャリストたらしめるきっかけとなったのが、1950年7月にライプツィヒで開かれた「バッハ没後200年記念祭」でした。
 同音楽祭で開催された第1回バッハ国際コンクールの優勝者でもある彼女は、同行したソ連代表団の団長で、コンクールの審査員でもあったショスタコーヴィチの知己を得、「3台のピアノのための協奏曲」を共に演奏するなど、バッハの作品を通じてショスタコーヴィチと懇意な間柄となります。
 ニコラーエワのバッハ演奏は、現代のピアノを用いてバッハ作品を演奏することの意味をよく理解させてくれるもので、随所に込められた深い感情表現、ドラマの構築は、グレン・グールドとはまったく異なる方向性を示しながらも徹底的に解釈し尽くされたという意味では共通するものを感じさせてくれます。

バッハ:
・インヴェンションとシンフォニア BWV.772-801(録音:1977年)
・ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(録音:1979年)
・フランス組曲 BWV.812-817(録音:1984年)
 タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ)
 ステレオ録音

タチアーナ・ニコラーエワ Tatyana Nikolayeva [1924〜1993 ロシア]
1924年5月4日、ロシア東部のブリャンスクに誕生。最初、母親からピアノの手ほどきを受け、13歳でモスクワ音楽院ピアノ科に入学し、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルに師事、卒業後も同音楽院教授のエフゲニー・ゴルブレフから作曲を学びます。
 1950年、ライプツィヒでおこなわれた第1回バッハ国際コンクールで優勝し、世界各国で本格的な演奏活動を開始。1955年にはソヴィエト連邦国家賞を受賞。
 1959年からモスクワ音楽院で教鞭をとり、1965年には教授に就任し、後にはロシア共和国功労芸術家の称号を授与されます。
 幾度かの来日でもお馴染みになった彼女の演奏スタイルは、ロマン的でありながらも端正でスケールの大きなものであり、世界各地で絶賛を浴びていましたが、1993年、サン・フランシスコでのリサイタル中に脳動脈瘤破裂により倒れ、収容された病院で亡くなります。享年69歳でした。

収録曲   

ディスク   1

  • 01. J.S.Bach: Invention & Sinfonia BWV.772-801

ディスク   2

  • 01. Goldberg Variations BWV.988

すべての収録曲を見る >

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
どうしてもインヴェンションの録音は どう...

投稿日:2008/08/03 (日)

どうしてもインヴェンションの録音は どうしても斜に構えたような 要するに「ふつうに奏いてもしょうがない」みたいな演奏が多いですが、ニコラーエワは真正面からの演奏です。ひとつひとつの音に込められた命を感じるような演奏ですが そうして出来上がった全体の印象は とても巨大な奥行きを感じさせられます。少年時代に練習した…だのと呑気な印象は吹き飛んで バッハの世界に浸ってしまう たいへんな名演。

mizumoto さん | 東京 | 不明

1
★
★
★
★
★
いろいろな人のインヴェンションを聴きくら...

投稿日:2008/01/23 (水)

いろいろな人のインヴェンションを聴きくらべてみたのですが。この人は音が生きているというか、私はピアノは赤ちゃんレベルしかひけないので、難しいことはわからないけど、スゴイ!と感じました。

インヴェンション大好き! さん | ニコラエワと同じ町内 | 不明

1
★
★
★
★
☆
インヴェンションとシンフォニアは、日本ビ...

投稿日:2007/12/31 (月)

インヴェンションとシンフォニアは、日本ビクターでの録音と思われ、タイミングもぴったりである。これには、国内盤もあるが、3000円を超える。こちらには、ゴールドベルグとフランス組曲が入る。ところが、音は、当然のようにビクター盤が数段明晰であり、ヒスノイズも少ない。でも値段と相談すると・・・と困ってしまう。音楽の輪郭は変わらず、ガブリーロフにも通ずる表現力を70年代に発揮していた才女の演奏であることは間違いないのだが。金額と音質が・・・・

北の火薬庫 さん | 北海道 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

プロフィール詳細へ

バッハ(1685-1750)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品