オルフ、カール(1895-1982)

オルフ、カール(1895-1982) レビュー一覧 4ページ目

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商品ユーザーレビュー

204件
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  • 第一部は大変結構。元気溌溂、スピードと迫力があって...

    投稿日:2012/10/10

    第一部は大変結構。元気溌溂、スピードと迫力があってまことに快調。ところがねぇ、第二部以降がどうにもよくない。勢いだけでは乗り切れず、かといって細部にこだわり過ぎるとだらけてくる。やっぱりちょっともてあましてる感じかな。メストさん、そこはちょっと見込み違いだったかも。歌手も思ったほどよくはない。特にチャンスの起用は、一見なるほどと期待させるのですが、そんな目覚ましい効果はないな。逆に普通のテノールがファルセットでくねくねするから面白くなるんだね、ということがわかりました。オケと合唱は優秀。特にロンドンフィルはずいぶん輝きに溢れたいい音をしています。録音も優秀。トータル、惜しいなあ。

    ほんず内閣総理大臣 さん

    2
  • 本当に難しい曲なんだと思う。 ヨッフム盤以降、50...

    投稿日:2012/09/29

    本当に難しい曲なんだと思う。 ヨッフム盤以降、50年もの間それを超える演奏が無い。 強いて言うとティーレマン盤が近いがそれでも及ばない。 ブロムシュテット、レヴァイン、プレヴィンらもだめだ。 さらにこのラトル盤、上記の3人よりだめだ。 こけおどしの冒頭しか無い、歌手・合唱が下手で 聴くに堪えない。 今後もヨッフムを超えるものは無いかもしれない。

    abbadondon さん

    1
  • 50年を経た現代においても、後にも先にもカルミナ・...

    投稿日:2012/09/22

    50年を経た現代においても、後にも先にもカルミナ・ブラーナは ヨッフム盤を置いて他の追随を許さない名盤、 冒頭の部分だけCM等に使われるためにやたら迫力ばかり問われるが、 カール・オルフ自身の監修による録音、歌手・合唱・オケ・指揮 すべてにおいて優れている。

    abbadondon さん

    2
  • オルフのカルミナ・ブラーナは、近年では多くの指揮者...

    投稿日:2012/09/22

    オルフのカルミナ・ブラーナは、近年では多くの指揮者がこぞって録音を行うなど、その主要なレパートリーの一つとして定着しつつある。親しみやすい旋律や内容、そして大規模な管弦楽編成や大合唱団など、現代人を魅了する要素が多く存在していることや、CD1枚におさまる適度な長さであることが、その人気の理由ではないかとも考えられるところだ。音響面だけでも十分に親しむことが可能な楽曲であるだけに、これまでの録音はいずれも水準以上の名演奏と言っても過言ではないが、その中でも、トップの座に君臨するのは、初演者でもあるヨッフムがベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団ほかを指揮した名演(1967年)であると考えられる。これに次ぐのが、諸説はあると思うが、プレヴィン&ウィーン・フィルほかによる名演(1995年)ではないかと考えているところだ。この他にも、私としては、ケーゲルによる名演(2種(1959年及び1974年))などを掲げたいが、更に知る人ぞ知る名演として紹介したいのが、本盤におさめられたオーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団ほかによる名演(1960年)である。本演奏の当時は、前述のヨッフムの旧盤(新盤(1967年)は未だ発売されず、旧盤(1952〜1956年)のみが発売されていた。)やケーゲルの旧盤(1959年)以外には目ぼしい録音は存在せず、同曲が現在のように広く認知されている存在ではなかった時期の演奏である。それだけに、オーマンディも、手探りの状況で本演奏に臨んだのではないかと考えられるところだ。それだけに、本演奏におけるオーマンディのアプローチも、きわめて明瞭でわかりやすいものに徹していると言える。各楽想を精緻に描き出していくとともに、オーケストラを壮麗かつバランス良く鳴らし、合唱や独唱をこれまた明瞭に歌わせていると言えるだろう。要は、オルフがスコアに記した音符や歌詞を余すことなく明快に描出した演奏と言えるところであり、当時のフィラデルフィア管弦楽団の卓抜した技量や、徹底した練習を行ったことと思われるが、ラトガース大学合唱団による渾身の大熱唱、そして、独唱のヤニス・ハルザニー(ソプラノ)、ルドルフ・パトラク(テノール)、ハルヴェ・プレスネル(バリトン)による名唱もあって、同曲を完璧に音化し尽くしたという意味においては、正に完全無欠の演奏を行うのに成功したと言っても過言ではあるまい。例えば、ヨッフム盤のようなドイツ的な重厚さや、プレヴィン盤のようなウィーン・フィルの極上の美音を活かした味わい深さと言った特別な個性は存在していないが、同曲が知る人ぞ知る存在で、他に目ぼしい録音が殆ど存在していなかった時期にこれほどの高水準の演奏を成し遂げたことを、私としてはより高く評価すべきではないかと考えるところだ。いずれにしても、本演奏は、同曲の魅力を純音楽的に余すことなく表現するとともに、同曲異演盤が殆ど存在しない時期にあって、同曲の魅力を広く認知させるのに貢献したという意味でも極めて意義が大きい素晴らしい名演と高く評価したい。音質は、1960年のスタジオ録音ではあるが、リマスタリングが繰り返されてきたこともあって、従来盤でも比較的良好なものであると言える。もっとも、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤は、従来盤をはるかに凌駕するおよそ信じ難いような圧倒的な高音質であり、あたかも最新録音のような凄まじいまでの音圧や臨場感に驚嘆するほどであった。現在では、当該SACD盤は廃盤であり入手難であるが、それを探す価値は十分にあると言えるところであり、中古CD店で入手できるのであれば、多少高額でも購入されることをおすすめしておきたい。

    つよしくん さん |40代

    4
  • オルフのカルミナ・ブラーナは、近年では多くの指揮者...

    投稿日:2012/09/22

    オルフのカルミナ・ブラーナは、近年では多くの指揮者がこぞって録音を行うなど、その主要なレパートリーの一つとして定着しつつある。親しみやすい旋律や内容、そして大規模な管弦楽編成や大合唱団など、現代人を魅了する要素が多く存在していることや、CD1枚におさまる適度な長さであることが、その人気の理由ではないかとも考えられるところだ。音響面だけでも十分に親しむことが可能な楽曲であるだけに、これまでの録音はいずれも水準以上の名演奏と言っても過言ではないが、その中でも、トップの座に君臨するのは、初演者でもあるヨッフムがベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団ほかを指揮した名演(1967年)であると考えられる。これに次ぐのが、諸説はあると思うが、プレヴィン&ウィーン・フィルほかによる名演(1995年)ではないかと考えているところだ。この他にも、私としては、ケーゲルによる名演(2種(1959年及び1974年))などを掲げたいが、更に知る人ぞ知る名演として紹介したいのが、本盤におさめられたオーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団ほかによる名演(1960年)である。本演奏の当時は、前述のヨッフムの旧盤(新盤(1967年)は未だ発売されず、旧盤(1952〜1956年)のみが発売されていた。)やケーゲルの旧盤(1959年)以外には目ぼしい録音は存在せず、同曲が現在のように広く認知されている存在ではなかった時期の演奏である。それだけに、オーマンディも、手探りの状況で本演奏に臨んだのではないかと考えられるところだ。それだけに、本演奏におけるオーマンディのアプローチも、きわめて明瞭でわかりやすいものに徹していると言える。各楽想を精緻に描き出していくとともに、オーケストラを壮麗かつバランス良く鳴らし、合唱や独唱をこれまた明瞭に歌わせていると言えるだろう。要は、オルフがスコアに記した音符や歌詞を余すことなく明快に描出した演奏と言えるところであり、当時のフィラデルフィア管弦楽団の卓抜した技量や、徹底した練習を行ったことと思われるが、ラトガース大学合唱団による渾身の大熱唱、そして、独唱のヤニス・ハルザニー(ソプラノ)、ルドルフ・パトラク(テノール)、ハルヴェ・プレスネル(バリトン)による名唱もあって、同曲を完璧に音化し尽くしたという意味においては、正に完全無欠の演奏を行うのに成功したと言っても過言ではあるまい。例えば、ヨッフム盤のようなドイツ的な重厚さや、プレヴィン盤のようなウィーン・フィルの極上の美音を活かした味わい深さと言った特別な個性は存在していないが、同曲が知る人ぞ知る存在で、他に目ぼしい録音が殆ど存在していなかった時期にこれほどの高水準の演奏を成し遂げたことを、私としてはより高く評価すべきではないかと考えるところだ。いずれにしても、本演奏は、同曲の魅力を純音楽的に余すことなく表現するとともに、同曲異演盤が殆ど存在しない時期にあって、同曲の魅力を広く認知させるのに貢献したという意味でも極めて意義が大きい素晴らしい名演と高く評価したい。音質は、1960年のスタジオ録音ではあるが、リマスタリングが繰り返されてきたこともあって、従来盤でも比較的良好なものであると言える。もっとも、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤は、従来盤をはるかに凌駕するおよそ信じ難いような圧倒的な高音質であり、あたかも最新録音のような凄まじいまでの音圧や臨場感に驚嘆するほどであった。現在では、当該SACD盤は廃盤であり入手難であるが、それを探す価値は十分にあると言えるところであり、中古CD店で入手できるのであれば、多少高額でも購入されることをおすすめしておきたい。

    つよしくん さん |40代

    3
  • 近年、期待して購入したヒコックス盤は、バービーカン...

    投稿日:2012/08/29

    近年、期待して購入したヒコックス盤は、バービーカンのライヴで、SACDマルチでもドライな響きで拡がらない。ハーディングも、ライヴのせいか(ノイズ対策でフィルターがかかっている?)伸びやかさに欠け、響きに飽和感があり、駆け足で終わっちゃう。というわけで、遅ればせながらティーレマン盤が安いので買ってみました。ところが、聴いてビックリ!!イエス=キリスト教会での収録で拡がりが凄い。オルガンのような低弦、まばゆく輝く高弦(ちょっと目立ちすぎかも)、派手にならず地の底から鳴り響くような打楽器。そして、ストレスなく伸び伸びと歌い上げる合唱。すべてが理想的です。歌手も、自分なりの工夫を持ってがんばっているし、ティーレマンの指揮も、リズムに乗りすぎず、うまいところにためを作って、ちょっとゴツゴツとしたイメージが中世にタイムスリップしたようで見事です。

    馬羅 さん |50代

    1
  • 小澤征爾さんと言う、戦後日本を象徴する勉強家であり...

    投稿日:2012/08/27

    小澤征爾さんと言う、戦後日本を象徴する勉強家であり、天才であった氏が、日本の完璧なアンサンブルを誇る晋友会合唱団を引き連れ、本国ドイツは、ベルリンで披露し、うならせ、あのカラヤンも認めさせた演奏の一つ。この国が右肩上がりで上昇する事が出来た時代の貴重な記録。もう、落ちゆく国となったこの国では、小澤さんの新たな演奏を、聴く事が出来ません。残念ですが、次代の新たな人が、現れてくれるのを、待つのみ。

    sunny さん |40代

    4
  • はじめて聴いたのはLPでした。出だしの「おお運命よ」...

    投稿日:2012/08/22

    はじめて聴いたのはLPでした。出だしの「おお運命よ」の部分に何度もレコード針を寧下して、すっかり磨り減らした思い出があります。 (その点、CDは何度再生しても変化が無いので良いですね。) さてこの演奏ですが、出だしのタメと強打する打楽器群の迫力にしびれます。 ムーティの若さみなぎる積極的なリズムとテンポ設定は、何かしら中世の妖艶さが感じられ、まさにエネルギッシュで劇的な演奏です。 さすがコレペティートアから出発したムーティらしく、一つの歌劇として演奏しているのを感じます。

    karajan fan さん |40代

    4
  • 実に面白い楽曲ではある。初めて聴いたとき「輪廻」を...

    投稿日:2012/07/25

    実に面白い楽曲ではある。初めて聴いたとき「輪廻」を連想したが、そういった方は多いと思う。「世俗」とはよく言ったもので、歌詞は極めて”世俗”的でユーモアに溢れている。で、やはりこの盤で聴くのが良い。ヨッフムというと、なんとなくじっくり穏やかに音を紡ぐ印象があるが、これはそうではない。骨太で実に颯爽とした素晴らしい演奏である。

    爺さん さん |40代

    4
  • 期待した割には何とも盛り上がらない演奏で、オーマン...

    投稿日:2012/07/17

    期待した割には何とも盛り上がらない演奏で、オーマンディらしいオケの鳴らし方は垣間見れるものの、この曲の躍動感や大地から湧き上がる興奮はあまり感じられなかった。合唱とオケのテンポが大きくずれていたり、合唱の歌い方が粗かったり、改めて購入するほどの内容ではない。

    hijidon さん

    0

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ありがとうございました

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