ドヴォルザーク(1841-1904)

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Blu-spec CD

交響曲第8番、第9番『新世界より』 セル&クリーヴランド管(限定盤)

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC20105
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD
その他
:
限定盤

商品説明

Blu-spec CD(TM)で聴く、ジョージ・セルの芸術
ドヴォルザーク:交響曲第8番、第9番『新世界より』

完全生産限定盤

ドヴォルザークの後期の傑作交響曲を2曲収録したお買い得な1枚です。もともとハンガリー出身のセルは、ボヘミア地方の音楽、特にドヴォルザークの交響曲の演奏を得意としており、ここでの「第8番」「第9番」の演奏も、セルの持ち味である透徹した音楽解釈の中に、あたたかい民俗性が加わり、えもいわれぬ感動をもたらしてくれます。Blu-spec CD(TM)の高品質な音質で、さらにセルの芸術が堪能できます。(ソニー・ミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
ドヴォルザーク:
・交響曲第8番ト長調 作品88
・交響曲第9番ホ短調 作品95『新世界より』
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音時期:1958年、1959年
 録音方式:ステレオ(セッション)

※Blu-spec CD(TM)は、ソニー・ミュージックエンタテインメントがBlu-ray Discの素材と製造技術を応用して開発した高品質CDです。お手持ちのCDプレーヤーでお楽しみ頂く事が出来ます。

収録曲   

ユーザーレビュー

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セル&クリーヴランド管弦楽団によるドヴォ...

投稿日:2012/08/19 (日)

セル&クリーヴランド管弦楽団によるドヴォルザークの楽曲の演奏はいずれも素晴らしい。全盛時代のセル&クリーヴランド管弦楽団は、各楽器セクションが一つの楽器のように聴こえるような一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを誇ったことから、「セルの楽器」とも称された完全無欠の演奏を展開していたところであるが、1960年代半ば頃までの演奏は、そうした完全無欠の演奏が、ある種の技量に偏ったメカニックな冷たさを感じさせたのも否めない事実であるところだ。そのようなセルも1960年代後半の最晩年に差し掛かると、クリーヴランド管弦楽団の各奏者にも一定の自由を与え、芸風により柔軟性が垣間見られるようになったところであり、円熟の味わい深い名演奏を成し遂げるようになったと言える。もっとも、ドヴォルザークやスメタナなどのチェコ音楽については、何故か1960年代半ば以前の演奏においても、そうした晩年の演奏にも比肩し得るような情感豊かな味わい深い演奏を行っていたところであり、これは、ドヴォルザークやスメタナなどのチェコ音楽には、ハンガリーの隣国の音楽ということもあり、セル自身が深い愛着と理解を有していた証左と言えるのかもしれない。本盤におさめられたドヴォルザークの交響曲第8番や第9番の各演奏においてもそれは健在であり、表面上は鉄壁のアンサンブルを駆使した完全無欠の演奏でありつつも、各フレーズの端々には、前述のようなチェコ音楽への深い愛着と理解に根差した豊かな情感が込められていると言えるところであり、いずれも味わい深い素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したい。もっとも、交響曲第8番については、1970年にEMIにスタジオ録音した同曲演奏史上でもトップの座を争う至高の超名演が存在しており、最晩年の演奏ならではの味わい深さと言った点において本演奏はいささか分が悪いと言えるが、それでも本演奏を名演と評価するのにいささかの躊躇をするものではない。音質は1958〜1959年のスタジオ録音であり、従来盤では今一つの音質であったが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤は圧倒的な鮮明な音質に生まれ変わったと言える。Blu-spec-CD盤も発売されており、それも従来盤をはるかに凌駕する高音質であると言えるが、SACD盤には到底敵し得ないと言える。もっとも、当該SACD盤は現在では入手難であるが、セル&クリーヴランド管弦楽団による完全無欠な名演を現在望み得る最高の高音質で味わうためにもSACD盤の意義は極めて大きいものであると言えるところであり、仮に中古CD店で入手できるのであれば、多少高額であったとしても、当該SACD盤の入手をおすすめしておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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天邪鬼かもしれませんがこういうスラブ系?...

投稿日:2009/07/25 (土)

天邪鬼かもしれませんがこういうスラブ系?の音楽には余計なことを語らずきっちり伝える姿勢を崩さない同系?指揮者による演奏が比較的聴き易い場合が私には多いように思え、この「イギリス交響曲」はセルにぴったり合った曲、演奏であります。第1楽章すべり出しスラブ系?テーマから惹きつけられ、やヽ作曲上荒っぽいと思われる終楽章へ導く腕はセル/クリーブランドOならではの洗練さをも味わせてくれます。私はこの演奏の別盤で聴いており「新世界」交響曲は未聴ですが本盤も最高と思います。今回フォーマット向上でより期待が持たれます。

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