ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

交響曲第7番、第8番、第9番『新世界より』、他 バルビローリ指揮ハレ管弦楽団(3CD) 

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ROY70399
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

バルビローリ/ドヴォルザーク:後期交響曲集(3CD)

1957-59年ステレオ録音。まだまだ元気だった時期のバルビローリが聴かせる豪快かつ情感豊かなドヴォルザーク作品集。
 もともとこの指揮者はイタリア出身の父親から受け継いだラテン的な資質に恵まれた人ですが、『新世界より』では金管を前面に押し立て、ティンパニを思いきって強打させた活力あふれる表現が大変に印象的で、バルビローリが情感一辺倒の指揮者ではなかったことを実感させてくれます。
 もちろん、有名な第2楽章での綿々たる情緒表現など、この人ならではの美しい音楽も随所で聴かれますが、ここではやはり、第7番でも顕著に聴かれる劇的ダイナミズムに注目したいところです。
 3曲中では第8番が特に見事な仕上がりで、メランコリックな旋律美と情熱的な推進力が結びつき、オケは少々荒っぽいものの、まさに変幻自在の名演を聴かせてくれます。
 3つの交響曲のほか、余白に『管楽セレナード』、『スケルツォ・カプリチオーソ』、『伝説』の抜粋、それにブラームスの二重協奏曲(ソロはカンポーリとナヴァラ)が収録されています。
 すべて英パイ原盤をEMIがリマスターした音源を使用、DISKYからのライセンス発売です。

ドヴォルザーク:
・交響曲第7番二短調 op.70
 録音:1957年8月7日[ステレオ]

・交響曲第8番ト長調 op.88
 録音:1957年6月28,29日[ステレオ]

・交響曲第9番ホ短調 op.95『新世界より』
 録音:1958年9月3日[ステレオ]

・スケルツォ・カプリチオーソ op.66
 録音:1957年6月28,29日[ステレオ]

・管楽セレナード 二短調 op.44
 録音:1957年8月3日[ステレオ]

・『伝説』 op.59〜第4曲、第6曲、第7曲
 録音:1957年8月3日[ステレオ]

ブラームス:
・二重協奏曲イ短調 op.102
 アルフレード・カンポーリ(vn)
 アンドレ・ナヴァラ(vc)
 録音:1959年9月17,18日[ステレオ]

 ハレ管弦楽団
 ジョン・バルビローリ(指揮)

総合評価

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ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団の...

投稿日:2022/12/30 (金)

ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団のコンビによる録音から、ドヴォルザークの後期交響曲集である。 バルビローリといえばイギリス音楽のイメージがあるが、結構様々な国の作品を振っており、ディスコグラフィーもなかなか多彩。 本CDで聴けるドヴォルザークはいずれの演奏もなかなかのもので、1950年代のバルビローリの演奏に見られた、ダイナミックな演奏が聴ける。 個人的には交響曲は第9番が良かった。 また伝説もなかなか良いと思う。 録音の状態は今まで出た盤の中では恐らく1番良い復刻だと思う。

レインボー さん | 不明 | 不明

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旧EMIとPYE録音全集がワーナーから出たが、...

投稿日:2020/08/10 (月)

旧EMIとPYE録音全集がワーナーから出たが、このCDの価値はさほど減じないと思う。元々の録音の状態は良くないのではあるが、当盤の方が遥かに音が良く樹き易い。全集には愛情が足りないようである。

slave さん | 東京都 | 不明

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バルビ協会による高音質リマスタリング盤。...

投稿日:2014/08/25 (月)

バルビ協会による高音質リマスタリング盤。7番がハイ上がりでキンキンするのが残念だが、他は良好。7番は凄い気迫の熱演。8番は熱気をはらんで歌い抜く様が美しい名演。9番もスケールが大きく若々しい情熱のほとばしりを感じる。いずれもバルビ節全開で歌い抜くが、くどい感じはない。たたみかける時の迫力は後年の録音にはない魅力がある。やりたい放題のようでいて優美さや優雅さが同居しているところが、この時代のバルビローリの魅力である。

greyfalcon さん | 福岡県 | 不明

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