チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

『くるみ割り人形』全曲 ドラティ&ミネアポリス交響楽団(1953)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OPK7070
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

バレエ指揮者であったドラティの
本領を示す最初の『くるみ割り人形』!


【制作者より】
2013年はじめに最高の演奏といわれるドラティとミネアポリス響の『眠りの森の美女』をオーパス蔵で出しましたが(OPK7067)、それに続くタイトルとして『くるみ割り人形』をリリースすることになりました。マーキュリーのモノラル盤LPは米マーキュリー盤とライセンスによる英PYE盤があり、まさにCDと同じ黄色の背景に線画でクリスマスパーティの様子が描かれています。クーベリックや「美女」(ドラティ)のアルバムでは米盤より落着いた音の英盤(EMI)を使ったのですが、PYE盤は音が落ちます。そこで今回は米マーキュリー盤を採用しました。(相原 了)

「ドラティはバレエ・リュス時代の1937年にロンドン・フィルを指揮して『白鳥の湖』組曲やリムスキー=コルサコフの『シェエラザード』などをHMVに録音、アメリカでは戦後のSPからLPへの移行期にビクターへダラス響などと録音した経歴を持っているが、レコードでの本格的な活動は、1952年からミネアポリス響と録音を開始したこのマーキュリー時代からである。ドラティによるチャイコフスキーの三大バレエの第1作で、翌年に『白鳥の湖』、翌々年に『眠りの森の美女』が録音されている。この演奏には、バレエならではの肉体の躍動と、音楽性とのきわどい両立があると感じられる。
 後年のステレオ録音では、よりシンフォニックになったぶん、失われてしまうバレエの弾力が、ここにはまだあるのだ。モノラル録音ということで忘れられがちだが、ドラティの前半生の活動を記念する録音のひとつである。」 山崎孝太郎〜ライナーノーツより(OPUS蔵)

【収録情報】
・チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』全曲

 ミネアポリス交響楽団(現ミネソタ管弦楽団)
 アンタル・ドラティ(指揮)

 録音時期:1953年
 録音方式:モノラル(セッション)
 原盤:US-Mercury LP
 ディスクは国内プレスとなります。

内容詳細

ドラティがマーキュリーに録音した全曲。モノーラルだが音質は優秀。それ以上に演奏が生き生きとして素晴らしい。バレエに精通した強みなのか、オーケストラもとても有機的な音がしている。多くのコレクターに勧めたいが、英文解説の邦訳も欲しかった。(白)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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アンタル・ドラティ指揮、ミネアポリス交響...

投稿日:2021/07/06 (火)

アンタル・ドラティ指揮、ミネアポリス交響楽団の演奏による、チャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』である。 ドラティのミネアポリスとのチャイコフスキーの3大バレエ音楽で1番最初に録音されたものらしい。 ドラティはコンサート用作品の録音が多いが元はバレエ音楽の指揮者で、バレエの録音には良い演奏が多い。 このCDもメリハリが効いた生き生きとした演奏で、バレエ指揮者ドラティとして充分に才能を発揮させているもの。 古いLPからの復刻の割には音質は良い方ではないだろうか。

レインボー さん | 愛知県 | 不明

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リズムの生きた良い演奏である。1962年...

投稿日:2015/08/02 (日)

リズムの生きた良い演奏である。1962年録音のロンドン交響楽団、1975年録音のコンセルトヘボウ、とそれぞれ全曲盤を所持しているが、これがいちばん勢いのある演奏である。就任間もないミネアポリス管弦楽団をとても良く訓練したあると思う。演奏スタイルが一部アメリカン・バレー・シアター仕様になっているところがある。彼の経歴からくるものであると思うが、後年は元のスタイルに戻っている。録音はモノラルながら大変迫力あるものであり、小銃の音などとてもリアルであった。惜しむらくは「雪のワルツ」でのコーラスが少年合唱ではなく、女声になっていたことである。録音の時代を考えると、ドラティがまだそこまで要求できる地位になかったのかもしれないと、少し同情したくなった。 晩年のコンセルトヘボウの超名演の原点として、価値あるディスクといえる。

C.G.A さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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