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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

CD ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 オイストラフ、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1956 ライヴ)

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 オイストラフ、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1956 ライヴ)

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    座頭  |  兵庫県  |  不明  |  2022年07月24日

    オイストラフは安定感がありすぎるというか、いかにも模範解答のような演奏が余り好きではなかったが、これは凄絶なまでの名盤。モーツァルトはみずみずしさの極致。ショスタコービチはロジェストヴェンスキーと共演したライブを持っており、ワイルドな熱演だが、ムラヴィンスキーは、さすがに格が違う。精神的な深みが圧倒的で、オイストラフの表現も、一段上だ。録音はモノラルだが、聴きやすい。

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  • ★★★★★ 

    nk  |  東京都  |  不明  |  2018年10月02日

    いやー、素晴らしい演奏ですね! まずはモーツァルトですが、何と言ってもこれほどまでに表情豊かで美しいモーツァルトは今まで聴いたことがありません。この曲のベルリンフィルとの弾き振り演奏(スタジオ録音)ももちろん素晴らしいのですが、聴衆の前でこの人が溌剌と弾くモーツァルトはまさに格別です。最高級のシャンパンの香りが漂ってきそうです。私は今までモーツァルトだったら「バリリ弦楽四重奏団」の室内楽が一番好きでしたが、これを聴いてしまうと、暫く他のバイオリン奏者の演奏に耳を傾ける気がしなくなってしまいました。もしモーツァルトが生きていてこの演奏を聴いたらひっくり返るんじゃないでしょうかね。 そしてタコ1ですが、本家本元の演奏を今回初めて聴いてみて「こういう曲だったのか。」との認識を新たにしました。これまでは、ハーンの演奏でこの曲にはまっていましたが、このオイストラフの健全な楽曲解釈には誰も歯が立たないでしょう。音符と音符の隙間にも音楽があるように私には聴こえます。 私は特にハイフェツ嫌いというわけではありませんが、そう仰る方々の気持ちがわかるような気がします。 蛇足ですが、レニングラード・フィルの伴奏もとても素晴らしいと思います。 生きている間にこの演奏を聴く機会に恵まれて本当に良かったです。

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  • ★★★★★ 

    森林浴  |  京都府  |  不明  |  2010年05月16日

    初演者の演奏とは、単なる歴史的記念や祝賀の記録にとどまる事が多いが、これは別格。解説にはムラヴィンスキー=LPOの初のウイーン遠征時の記録とあるが、ムジークフェラインザールでの晩年の記録に勝るとも劣らぬ、繊細かつダイナミックな演奏に舌を巻く。そもそも40歳代のオイストラトフとと聞いて、まず、期待した技巧に裏打ちされた想定どおりのダイナミズム、細部の丁寧な扱い、LPOに全く音負けしない貫禄の表現がそのまま収録されており、この組み合わせのショスタコVCを聴いてしまうと、ハーン、ムローヴァ、バティアシビリと聴いた(偶然全員女流なのだが)ステレオ録音の昨今の記録の不毛具合に溜息が出てしまう。モノラルによるLPOの金管高音域の若干の音割れはあるが、それを払って余りあるムラヴィンスキーの精緻な伴奏だし、マイク位置はオイストラトフをしっかり捕らえてあり、ソロの音質はいつものオイストラトフの太さが伝わってくる。ブラームスVC=オイスト+クレンペラー、そしてショスタコVC=オイスト+ムラヴィンは不動の名演でしょう。

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  • ★★★☆☆ 

    永遠未熟人  |  千葉県  |  不明  |  2010年05月03日

    かねてより私がショスタコーヴィッチ最高傑作のひとつと思っている曲であり、演奏者の顔ぶれ、演奏された状況・タイミングからして大いに期待したのですが、残念ながら期待したほどには心に響きませんでした。その大方の理由は、こもったような録音にあります(うまく説明できませんが、音自体に濁りはないのですが、ずしりと感じるような質感がありません。ノイズ・リダクションが効き過ぎているたせいか、拍手の音なども不自然に聞こえます。なお私の耳は、例えば古いヌブーの録音なども普通に受け入れ可能なものです)。一方、演奏の方は、この演奏者ならではの非常に引き締まった立派なものであるとは思いました(初演者にこのようなコメントがナンセンスであることは承知の上で、私としてはショスタコーヴィッチ、もう少しゆったりしたテンポを好みます。特に第3楽章のパッサカリア。私が普段聴いているものではヴェンゲーロフがいい演奏です。)。

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  • ★★★★★ 

    ドクターペイン  |  仙台市太白区  |  不明  |  2009年04月12日

    ショスタコーヴィッチのヴァイオリン協奏曲は、スターリンの生前は発表出来ず死後に初演されたという。しかし、この演奏の記録にあるこの作品は、何と朗々として誇らしげで明るくさえあり、素晴らしい極上の演奏なのであろうか!演奏する場所と雰囲気が違うだけでなく、この曲が内在する素晴らしさが、遠慮することなしに表現、表出された、素晴らしい名演奏である。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  不明  |  2009年03月08日

    物凄いライヴ!名人オイストラフも、ムラヴィンスキー&レニングラードPOをバックにすれば鬼に金棒!特にショスタコーヴィチはさすが初演者同士、完璧でもはや凄いとしか言えない。超絶的なソロの後猛スピードで疾走する終楽章など、思わず仰け反る程だ。ここまで高速でありながら、アンサンブルに一抹の破綻も生じさせない。オイストラフも、どんなに難しいパッセージでも厚みのある音で易々と弾いてのける。ミトロプーロスとの録音が完全に霞むほどだ。音質も、モノラルながら非常に良好で、オイストラフならではの骨太なヴァイオリンの音色を楽しめる。ファン必携の一枚だ。

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