CD 輸入盤

『フーガの技法』自筆譜による出版前の稿(BWV.1080a) ギヨー(cemb)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8557796
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

J.S.バッハ最後の作品「フーガの技法」は、死の直後に出版されました。この録音では、バッハの末年に書かれた、現存する自筆草稿が用いられました。バッハの第二子C.P.E.バッハによると、バッハは自身の名前B-A-C-Hを通奏低音主題に導入したところで作曲を中断しました。この記念碑的な作品の持つ迷宮のような複雑さを演奏するためには、鍵盤演奏者に卓越した技量が要求されます。

通常の出版稿ではなく、自筆譜を頼りに構成・演奏したものであり、他の録音と一線を画する内容。たとえば従来の「コントゥラプンクトス第3番」を「フーガ第2番」、「コントゥラプンクトス」第3番、第10番、第14番を「フーガ第6番」とするなど、かなり大胆とも言える違いがあるため、バッハ作品に詳しいリスナーでも驚くでしょう。ギヨーはドレイフュス、ルセ、アスペレンなどに学んだ奏者です。

・J.S.バッハ(1685-1750):『フーガの技法』より
 自筆譜による出版前の稿(BWV.1080a)

 セバスティアン・ギヨー(ハープシコード)

収録曲   

  • 01. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 1"
  • 02. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 3"
  • 03. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 2"
  • 04. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 5"
  • 05. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 9"
  • 06. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 10"
  • 07. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 6"
  • 08. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 7"
  • 09. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 16"
  • 10. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 8"
  • 11. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 11"
  • 12. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 15"
  • 13. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 12"
  • 14. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 12"
  • 15. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 13"
  • 16. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 15"
  • 17. "Art Of The Fugue, BWV 1080: Contrapunctus No 19"

ユーザーレビュー

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この一枚は”明晰な”と形容するが相応しい...

投稿日:2018/01/09 (火)

この一枚は”明晰な”と形容するが相応しい ギヨーのアーティキュレーション然り 録音然り フーガのバリアント一つずつが透視図法に描かれたように見えてくる 音楽が数学であるとは言い得て妙だ 音楽だけではない 美術も映像も いや物質も道具も 楽器も人間も宇宙も 数学による美の均衡の網にかかっている 数学のことわりこそ世界なのだ 況んや音楽をや バッハはバロックの音楽技法を集大成したのではない 音楽の自由と発展が世界の過去と未来をつなぐ糸のようなものなのだ されどそれは完全な美バランスを獲得し千変の情趣と心情を載せた音楽でなければならない 無限の未来へ繋がる道を歩みだす起点となる音楽を書き残したと言える 始まりも終わりもない音楽 時間軸の上にいつも降り立っては消えていく音楽 だがいつも生まれている 呼吸のごとく無意識に繰り返される ‥あっという間に聴き終わってしまう また初めへ戻ろう 聴きやめることができない あなたも如何   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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このギヨーの演奏を聴いて思ったこと、それ...

投稿日:2013/01/27 (日)

このギヨーの演奏を聴いて思ったこと、それはチェンバロ独奏による「フーガの技法」が作品の抽象性や数学的思考を具現化するもっとも適切な演奏方法ではないかということだった。ギヨーは芯のある軽やかな響きに加え、巧みな情報処理により主題の節回しはどの場面においても美しく堅牢なフーガも必要以上に厳めしくならない。しかもフーガが煮詰まってくるところでの密度の高い響きもすばらしく全曲を集中して聴き通すことができた。私はこれ以上の「フーガの技法」を今のところ望まない。

ヴァニタス さん | Chiba | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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