ジョン・ブラウン (1948-)

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カミングアウト LGBTの社員とその同僚に送るメッセージ

ジョン・ブラウン (1948-)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862762597
ISBN 10 : 486276259X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;20

内容詳細

BPを世界最大級のエネルギー企業へと育て上げ、「世界で最も尊敬されるCEO」にも選ばれた著者を、前代未聞のスキャンダルが襲った。少年期から隠し続けてきた秘密が暴露され、心も名誉も傷つき、屈辱的な辞職に至る。だが、それは新たな素晴らしい人生の始まりだった―。LGBTの人々は職業生活の中でどのような問題に直面し得るのか。同僚は、企業は、彼らをどう支え、どう協働していけるのか。誰もが自分自身でいられる職場をつくるため、あなたには何ができるだろうか。世界的なビジネスリーダーが職業人生の中でゲイである自分を隠し続けた日々とカミングアウトの経験、そして100人以上のLGBTの人々への取材から語る、職場における性的少数者と周囲の人々へのメッセージ。

目次 : 1 逃げ隠れ/ 2 美と偏狭/ 3 深く隠れて/ 4 亡霊と恐怖/ 5 カミングアウトはビジネスのためになる/ 6 カミングアウトで得られるもの/ 7 オピニオンリーダーと象徴/ 8 ガラスを打ち破る/ 9 クローゼットの外へ

【著者紹介】
ジョン・ブラウン : 1948年にドイツのハンブルクで生まれる。母親はアウシュビッツを生き残ったハンガリー系ユダヤ人。ケンブリッジ大学で物理学の学士号、スタンフォード大学で経営学の修士号を取得。1966年に石油企業ブリティッシュ・ペトロリアム(後のBP)に入社。1995年にCEOに就任し、同社を世界的なエネルギー企業へと育て上げる。「石油を超えて」のスローガンの下、再生可能エネルギーの開発を推進したことでも知られる。2006年にはバロンズ紙の「世界で最も尊敬されるCEO」にも選出された。元パートナーとのスキャンダルを機に2007年に辞職。2015年にL1エナジーの会長に就任。1998年にはナイトの称号が、2001年には一代貴族(貴族院議員)の位が与えられた。英国王立工学アカデミー会長を務めたほか、王立協会フェロー、アメリカ芸術科学アカデミーの海外メンバー、テート・ギャラリーやドンマー・ウェアハウス劇場の理事長も務める

松本裕 : 翻訳者。オレゴン州立大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • TATA さん

    元BPのCEOによるLGBT論。自身のカミングアウト体験をベースに世界的なLGBT周辺の変化を述べる。単純な性的マイノリティの話に限らず、企業として取り組むべき方策について言及しているのは非常に良かった。ジェンダーの取組みさえこれからの日本企業ですが、この先5年、10年でダイバーシティについて更に大きな変化をしていくのでしょうね。

  • katoyann さん

    石油企業(BP)の元CEOが辞職を余儀なくされた経験をもとにカミングアウトの重要性を説く本である。エッセイでありながら、定量調査に基づき、LGBT社員が企業で置かれている現状の課題を整理している。本書ではLGBT社員の41%が隠しているとされる。性的指向もしくは性自認を隠すと、強いストレスがかかるため仕事上の不利がある。またオープンにした場合でも5人に2人がハラスメントにあう。このため交流を避けるようになり、昇進が遠のく。ただ、LGBTに対する差別を禁止する企業(IBMなど)が増えている。時代は変わる。

  • tellme0112 さん

    書評から手に取った。こんなニュース読んでたな。誰もが知ってる企業名が登場し、ここではこんなカミングアウトがあったという話は、誰かを勇気づけてくれると思う。クローゼット人生からのカムアウト逆転劇がこれでもかこれでもかと。ものすごい勢いで変わっていく世界。はたして日本はどうか。

  • AR読書記録 さん

    翻訳本というのは、原書出版からのタイムラグだったり、その国の状況との違いなりの影響のグラデーションが大きいなと思っていて、この本はけっこう影響が大きい方になるのではないかな、などと。存外、本国ではもうすっかりこれも一昔前の話になっている、かもしれないし(というふうに、進歩や成熟の早い国と理想的に見たいと個人的に思う国のひとつです、イギリスは)、日本が4年遅れで同じような状況にあるかというと、日本は日本でまた違う背景や問題があるとも思うし。でも大事なのはこのメッセージが届く人にちゃんと届くことだと思うので。

  • ゆーや さん

    2018年54冊目。自社本のため割愛。

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