ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

交響曲第9番『新世界より』、チェロ協奏曲 パッパーノ&聖チェチーリア国立音楽院管、ブルネロ(2CD)

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9141022
組み枚数
:
2
レーベル
:
Emi
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
チェロ協奏曲(オリジナル版)
マリオ・ブルネロ
アントニオ・パッパーノ指揮
聖チェチーリア国立音楽院管


ドヴォルザークの2大人気レパートリーをとりあげたコンサートのライヴ録音盤。目玉はチェロ協奏曲のオリジナル版ですが、パッパーノ初となる『新世界より』にも注目です。ヴァイオリン両翼型の配置による演奏ということです。

【チェロ協奏曲(オリジナル版)】
ドヴォルザーク[1841-1904]のチェロ協奏曲は、もともとチェコのチェリスト、ハヌシュ・ヴィハーン[1855-1920]の要請で書かれたものでした。チャイコフスキーやR.シュトラウスも魅了したチェロの名手ヴィハーンは、ドヴォルザークからもすでに『森の静けさ』を献呈されるなど信頼関係があり、そのため、チェロ協奏曲完成の際には、作曲者のピアノ伴奏で試演を実施、チェリスト視点からの複数の変更提案をおこない、ドヴォルザークはそのうちのいくつかを受け入れています。
 今回、ブルネロによってとりあげられるオリジナル・ヴァージョンは、その改訂をおこなう前のものということで、ドヴォルザークの原意に触れることができる点で、資料としても価値のある注目のリリースと言えると思います。(HMV)

【収録情報】
CD1
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 op.95『新世界より』
CD2
・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 op.104

 マリオ・ブルネロ(チェロ:CD2)
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 アントニオ・パッパーノ(指揮)

 録音時期:2012年1月
 録音場所:ローマ、アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ、サラ・サンタ・チェチーリア
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【ブルネロ・プロフィール】
1960年、イタリアのヴェネト州カステルフランコ生まれ。アドリアーノ・ペンドラメリ及びアントニオ・ヤニグロに師事。1986年、イタリア人として初めて第8回チャイコフスキー国際コンクール優勝および批評家特別賞、聴衆賞を受賞。その後、世界に活躍に舞台を広げ、アバド、チョン・ミョンフン、ゲルギエフ、ジュリーニ、インバル、ムーティ、小澤征爾ら世界の名だたる指揮者と共演。また、室内楽でもクレーメルやアルバン・ベルク四重奏団などの名手たちと共演を重ねており、名だたる指揮者、オーケストラ、演奏家から共演を望まれる世界屈指のチェリスト。
 近年は指揮者としても活躍中で、2000年、03年には自身が主宰するオーケストラ・ダルキ・イタリアーナを率いて来日。02年 - 04年にパドヴァ歌劇場管弦楽団音楽監督を務めたほか、01年、03年、06年と紀尾井シンフォニエッタ東京を指揮し高い評価を得る。06年秋にルツェルン・フェスティバル・イン・東京2006でピアノのポリーニらとの共演が話題に。現在使用している楽器は、以前フランコ・ロッシが使用していた17世紀製作の「マッジーニ」。

【パッパーノ・プロフィール】
2005年のシーズンからローマ・サンタ・チェチリア音楽院管弦楽団の音楽監督を務めるアントニオ・パッパーノは、1959年12月、イタリア人の両親のもとロンドンに誕生しています。米国で、ピアノをノーマ・ヴェリッリに、作曲をアーノルド・フランケッティに、指揮をグスタフ・マイヤーに師事。キャリアの初めからオペラや劇作品に特別の愛着を示し、コレペティやアシスタント・コンダクターを務めながら、ニューヨーク・シティ・オペラ、バルセロナ・リセウ劇場、フランクフルト歌劇場、シカゴ・リリック・オペラ等の世界中の歌劇場との関係を瞬く間に築きます。バイロイト音楽祭では『トリスタンとイゾルデ』『パルシファル』『ニーベルングの指環』の上演でダニエル・バレンボイムのアシスタントを務めました。
 1987年、パッパーノはオスロ国立歌劇場で『ラ・ボエーム』で正式に指揮者デビューし、1990年に音楽監督に任命。この間、コヴェント・ガーデン歌劇場(1990年6月『ラ・ボエーム』)、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、サンフランシスコ・オペラ、シカゴ・リリック・オペラ、パリ・シャトレ座、ベルリン国立歌劇場でデビューを果たしています。
 パッパーノは32歳でベルギー・王立モネ劇場の音楽監督に任命されました。任期中に『サロメ』『仮面舞踏会』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『カルメン』『オテロ』『ヴェルディ』『ピーター・グライムズ』『椿姫』『トリスタンとイゾルデ』『フィガロの結婚』『バラの騎士』『三部作』『期待/浄夜』『ペレアスとメリザンド』『ドン・カルロ』『アイーダ』等数多くのオペラを制作。またピアニストとしての活動も継続し、同劇場のリサイタル・シリーズで多くの国際的歌手の伴奏を務めてもいます。
 1993年には、ウィーン国立歌劇場で、クリストフ・フォン・ドホナーニの代役としてワーグナー『ジークフリート』の新演出を振り注目すべきデビューを果たし、絶賛されました。1997年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場で『エフゲニー・オネーギン』の新演出でデビュー。同年、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任。1999年には『ローエングリン』の新演出を指揮してバイロイト音楽祭デビューを果たしています。
 パッパーノはオーケストラ・コンサートにも熱心で、これまでに、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ボストン響、クリーヴランド管、ロサンジェルス・フィル、ロンドン響、フィルハーモニア管、パリ管、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響、スカラ座管、フランス放送フィル、リヨン管など様々なオーケストラを指揮しています。
 アントニオ・パッパーノは、指揮者としてEMIクラシックス専属でレコーディングを行っています。これまで収録されたオペラ作品には、『トリスタンとイゾルデ』『ラ・ボエーム』『ドン・カルロ』『つばめ』『トスカ』『ウェルテル』『マノン』『イル・トロヴァトーレ』『三部作』等があり、中でも『つばめ』は英国のグラモフォン誌の最優秀オペラ録音賞と年間最優秀レコード賞、フランスのル・モンド・ド・ラ・ミュジーク誌のショック賞と2つのディアパゾン・ドール賞、ベルギーのセシリア賞、ドイツのシャルプラッテン批評家賞、イタリアのムジカ・エ・ディスキ誌賞、米国の批評家賞等を受賞するなど多くの批評家から高い評価を受けていました。
 その他では、プッチーニの『ミサ・ディ・グローリア』や、オペラ・アリア集といった歌物のほか、ヴェンゲーロフとのスペイン交響曲、ハンナ・チャンとのプロコフィエフ『協奏交響曲』、ショスタコーヴィチ、アンスネスとのラフマニノフなどコンサート物も評価が高く、また、ピアニストとしても、得意の歌曲伴奏に加え、室内楽の分野でもその豊かな天分を大いに発揮しています。

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