ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 オイストラフ、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1956 ライヴ)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEOR736081
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

驚愕! こんな音源が残っていたとは
オイストラフ、ムラヴィンスキー壮年期のウィーン・ライヴ
完全初出のショスタコーヴィチ!

ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番は、オイストラフの独奏、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルにより1955年10月29日に世界初演されました。同じメンバーによる約1年後1956年11月30日レニングラード・ライヴのメロディア音源は名演の誉れ高いですが、その半年前の未知の音源が出現しました。それも西側ウィーン・ムジークフェラインザールでのライヴ。メロディア音源以上に音色は鮮明で、オイストラフならではのつやつやとした美音、ムラヴィンスキーならではの緊張感あふれる大きな音楽作りなど、全盛期の二大巨匠の凄さを改めて実感できます。モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第5番」はCetraやStradivariusから発売されたこともありますが、今回はマスター・テープからの正規発売。端正かつ推進力にあふれ、理想的なモーツァルト演奏となっています。ムラヴィンスキー・ファン、ショスタコーヴィチ・ファン必携の一枚です。(キングインターナショナル)

・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 K.219
・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.77
 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
 レニングラード・フィルハーモニー
 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)

 録音時期:1956年6月21日[K.219]、23日[op.77](モノラル)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェライン・ザール(ウィーン芸術週間でのライヴ)

収録曲   

  • 01. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 K.216 第1楽章: アレグロ
  • 02. 第2楽章: アダージョ
  • 03. 第3楽章: ロンド
  • 04. ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.99 第1楽章 夜想曲: アダージョ
  • 05. 第2楽章 スケルツォ: アレグロ・ノン・トロッポ
  • 06. 第3楽章 パッサカリア: アンダンテ
  • 07. 第4楽章 ブルレスカ: アレグロ・コン・ブリオ

総合評価

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オイストラフは安定感がありすぎるというか...

投稿日:2022/07/24 (日)

オイストラフは安定感がありすぎるというか、いかにも模範解答のような演奏が余り好きではなかったが、これは凄絶なまでの名盤。モーツァルトはみずみずしさの極致。ショスタコービチはロジェストヴェンスキーと共演したライブを持っており、ワイルドな熱演だが、ムラヴィンスキーは、さすがに格が違う。精神的な深みが圧倒的で、オイストラフの表現も、一段上だ。録音はモノラルだが、聴きやすい。

座頭 さん | 兵庫県 | 不明

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いやー、素晴らしい演奏ですね! まずはモ...

投稿日:2018/10/02 (火)

いやー、素晴らしい演奏ですね! まずはモーツァルトですが、何と言ってもこれほどまでに表情豊かで美しいモーツァルトは今まで聴いたことがありません。この曲のベルリンフィルとの弾き振り演奏(スタジオ録音)ももちろん素晴らしいのですが、聴衆の前でこの人が溌剌と弾くモーツァルトはまさに格別です。最高級のシャンパンの香りが漂ってきそうです。私は今までモーツァルトだったら「バリリ弦楽四重奏団」の室内楽が一番好きでしたが、これを聴いてしまうと、暫く他のバイオリン奏者の演奏に耳を傾ける気がしなくなってしまいました。もしモーツァルトが生きていてこの演奏を聴いたらひっくり返るんじゃないでしょうかね。 そしてタコ1ですが、本家本元の演奏を今回初めて聴いてみて「こういう曲だったのか。」との認識を新たにしました。これまでは、ハーンの演奏でこの曲にはまっていましたが、このオイストラフの健全な楽曲解釈には誰も歯が立たないでしょう。音符と音符の隙間にも音楽があるように私には聴こえます。 私は特にハイフェツ嫌いというわけではありませんが、そう仰る方々の気持ちがわかるような気がします。 蛇足ですが、レニングラード・フィルの伴奏もとても素晴らしいと思います。 生きている間にこの演奏を聴く機会に恵まれて本当に良かったです。

nk さん | 東京都 | 不明

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初演者の演奏とは、単なる歴史的記念や祝賀...

投稿日:2010/05/16 (日)

初演者の演奏とは、単なる歴史的記念や祝賀の記録にとどまる事が多いが、これは別格。解説にはムラヴィンスキー=LPOの初のウイーン遠征時の記録とあるが、ムジークフェラインザールでの晩年の記録に勝るとも劣らぬ、繊細かつダイナミックな演奏に舌を巻く。そもそも40歳代のオイストラトフとと聞いて、まず、期待した技巧に裏打ちされた想定どおりのダイナミズム、細部の丁寧な扱い、LPOに全く音負けしない貫禄の表現がそのまま収録されており、この組み合わせのショスタコVCを聴いてしまうと、ハーン、ムローヴァ、バティアシビリと聴いた(偶然全員女流なのだが)ステレオ録音の昨今の記録の不毛具合に溜息が出てしまう。モノラルによるLPOの金管高音域の若干の音割れはあるが、それを払って余りあるムラヴィンスキーの精緻な伴奏だし、マイク位置はオイストラトフをしっかり捕らえてあり、ソロの音質はいつものオイストラトフの太さが伝わってくる。ブラームスVC=オイスト+クレンペラー、そしてショスタコVC=オイスト+ムラヴィンは不動の名演でしょう。

森林浴 さん | 京都府 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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