ナシーム・ニコラス・タレブ

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ブラック・スワン 不確実性とリスクの本質 上

ナシーム・ニコラス・タレブ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478001257
ISBN 10 : 4478001251
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
望月衛 ,  
追加情報
:
20cm,298p

商品説明

歴史、哲学、心理学、経済学、数学の世界を自由自在に駆けめぐり、人間の頭脳と思考の根本的な欠陥と限界を解き明かす超話題作。
今回の世界金融恐慌を原理的に予言した書として、全米でミリオンセラーを記録。人間のものごとの認知にともなう根本的な問題を明らかにし、読む者を深く考えさせずにはおかない。上巻では、私たち人間が歴史上の事件や今の出来事をどう見るか、その見方にはどんな歪みが現れるのかを明らかにする。

内容詳細

歴史、哲学、心理学、経済学、数学の世界を自由自在に駆けめぐり、人間の頭脳と思考の限界と、その根本的な欠陥を解き明かす超話題作。

目次 : 第1部 ウンベルト・エーコの反蔵書、あるいは認められたい私たちのやり口(実証的懐疑主義者への道/ イェフゲニアの黒い白鳥/ 投機家と売春婦/ 千と一日、あるいはだまされないために/ 追認、ああ追認/ 講釈の誤り/ 希望の控えの間で暮らす/ ジャコモ・カサノヴァの尽きない運―物言わぬ証拠の問題/ お遊びの誤り、またの名をオタクの不確実性)/ 第2部 私たちには先が見えない(予測のスキャンダル)

【著者紹介】
ナシーム・ニコラス・タレブ : 文芸評論家、実証主義者にして、非情のデリバティブ・トレーダー。レバノンでギリシャ正教の一家に生まれる。ウォートン・スクールMBA修了。博士号はパリ大学で取得。トレーディングを行うかたわら、ニューヨーク大学クーラン数理科学研究所で7年にわたり確率論のリスク管理への応用を(客員教授の立場で)教えた。現在はマサチューセッツ大学アマースト校で学長選任教授として不確実性科学を研究している。主にニューヨーク在住

望月衛 : 大和投資信託(株)審査部。京都大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール修了。CFA、CIIA。投資信託等のリスク管理や金融商品の評価・分析に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kawai Hideki さん

    Amazonのベゾスが必読書にしていると聞いて読んでみたが、どうも性に合わなかった。ブラックスワンというのは、起こる確率は少ないけれど、起こるとインパクトの大きな事象の事。これがいかに、不可知で予測不能であるかをくどくどと説明するに飽き足らず、予測を生業にしている統計学者、経済学者達をバッサバッサ切り捨てていく。個々の逸話は興味深いが、それは問題に対処する正しいあり方としてポジティブな意味で紹介しているのか、バカなやり方としてネガティヴな意味で紹介しているのか分からない事も多々。下巻はもういいですわ。

  • Koichiro Minematsu さん

    13年前に出された本書を読みたくなったので読んだ。私たちは「黒い白鳥がいる証拠はないこと」と「黒い白鳥がいない証拠があること」を取り違えがちだ。まさに講釈や扇情的なもの、情緒的なものばかりに目を奪われて、事象が起こる可能性を見誤ってしまう。人間内部の仕組みを気にとめておこう。

  • harass さん

    書名は知っていたが同著者の他の本からこれを手に取る。世間的にありえないとされていることが、実際に起きた場合の影響についてのエッセイ、とでも言うべきか。投資でもなんでも、数百年に一度などの低い確率の出来事にどう対処すべきか、世間はそんなリスクに対してどう取り扱ってきたのかを論じる。まあ論旨がはっきりしてないところが多いが、著者の他の本をいくつか読んでいるとなんとなくわかってきた。保険をかけろとかそういう単純なことだけではなく、このリスクを的外れに論じ続ける学者や政府などへの批判が続く。下巻に。

  • vinlandmbit さん

    学生時代に少し背伸びして読了しましたが、本書での不確実性の捉え方は当時かなり学び多いものでした。

  • SOHSA さん

    《購入本》黒鳥とは「異常であること」「大きな衝撃があること」「起こってから予測可能であったことにしてしまうこと」信頼できる未来予測など出来得ないし、専門家の多くはそれが出来得ないことを自覚していない。その事自体が実は大問題であるのに。なるほど過去に発表された諸々の予想が、その後に外れた時のコメントは、なぜ予想通りに進まないのか、その原因を冷静に述べたりするが確かにその口調は最初から実は織り込み済みであったかのようなものが多い。例えば現在の日銀のマイナス金利政策など。或いは福島原発の廃炉問題など。

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ナシーム・ニコラス・タレブ

文筆家、トレーダー、大学教授および研究者という三つの顔を持つ、現代の急進的な哲学者。レバノンでギリシア正教の一家に生まれ、ウォートン・スクールでMBAを、パリ大学で博士号を取得。現在、ニューヨーク大学タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングでリスク工学の教授を務める

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