ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD

Violin Concerto: Prihoda(Vn)Kempen / Berlin State Co +tartini

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GD2021
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ヴァーシャ・プルジホダ Vol.2

「演奏技術の上でも、演奏解釈の上でも、このコンチェルトのこれ以上に美しい再現はなかった。」とJ.ハルトナックがコメントする通り、ラウハイゼンと録音したソナタを含め、これらはプルジホダの特性の第一級のドキュメント。その暖かみのある音色と艶、非常に個性的な美しさを伴ったこの演奏は決して大袈裟ではなく聴くものすべてを感動させるドヴォルジャークです。タルティーニのソナタも大変珍しいもの。クリストファ・N・野澤氏監修。解説:貝嶋弘恒。(グリーンドア音楽出版)

・ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲 op.53
 ベルリン国立室内管弦楽団
 パウル・ファン・ケンペン(指揮)
 録音:1943年

・ドヴォルジャーク:ヴァイオリン・ソナチネ op.100
 ミハエル・ラウハイゼン(p)
 録音:1943年

・タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ『悪魔のトリル』
 オットー・A.グレーフ(p)
 録音:1938年

 ヴァーシャ・プルジホダ(vn)

内容詳細

チェコ出身の往年の名ヴァイオリニスト、ヴァーシャ・プルジホダ(1900〜1960年)の1938年と1943年の録音。確固とした技巧と積極的な音楽性で魅力的なドヴォルジャークを描いている。ただし、時代を考慮しても、録音自体にいささかノイズが多い。(山)(CDジャーナル データベースより)

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『ドヴォルジャーク』、である。もちろんチ...

投稿日:2013/10/16 (水)

『ドヴォルジャーク』、である。もちろんチェコの作曲家ドヴォルザークのことだが、こう書くと、何か、重量挙げの選手か、乾した牛肉のようにも聞こえてくる。(そんなことないか。) まあ、発音のことはさておき、作曲家ドヴォルザークには、日本の聴き手の方に、多少の誤解がある、と私は思うことがある。それは、日本人の好きな、たいていの作曲家がピアノ弾き出身だったのに対し、ドヴォルザークはヴァイオリン弾き出身だったということである。 そんな些細なこと、と言うなかれ。ドヴォルザークに対して、大衆化してしまったいくつかの交響曲や、いかにもぎこちないピアノ協奏曲等を聴いて、少々彼を過小評価する向きのある人は、ぜひとも、ヴァイオリンのために作曲された『ソナチネ』とか、『マズレック』とか、『4つのロマンティックな小品』とかを聴いてみて欲しい。いかにも旋律楽器らしい、きれいなメロディーに、ヴァイオリン特有の超絶技巧や重音奏法等を交えて、思わずうならせる出来映えになっている。 中でも、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲は、この作曲家をしてかくも、と思う程、真摯で深い情感が盛り込まれている傑作である。個人的には、有名なチェロ協奏曲よりもよほどこちらの曲の方を愛しているが、逆に、重すぎて軽々に向き合えない曲でもある。 演奏は、古くてもプシホダ(「プルジーホダ」なんてとんでもないのである。)の旧録音が一番。’30年代、SP録音の『ツィゴイネルワイゼン』等を聴くと、彼は、どちらかと言えば、ハイフェッツのようなドライな完全主義者に近い感じがするが、この曲に関しては、まさしく入魂の気迫で作品に応えている。 歌い回しは、まさしく天衣無縫、と言った感じで、引きずるような深刻な暗い情念をぶつけたかと思うと、歌うべきところはしみじみと歌い、明るいパッセージではひばりが舞い上がるような軽快さを聴かせる。 また、曲想に合わせて、微妙にピッチが揺れている感じがするのも絶妙だ(反則かも)。 部分部分では、真面目にやっているのに、全体としては、ある種アバウトな、ボヘミア風の自由な表現になっているのが面白く、また、この曲にぴったりと合っているように思う。 録音も意外に良くて、針音は少なく、古風に引き締まったオケの残響までよく聴こえる。’43年録音、とあるので、オリジナルは最初期のテープ録音かもしれない。 余談だが、プシホダの使っていたストラディバリは、彼の引退後、ヴァイオリニストの後輩であるスークに貸与されたらしい。私は大人なので、プシホダとスークを比べてどうのこうの言うつもりは全くない(スタイルが違いすぎる)が、スークの全盛期、東欧だったスプラフォンのマイクは、果たして機材としてベストなものだっただろうか?という自問は、時に私を少々困惑させる。

箕面猿。 さん | 大阪府 | 不明

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この音はだれとも違う、そして魅せられる ...

投稿日:2012/06/25 (月)

この音はだれとも違う、そして魅せられる 作曲者の思い描く演奏ではないかもしれないが、こうでなくてはと思わせる説得力がある 多くの方に聴いていただきたい

新十郎 さん | 不明 | 不明

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