ドビュッシー(1862-1918)

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CD 輸入盤

交響詩『海』、夜想曲、牧神の午後への前奏曲 スヴェトラーノフ&フィルハーモニア管弦楽団、ザ・シックスティーン

ドビュッシー(1862-1918)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CLN0002
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ドビュッシー:海、夜想曲、牧神
スヴェトラーノフ&フィルハーモニア


『海』をはじめドビュッシーが好きなスヴェトラーノフがコリンズ・レーベルでおこなったセッション録音。かつてリリースされた際はなぜか収録レベルが低すぎ、音も平板だったせいかあまり話題にならず、その後、ほどなくしてレーベルが解散してしまったため、存在も忘れられてかけていたというスヴェトラーノフの貴重な録音がようやく復活。しかもリマスタリングされて音質向上してのリリースです。
 演奏はセッション録音ということもあってか、情報量の多いもので、じっくりどっしり楽曲に取り組み、雰囲気などはあまり重視しなかったスヴェトラーノフ晩年の芸風がよく伝わってきます。
 こうした演奏で聴くと、ドビュッシーがワーグナーの影響を抜け出た後、ロシア音楽やエキゾチシズムの影響を強く受け、それらを取り込みつつ自身のスタイルを確立して行ったことがよく判るようにも感じられますし、ドビュッシーの書いた音を隅々までぼかさず克明に聴くことができるのはやはり興味深いところでもあります。何しろここでは、通常、神秘的に聴こえる「シレーヌの」女声合唱まで明確な存在を主張し、彼女らの歌が実は船乗りを海底に引きずり込む魔女の声であったということまで考えさせてくれるのですから。(HMV)

【収録情報】
ドビュッシー:
1. 交響詩『海』
2. 夜想曲
3. 牧神の午後への前奏曲

 ザ・シックスティーン(ハリー・クリストファーズ指揮)2
 フィルハーモニア管弦楽団
 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

 録音時期:1992年5月
 録音方式:デジタル(セッション)
 日本語解説付き
 CDは国内プレスとなります

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大波はとてつもない巨大波として襲いかかり...

投稿日:2012/05/09 (水)

大波はとてつもない巨大波として襲いかかり、小波はやがて大波となるエネルギーを内包した強さを秘めて波打っている。異様に強靭な木管の吹き具合。誰にも真似の出来ない、個性的な「海」。一般的なドビュッシーのイメージからは程遠いが、交響詩という音楽のジャンルの醍醐味が極まっている。オケも上々、録音も演奏の明晰さを伝えるにふさわしい触感。同じ曲のレコードを幾つも持つには、このくらい個性的じゃないと、購入する意味が無い。スヴェおじさんのディスコグラフィの最右翼に位置づけたい。彼のフランスものも、いいねえ。(でも、あのフランクのシンフォニーのようなダメ演奏もあるから一概には言えないか・・)

機関車パシフィック さん | 埼玉県 | 不明

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