バッハ、C.P.E.(1714-1788)

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CD 輸入盤

光と闇の世界から〜様々なフルート・ソナタ アカデミア・オットボーニ

バッハ、C.P.E.(1714-1788)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
A537
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


イタリアの実力派たちが適切な楽器で浮き彫りにする、C.P.E.バッハの光と影

「エマヌエル・バッハの作品に接するとき、私は新しい世界への扉を開く思いがします・・・それは全く対照的なものごとが併存する、遥か彼方にありながら同時にすぐそばにあるような世界です。(中略)人間の魂の奥の方で光と影が共存しているのを見据えながら、彼は啓蒙主義全盛の当時を大きく踏み越えた音楽のありようを見据えていたのです」〜マヌエル・グラナティエロ/原盤解説より

大バッハの次男C.P.E.バッハはライプツィヒを離れてベルリンに向かい、フルートを愛好するプロイセンのフリードリヒ大王の鍵盤奏者をしていた間、フルートのための作品を数多く作曲しました。時として緩急落差の激しい表現も厭わない変化に富んだ音使いは大王の好みとはやや趣が違ったため、それらが王室で演奏される機会はほとんどなかったようですが、時代の最先端をゆく彼の音楽はベルリン市内の音楽愛好家たちを中心に注目を集め、やがてハイドンやベートーヴェンなど後代の作曲家たちにも大きな影響を与えるものとなりました。
 ここではベルリンに赴く前に書かれ長く父の作品と思われていたト短調のソナタのほか、大王に仕え始めて間もない時期までに綴られた作品を集め、当時のキーが少ない4分割モデルによるフルート4種を使い分けて、その独特な音楽世界の真相に迫ります。イタリア古楽界で多くのアンサンブルを支えるチェロのマルコ・チェッカートを中心とするアカデミア・オットボーニの名手、マヌエル・グラナティエロの緩急巧みな吹き方は楽器と曲の造形によく馴染み、チェンバロの味わいが映える八島 優のタッチ、豊かな情熱を感じさせるチェッカートの低音との一体感ある対話を通じ、音楽の機微を細部まで鮮やかに浮き彫りにしてゆきます。(輸入元情報)

【収録情報】
C.P.E.バッハ:
1. フルートと通奏低音のためのソナタ イ短調 Wq.128, H.555
2. フルートとオブリガート鍵盤のためのソナタ ト短調 BWV.1020, H.542-5
3. 無伴奏フルートのためのソナタ イ短調 Wq.132, H.562
4. フルートとオブリガート鍵盤のためのソナタ ニ長調 Wq.83, H.505
5. フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Wq.124, H.551


 アカデミア・オットボーニ(古楽器使用)

  マヌエル・グラナティエロ(フラウト・トラヴェルソ)
  使用楽器:
  インスブルックのルドルフ・トゥッツ2016年製作の再現楽器〜ブリュッセルのJ.H.ロッテンブルフ1740年頃製作のモデルによる(1,2)
  ジンゲン(ドイツ)のマルティン・ヴェンナー2019年製作の再現楽器〜ベルリンのJ.J.クヴァンツ1750年頃製作のモデルによる(3)
  ブリュッセルのアラン・ウェーマール2013年製作の再現楽器〜ドレスデンのA.グレンザー1760年頃製作のモデルによる(4)
 インスブルックのルドルフ・トゥッツ2006年製作の再現楽器〜ブリュッセルのJ.H.ロッテンブルフ1740年頃製作のモデルによる(5)

  八島 優(チェンバロ)
  使用楽器:ポルト・サン・ジョルジオ(イタリア)のジューリオ・フラティーニ2014年製作の再現楽器〜ベルリンのM.ミートケ1700年頃製作のモデルによる

  マルコ・チェッカート(チェロ)
  使用楽器:製作者不詳、18世紀イタリアのオリジナル楽器

 ピッチ:A=415Hz(1,2,4,5)、A=392(3)

 録音時期:2020年6月16-19日
 録音場所:イタリア中部ラツィオ州ラティーナ県コーリ、サン・フランチェスコ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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