シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

シューベルト:弦楽四重奏曲第13番、歌曲集、ベルク:叙情組曲、歌曲集 ティモス四重奏団、アレール、エッシェンバッハ

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CAL9410
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シューベルトとベルク、2人の偉大な音楽家の作曲の変遷を追う
エッシェンバッハのピアノで聴くシューベルト歌曲!
ティモス四重奏団によるシューベルトとベルクの緻密な世界にも注目


ここに収められている2人の作曲家による弦楽四重奏曲は、それぞれ、自身の歌曲からの引用や同じ音列を用いて書かれたもの。2人の偉大な作曲家が、言葉を持つ歌曲の世界を、言葉を持たない弦楽四重奏曲にどのように組み込んで行ったかを追う、好プログラムです。
 歌曲を歌うサロメ・アレールは、ヤーコプスにも認められた、古楽から現代ものまで幅広く活躍するソプラノです。シューベルトのリートでは、エッシェンバッハの、歌い手にピタっと寄り添いつつ、時折聴かせるドキッとする和音の巧みな響かせ方にうならされます。ベルク歌曲でのアンサンブルも見事。
 2003年に設立されたカルテット、ティモス四重奏団(「ティモス」とはギリシア語で感情の意)が魅せる、シューベルトでの香り高い旋律の歌わせ方、そしてベルクでの絶妙な楽器間のバランスで描く細密画のような世界は見事の一語に尽きます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
シューベルト:
・糸を紡ぐグレートヒェン D118
・シラーの「ギリシアの神々」の一節
・弦楽四重奏曲第13番『ロザムンデ』

アルバン・ベルク:
・私のまぶたを閉じてください (1900)
・私のまぶたを閉じてください (1925)
・叙情組曲

 サロメ・アレール(ソプラノ)
 クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
 ティモス四重奏団
  千々岩英一(ヴァイオリン)、ガブリエル・リシャール(ヴァイオリン)
  マリ・プーランジェ(ヴィオラ)、マリ・ルクレルク(チェロ)

 録音時期:2009年6月
 録音方式:デジタル(セッション)

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このディスクの一番の「売り」はシューベル...

投稿日:2010/05/08 (土)

このディスクの一番の「売り」はシューベルトとベルクという世紀を隔ててウィーンで活躍した2人の作曲家の弦楽四重奏と歌曲を組み合わせた選曲の妙でもなければ、かのエッシェンバッハが歌曲の伴奏でさんかしていることでもない。「抒情組曲」が最終楽章「悲嘆のラルゴ」にボードレールの「深き淵より我は叫びぬ」(ゲオルゲによるドイツ語訳)の歌詞を持つ独唱付のヴァージョンで演奏されている点にある。1977年に発見された自筆譜によって明らかになったこの声楽付ヴァージョン、残念ながらあまり定着せず、ディスクでも全曲演奏はクロノス・クァルテットのものくらいしかなかった(他にラルゴ楽章のみを演奏したものが数種あり)。確かに声楽パートは「声楽的」に書かれておらず、歌唱が難しい割には効果が挙がらないなどの理由は窺われるものの、個人的にはもっと演奏の機会が増えてもよいと思っている。日本初演に接したときにはそれこそ鳥肌が立つほど衝撃を受けたものだ。そんな私にとってこの新しいディスクの登場は喜ばしい限りである。さて肝心のティモスSQの演奏だが、感覚的には磨かれたなかなかの好演ではあるものの、チェロが控えめな演奏に終始しており、そのせいで全体の表出性が弱まってしまったのが残念。シューベルトでは同じ不満は感じなかったので、作品に対する演奏家の踏み込みの差が出たのかもしれない。

Deadman returns さん | 埼玉県 | 不明

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