SACD

管弦楽曲全集 マルティノン&フランス国立放送管弦楽団(4SACD)

ドビュッシー(1862-1918)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOGE12086
組み枚数
:
4
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


EMIクラシックス名盤SACDシリーズ
ドビュッシー:管弦楽曲全集(4SACD)
マルティノン&フランス国立放送管弦楽団


1973年から74年にかけてパリの名ホール「サル・ワグラム」で収録された有名な録音のセット化。アナログ完成期にセッション・レコーディングされたこれらの録音の本来の姿を味わえる待望のSACD化で、当時のフランスのオーケストラならではの個性豊かな管楽器群中心に紡ぎ上げられた明るく美しい色彩の世界を堪能できる素晴らしいサウンドが期待されるところです。
 演奏は、世界的に賞賛をあつめた名高いもので、マルティノンが残した多くの録音の中でも特に高く評価されています。色彩と造型にみせる鋭敏なセンス、フレージングにおける絶妙なニュアンスといった数々の個性的な魅力は、名門、フランス国立放送管弦楽団としてもこの頃だけのものだったのかもしれません(ちなみに同オケは1975年にフランス国立管弦楽団と改称しています)。
 『牧神の午後への前奏曲』や『海』などの有名作品はもちろん、『レントより遅く』の管弦楽版、ラヴェル編曲『スティリー風タランテラ』をも含む全集(トータルで287分44秒収録)として、資料的価値も高いものですし、『ピアノと管弦楽のための幻想曲』では名手チッコリーニがソロを務めていることも見逃せません。
 「サル・ワグラム」の残響を効果的に収めた録音も非常に雰囲気豊か。名エンジニア、ポール・ヴァヴァスュールならではのあでやかなサウンドづくりの功績でもあります。(HMV)

【収録情報】
クロード・ドビュッシー:
Disc1
・交響詩『海』
・夜想曲
・牧神の午後への前奏曲
・民謡の主題によるスコットランド風行進曲
・英雄的子守歌
・劇付随音楽『リア王』〜ファンファーレ
・劇付随音楽『リア王』〜リア王の眠り

Disc2
・バレエ音楽『遊戯』
・管弦楽のための『映像』
・交響組曲『春』

Disc3
・子供の領分
・小組曲
・神聖な舞曲と世俗的な舞曲
・バレエ音楽『おもちゃ箱』

Disc4
・ピアノと管弦楽のための幻想曲
・レントより遅く
・クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
・アルト・サキソフォンと管弦楽のための狂詩曲
・バレエ音楽『カンマ』
・スティリー風タランテラ

 アラン・マリオン(フルート)
 マリー=クレール・ジャメ(ハープ)
 アルド・チッコリーニ(ピアノ)
 ギイ・ダンカン(クラリネット)
 ジャン=マリー・ロンデクス(サックス)
 フランス国立放送管弦楽団&合唱団
 ジャン・マルティノン(指揮)

 録音時期:1973-1974年
 録音場所:パリ、サル・ワグラム
 録音方式:ステレオ(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

内容詳細

アビイ・ロード・スタジオでのリマスター音源で送るEMIクラシックス・シリーズ。20世紀後半のフランスを代表する指揮者のひとり、マルティノンとフランス国立放送局o.によるドビュッシー。明晰で優雅な指揮をもって、和声の美を表出している。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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本盤には、ドビュッシーの管弦楽曲全集がお...

投稿日:2012/05/20 (日)

本盤には、ドビュッシーの管弦楽曲全集がおさめられているが、夜想曲、交響詩「海」、牧神の午後への前奏曲などの有名曲も含め、いずれの楽曲も素晴らしい名演と高く評価したい。ラヴェルの管弦楽曲全集の至高の名演としてはクリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団による演奏が掲げられるが、それに相当するドビュッシーの管弦楽曲全集の名演こそは、本盤におさめられたマルティノン&フランス国立放送局管弦楽団による演奏であると考えられる。マルティノンは、シカゴ交響楽団の音楽監督時代が不遇であったため(とは言っても、ラヴェルの管弦楽曲集などの名演を遺している点に留意しておくことが必要である。)、過小評価されているきらいがないわけではないが、ウィーン・フィルとともにチャイコフスキーの悲愴の超名演を成し遂げるなど、その実力は折り紙つきであったと言える。そして、その実力を如何なく発揮し得た演奏こそが、本盤におさめられたドビュッシーの管弦楽曲全集の超名演であると言っても過言ではあるまい。マルティノンは、例えばブーレーズなどのように曲想を曖昧にせず(もちろん、ブーレーズの演奏も説得力があり名演と評価し得ると考える。)、むしろ明瞭に描き出すように努めていると言える。これによって、ドビュッシーの光彩陸離たる色彩感豊かなオーケストレーションが微塵の曇りもなく表現されているのが見事であると言えるだろう。また、各フレーズの端々からほのかに漂ってくるフランス風のエスプリ漂う瀟洒な味わいには、抗し難い魅力に満ち溢れていると言えるところであり、これぞフランス音楽を鑑賞する醍醐味が存在していると言える。いずれの楽曲の演奏も素晴らしいが、とりわけ有名な牧神の午後への前奏曲のアラン・マリオンのフルートソロは、いかにもフランス人奏者だけにしか出し得ない洒落た味わいに満ち溢れていると言える。いずれにしても、本盤におさめられた全集の各演奏は、様々な指揮者による各楽曲の演奏の中でもトップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。音質は、従来CD盤でもリマスタリングを繰り返してきたこともあって比較的満足し得る音質であったが、現時点では数年前に発売された、有名曲だけを1枚におさめたHQCD盤がベストの高音質であると言える。したがって、私としても、当該HQCD盤を愛聴してきたところであるが、今般、ついにSACD化が行われることによって大変驚いた。従来CD盤とは次元が異なる見違えるような鮮明な音質に生まれ変わった言えるところである。音質の鮮明さ、音場の幅広さのどれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。1960年代のスタジオ録音とは思えないような音質の劇的な変化は、殆ど驚異的ですらあると言えるだろう。いずれにしても、マルティノンによる至高の超名演を、SACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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たとえ英オリジナル盤で聴いてもそれほどの...

投稿日:2012/04/10 (火)

たとえ英オリジナル盤で聴いてもそれほどの音質とは思えなかったのでたいした期待もせずに聴き始めたのだが、これは驚いた。おそらく、オリジナルアナログをはっきり超えたSACDであるような気がする。思えば、60年代以前のオリジナルアナログ盤は盤質もよく(厚く)、ずしりと腹に響く音質であったが、70年代頃より盤が薄くなり、それにあわせて音質もどこか頼りないものとなったような気がする。この全集の録音などはまさにその時期にあたっていて、演奏一流録音二流といった感がぬぐえなかった。それがはじめて、録音も一流であったことを知らされたのである。アナログ時代に感じたあの録音のいまいちさは盤質のせいだったのか?本EMI・SACDシリーズも、60年代のものはどうがんばってもやはりアナログにわずか劣る気がするが、70年代以降のものは(盤の)元が元だけにSACDが本来の音質を明白にしてくれているような気がするのである。これで、ミュンシュのXRCD盤と並ぶ「海」が手に入った。あとはブーレーズのコロムビア盤のSACD化を大いに期待したい。ソニーは何をさぼっているのか・・・。

ゆりぞう さん | 兵庫県 | 不明

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 「今まで“お国物”に拘るような聴き方は...

投稿日:2012/02/27 (月)

 「今まで“お国物”に拘るような聴き方はしてこなかったのですが,クリュイタンスの一連のラヴェル録音は別…。どんな名優の東北弁より,地元のお婆ちゃんの東北弁の方が上手いのは当然…,どんな一流料理人の料理より,地元の方の手料理の方が“味”があるのは当然…と感じてしまうのです。音が出るとき,音が消えゆくとき,減衰していくとき,徐々に盛り上がっていく様…隅から隅まで,独特の何かを感じてしまう。これが“フランスのエスプリ”と言われるものなんだろうか…。「思い込み,先入観でしょ…?」という人もいるかもしれませんが,その思い込みや先入観を裏切らず,本当にそう思わせてしまうのは,凄いことではないかと思います」とクリュイタンスのラヴェルシリーズのレビューに書きました。マルティノン&フランス国立放送管のこのドビュッシーにも全く同じことが言えます。両者とも正に“お家芸”。『海』のうねり,『牧神の午後への前奏曲』のホンワリ感,『映像』の躍動感…書き出したらきりがないほどの(というより言葉にできないほどの)魅力満載。

masato さん | 新潟県 | 不明

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