チャイコフスキー(1840-1893)

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CD

『くるみ割り人形』全曲 西本智実&日本フィル(限定プレス盤外箱、ポートレートブック付)(2CD)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC90715
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤

商品説明

世界を躍進中! 今、注目の西本智実がクリスマスに贈る意欲作。西本智実プロデュース。
 今、躍進中の指揮者、西本智実の最新アルバム。チャイコフスキー最晩年の名作『くるみ割り人形』(ナットクラッカー)全曲レコーディングに挑みます。西本は、この楽曲に対して長い年月をかけて特別な想いを抱き、イメージを膨らませてきました。この録音は、全曲演奏を通して、その作品が伝えようとする本質に迫ります。ストーリーを洗い直し、細部の演奏にこだわり独自の世界観を表現する意欲作にご期待ください。
 こちらは特製ボックス、撮りおろし写真集付の限定プレス盤です。(キングレコード)

・チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』全曲
 新座少年少女合唱団
 日本フィルハーモニー交響楽団
 西本智実(指揮)


【西本智実プロフィール】

大阪に生まれる。
1994年大阪音楽大学作曲科卒業。在学中からザ・カレッジ・オペラハウス、関西歌劇団の副指揮者を務め、1996年ロシア国立サンクト・ペテルブルグ音楽院へ留学。
フェドートフ、ムーシンに学ぶ。
同時にキーロフ・マリインスキー劇場で研鑚を積む。
1998年京都市交響楽団を指揮し日本デビュー。以後、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、大阪シンフォニカー交響楽団、オペラハウス管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団など国内の主要オーケストラを指揮して好評を得る。
1999年期待される若手音楽家に贈られる「出光音楽賞」を受賞。またサンクト・ペテルブルグ・ フィル(旧レニングラード・フィル)のメンバーによる室内管弦楽団を指揮した『オール・モーツァルト・プログラム』による演奏会は絶賛を博し、「高い芸術性と技術及びロシア国民からの強い 支持があって「ロシア聖スタニスラフ勲章」を受章。2000年大阪市「咲くやこの花賞」受賞。
2002年ABC音楽賞本賞、2002年(財)大阪21世紀協会特別賞受賞。
2002年ロシア・ ボリショイ交響楽団“ミレニウム”の首席指揮者に就任、同年9月には来日公演を実現。
大きな話題となるとともに、その力量は高く評価された。 また、オペラ・バレエの指揮者としても活躍をしているが、中でも2002年キーロフ・マリインスキー劇場との提携制作による関西歌劇団公演にてチャイコフスキーの「エフゲニ・オネーギン」の音楽監督兼指揮者を務め大成功に導いた。
【レコーディングの軌跡から見た西本智実プロフィール】

ロシアの伝説の指揮者で教育者でもあるイリア・ムーシンの愛弟子として日本で紹介され京都市交響楽団の演奏会にて本格デビュー。
キング=日本フィル共同企画であった新人指揮者デビューCDプロジェクトにて西本智実に白羽の矢が立つ。デビュー・アルバム「ロミオとジュリエット」はその独自のアプローチと新鮮な演奏で注目を集める。
2001−2004
 ロシアで学び、敬愛するチャイコフスキーを、叩き上げの真摯な表現力で演奏し聴衆を魅了してきた西本智実。モスクワでは、新生オーケストラ、ロシア・ボリショイ交響楽団“ミレニウム”の首席指揮者としてその運営にもかかわりながらいくつもの名演を残す。日本人で、しかも、何の後ろ盾もなく孤高の指揮者としてロシアの音楽界で疾走する。多難を乗り越え日本人にしてその職責を全うするという貴重な経験を得る。この時期のCDには「悲愴」「白鳥の湖/くるみ割り人形」、ヒット作「ボレロ」「革命&1812」等がある。これ以降、CDセッションは行わず、西本智実の「今」を記録しようという見地から、ライヴ収録を前提としたDVD制作が中心にまる。
2004−2006
西本智実のロシア国内での活躍がロシア音楽界のキーマン達の目にとまり、サンクト・ペテルブルクのマールイ劇場(通称)の首席客演指揮者、チャイコフスキー記念財団のオーケストラの音楽監督などのポストへ就任する。このころから、ロシア以外の国からの出演依頼も入りだす。そして、2006年チャイコフスキーの未完交響曲「ジーズニ」のクリンにおける試演、初演の大役を果たし、日本におけるツアーへつなげる。
2006−2007
更に広がる活動。新しい境地を求めて、また更に真摯に音楽に向かい合うため生活本拠をベルリンに置く。オーストリア、リンツにおけるブルックナー管弦楽団のコンサートの成功がオーストリア国内の各新聞にて「気配りのきく女性指揮者と「虜」になったオーケストラ」、「日本からきた若い指揮台の魔術師」などと報道される。
音楽活動以外では、世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダー」の一人に選ばれ、2008年ダボス会議へ出席している。
そして、2008
1853年創立でクレンペラー、カラヤンなど、伝説の指揮者たちも指揮台に立った、また、マーラーが最初の交響曲を初演したことでも知られる名門ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団と3年ぶりのCDレコーディングに挑む。そこで生まれるのがこのCD「西本智実の新世界」。

内容詳細

チャイコフスキー晩年の傑作『くるみ割り人形』の全曲版。長い年月をかけて研究し、ストーリーを洗い直し、細部のディテールを彫琢。西本独自の世界を表現するまでになった渾身の演奏が楽しめる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   2

ユーザーレビュー

総合評価

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単純に「くるみ割り人形」の演奏時間を足す...

投稿日:2012/01/06 (金)

単純に「くるみ割り人形」の演奏時間を足すと89分18秒です。ちなみに、日本人指揮者の小澤征爾は88分11秒です。名演の誉れ高いドラティが83分58秒、アンセルメが83分54秒、プレヴィンが84分52秒、スヴェトラーノフが91分16秒、プレトニョフが93分06秒、アシュケナージが91分11秒、エルムレルが93分26秒です。それと比べると西本智実は中間のテンポの演奏になっています。ただし、「くるみ割り人形の」は24曲の小曲からなっているので実際にはそれ程大きな違いは感じないです。 《CD−1》、 1.序曲 3:14、  【第1幕】 [第1場] 2.第1曲:クリスマスツリー 3:58、  3.第2曲:行進曲 2:41、  4.第3曲:子供たちの小ギャロップと両親の登場 2:33、  5.第4曲:ドロッセルマイヤーの贈り物 6:02、  6.第5曲:情景と祖父の踊り 6:42、  7.第6曲:招待客の帰宅、その夜 6:53、  8.第7曲:戦闘 3:27、  [第2場] 9.第8曲:松林の踊り 3:37、  10.第9曲:雪片のワルツ 6:51、  《CD−2》 【第2幕】 1.第10曲:お菓子の国の魔法の城 4:15、  2.第11曲:クララと王子の登場 4:44、 3.第12曲の1:スペインの踊り 1:10、  4.12-2:アラビアの踊り 3:35、  5.12-3:中国の踊り 1:07、  6.12-4:ロシアの踊り 1:09、  7.12-5:葦笛の踊り 2:25、  8.12-6:ジゴーニュ小母さんと道化師たち 2:54、  9.第13曲:花のワルツ 6:52、  10.第14曲:パ・ド・ドゥの1:アダージョ、5:21、 11.14-2:ヴァリアシオン1[タランテラ] 0:46、  12.14-3:ヴァリアシオン2[金平糖の踊り] 2:19、 13.14-4:コーダ 1:23、  14.第15曲:終曲のワルツとアポテオーズ 5:20、 

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西本さんの音楽は美しい。次に購入するドヴ...

投稿日:2009/09/03 (木)

西本さんの音楽は美しい。次に購入するドヴォルザークの交響曲第9番が楽しみである。女性指揮者は音楽の美しさを追求することも重要だと思える。

Johannes さん | 埼玉県 | 不明

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刺激や山っ気どころか、これといった特徴す...

投稿日:2008/11/14 (金)

刺激や山っ気どころか、これといった特徴すらない、肩の力を抜いたのほほんとした演奏。「昔昔お爺さんとお婆さんが…めでたしめでたし。」といった具合に。おかげでなんだかわけのわからいないうちに、最後までそこそこ愉しく聴かせていただきました。日本フィルもリラックスした中にも要所要所でいい頑張りをみせています。しかし「くるみ割り人形」はほんといい曲です。あらためて全曲を通して聴きそれを感じました。最高。

ぼん さん | 神奈川県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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