エコノミクス・ルール 憂鬱な科学の功罪

ダニ・ロドリック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560095980
ISBN 10 : 4560095981
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
210p;19

内容詳細

『グローバリゼーション・パラドクス』の著者がハーバードの政治経済学講義をきっかけに書き下ろした経済学入門の決定版。

目次 : はじめに 経済学の正しい使い方、間違った使い方/ 第1章 モデルは何をするのか/ 第2章 経済モデルの科学/ 第3章 モデルを舵取りする/ 第4章 モデルと理論/ 第5章 経済学者が間違える時/ 第6章 経済学と経済学批判/ おわりに 二十の戒め

【著者紹介】
ダニ・ロドリック : 1957年、トルコ・イスタンブールに生まれる。米ハーバード大学を卒業後、プリンストン大学でMPA、Ph.D.をそれぞれ取得。プリンストン高等研究所(IAS School of Social Science)教授などを経て、ハーバード大学ケネディ・スクール教授。専門は国際経済学、経済成長論、政治経済学。『グローバリゼーション・パラドクス』(2013年)は12カ国語に翻訳され、世界中で話題に。1997年に刊行されたHasGlobalization Gone Too Far?(IIE)は、米ビジネス・ウィーク誌で「1990年代における最も重要な経済書」と称賛される

柴山桂太 : 1974年生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程退学。滋賀大学経済学部准教授を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は政治経済思想

大川良文 : 1971年生まれ。神戸大学経済学部卒業。神戸大学大学院経済学研究科国際経済博士課程修了。滋賀大学経済学部准教授を経て、京都産業大学経済学部教授。専門は国際経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    読んでいてこの本は経済学書なのかあるいは経済評論書なのか若干わからない感じでした。経済モデルについては先達の経済学者たちの理論などを引用したりしているのですが、もう少し言いたいことなどをきちんとまとめたほうがいいように思いました。終わりにある二十の戒めがまとまっていいたいことはここに凝縮されている気がします。「訳者の後書きにかえて」がまとまっていて読みやすく感じました。

  • GASHOW さん

    日本では、経済学者が大臣になった時を除いては、官僚の考えで政策がきまる。学者は、官僚のサポートする意見を言える人のみ採用されている。だから、学問を政治に反映させない仕組みが出来上がっている。米は、ロビイストが強すぎる。欧州では、学者の意見を採用することがあって、少子化対策として、産後の体型を魅力的に戻す補助など理にかなった政策が取り入れられる。学者は、学者で彼らの事情があるから、言っていることも考慮しないといけないよといった内容だった。

  • 。 さん

    ★★☆ 流し読み程度 多くのモデルと具体例が矢継ぎ早に登場するため、経済学の入門には向かない 経済学モデル正当性の主張、だいぶ謙虚に 近年の経済学者の肩身の狭さを感じる。 モデルはモデルなのだから、条件と適用範囲を明確にして堂々と主張すればいい、と思うんだけど難しいんだろうか

  • ドクターK(仮) さん

    経済学に対する経済学者以外からの(典型的な)批判に反論しつつも、経済学者が犯しやすい誤りについても手厳しく指摘する。筆者によれば、経済学においては、どんな現実も説明可能な普遍的な理論や、一貫した特定のモデルなどは存在しないという。逆に、多様な理論やモデルの中から、その時々の状況に適したものを選択することが重要であり、その選択を誤らないためにはある種の「アート」(技芸)が必要であるとする。この「アート」という概念を、社会「科学」としての経済学に必須の要素とされる「サイエンス」と対比させている点が興味深い。

  • takao さん

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品