ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD

Sym.8, 9: Sawallisch / Philadelphia O

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE4012
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

サヴァリッシュがフィラデルフィアの音楽監督に就任する少し前の録音。こういう曖昧さのないきちっとした音楽づくりが評価されて、音楽監督に推されたのであろう。フィラデルフィアの柔らかな響きが意外とドヴォルザークにマッチしていて聴きやすい。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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随所に輪郭のハッキリしない箇所があるのが...

投稿日:2011/10/02 (日)

随所に輪郭のハッキリしない箇所があるのが不可思議な気もしないではない。録音そのものは問題なく優秀に思えるので、指揮者の解釈なのだろう。 全体的には充分に推薦に値する演奏だと思う。オーソドックスなりに、民族性や土の香りも過不足ない。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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サヴァリッシュが米国オーケストラを振って...

投稿日:2010/11/30 (火)

サヴァリッシュが米国オーケストラを振っての最初の演奏録音、正しくそれに相応しい曲目「新世界」交響曲、私の聴いている盤はこの「新世界」交響曲(タイム@12’08A12’37B7’46C10’33)と「スケルツォ・カプリツィオーソ」(同14’26)が収録されたものです。1988年サヴァリッシュ65歳(ということは現在87歳・・・かつて24歳当時最年少でバイロイト祝祭音楽祭で指揮台に立った寵児も既に引退したとの事)の時の演奏録音「新世界」は彼らしくコントロールの効いた純音楽性を徹底したものではないでしょうか。第1楽章、ゆっくりと滑り出す様なスタートでややティンパニーは篭もり勝ち。とにかく滑らかなフレージングが特徴でPPOは意外と落ち着いた音色でこの曲に得てしてつきまとう土俗性は薄く描かれています。突然の反復があり反復演奏にもいろいろあるなぁと思いました。第2楽章も滑らか路線は変わらずゆっくり進みます。後半場面が替わる処での管の咆哮も激しくはありません。最後の方は「間」を充分とって室内楽的な余裕もタイムもかけた楽章に仕上げました。舞曲的要素の強い第3楽章も土臭くはなくいよいよ最終楽章それまでの滑らかなストリームがやや滞る場面にも聴こえたりしましたしコーダに向かっては情熱に攻めたてられてという感じではなく最後の長い引っ張りが印象的でした。サヴァリッシュの「新世界」には30年前1958年PHOとの共演録音があったらしいですね。なお、本盤第8番(タイム@10’02A10’38B5’29C9’00)は聴いていないのですが第3楽章のテンポは大変な速さですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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「思い通りにやらせてくれよ」的なそれまで...

投稿日:2010/02/19 (金)

「思い通りにやらせてくれよ」的なそれまでのサヴァリッシュではあまり聴くことがなかった一種の「弾け」。そう、この人は本来「客観は主観」という彼の言葉に現れている如く、計算計画的な安全運転指揮者ではない。フィラデルフィアに潜む独特のドイツ的な音色を引き出し、かつて無い「新世界」を聴かせる。8番は極めてユニークだ。ビロードの楽団を通して「私のドヴォルザーク観」を頑固なまでに貫くと、こういうドヴォルザークになるんだなあと納得した。 腹の底に確かに響くドヴォルザークである。

ジョージ さん | 東京都 | 不明

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