CD 輸入盤

組曲『ハーリ・ヤーノシュ』、夏の夕べ、交響曲 ジョアン・ファレッタ&バッファロー・フィル

コダーイ (1882-1967)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8574556
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


民族色豊かなコダーイの名作と、トスカニーニに捧げた晩年の交響曲をカップリング

20世紀ハンガリーを代表する作曲家のひとり、ゾルターン・コダーイ。彼は祖国の民俗音楽を丹念に収集・研究し、バルトークと共に民謡集の出版を行います。また音楽教育の分野でも活躍、教育用の曲を多数書き、その手法は「コダーイ・メソッド」と呼ばれるほどにハンガリー内外に重要な影響を与えました。
 彼の管弦楽作品はどれも色彩的でリズミカル。このアルバムの中心となる『ハーリ・ヤーノシュ』は彼の同名の歌劇からの管弦楽組曲で、原作はハンガリーの詩人ガライ・ヤーノシュ[1812-1853]の叙事詩。元軍人のハーリ・ヤーノシュが酒場で語る波乱万丈の冒険談が描かれています。組曲は歌劇の進行とは関係なく組まれており、第3曲と第5曲では伝統楽器ツィンバロムが使用されているのも特色です。
 『夏の夕べ』は作曲家自身が「牧歌」と呼んだ作品で、もともとはハンガリー王立音楽院の卒業作品として書かれたもの。1906年に初演されて以降は忘れられてしまったものの、1929年にアルトゥーロ・トスカニーニの勧めにより改訂が行われ、1930年にトスカニーニが指揮するニューヨーク・フィルにより演奏されました。
 交響曲はトスカニーニのすすめにより1930年代に構想されましたが、完成したのは1961年のこと。1957年に世を去ったトスカニーニの思い出に捧げられたこの曲は、1961年にフェレンツ・フリッチャイ指揮ルツェルン祝祭管弦楽団によって初演されました。急緩急の3楽章構成、演奏時間27分ほどで、ルーセルやストラヴィンスキーを思わせる新古典主義のスタイルによる作品です。明瞭な調性をもとにした晦渋さのない楽想、抒情に満ちた緩徐楽章を生気とユーモアに富んだ両端楽章がはさみ、結尾へ向けての盛り上げ方など、一聴しただけでは1960年代の作品と思えない親しみ易さの中にコダーイ晩年の境地が滲む魅力的な音楽です。
 演奏はジョアン・ファレッタが指揮するバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団。機動力とパワーを生かした闊達な音楽が紡ぎ出されています。(輸入元情報)

【収録情報】
コダーイ:
1. 組曲『ハーリ・ヤーノシュ』 (1926-27)

 前奏曲、おとぎ話は始まる
 ウィーンの音楽時計
 歌
 戦争とナポレオンの敗北
 間奏曲
 皇帝と廷臣たちの入場
2. 夏の夕べ (1906 rev./1929-30)
3. 交響曲ハ長調 (1930's-61)

 バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
 チェスター・エングランダー
(ツィンバロム:1)
 ジョアン・ファレッタ(指揮)

 録音時期:2022年5月12日(2,3)、11月14日(1)
 録音場所:Kleinhans Music Hall, Buffalo, New York, USA
 録音方式:ステレオ(デジタル)


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