オルフ、カール(1895-1982)

オルフ、カール(1895-1982) レビュー一覧 6ページ目

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商品ユーザーレビュー

204件
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  • すべてのカルミナ・ブラーナのベストはヨッフム盤であ...

    投稿日:2011/12/09

    すべてのカルミナ・ブラーナのベストはヨッフム盤である。 という前提で聴いてみた。 ヨッフム以降の盤は大半聴いているのだが、 これは結構良い。 小澤、レヴァイン、ムーティ、プレヴィン、ブロムシュテット盤より はるかに良く出来ている。 もう少しゆったりと歌って欲しいところもあるが伝わるものがある。 しかしいかんせん52年前の録音であることで録音は悪い。 星4つだと思う。

    abbadondon さん

    0
  • 全体的に大変いきいきした生命力あふれる名演奏ではな...

    投稿日:2011/12/04

    全体的に大変いきいきした生命力あふれる名演奏ではないだろうか。「カルミナ」についてももっとエグくやってほしい感もあるが、仕上がりとしては大変見事な演奏。他の2曲についてもそちらの方がさらに名演奏で、まだ聴いたことがない方におすすめである。これで一つの作品なのだと。

    hijidon さん

    1
  • RPO-30CDs-Boxに含まれる一枚と同内容、なかなか充実...

    投稿日:2011/11/13

    RPO-30CDs-Boxに含まれる一枚と同内容、なかなか充実した良いCDである。どちらかと云えば暖色系、カラッと明快で広大な響きが大変心地良い。パースペクティヴは見通し良く、男女声のコーラス陣とソロ陣の位置関係もハッキリと判る。Dレンジも凄まじくCDフォーマットでも必要十分な情報量は確保できることが存分に納得できよう。前半までは水準並みかな?と思いきや、後半に入って来ると次第にヒートアップ、終盤の手に汗握るクライマックスへの盛り上がりは心憎いばかりだ。声楽陣も粒揃いで安定している。久々にエキサイティング気分に浸れたCDであった。

    盤鬼hmv11 さん

    1
  • 第1弾のショルティのバルトークを聴いた時から,この...

    投稿日:2011/11/01

    第1弾のショルティのバルトークを聴いた時から,このシリーズは只者じゃない!と感じた。そうなれば当然,「今後これを是非,ラインアップに!」と思うはず。その中の1枚がこれ(ようやくかなった…因みに,これ以外に念願かなったのは今のところ,ベームのモーツァルトのレクイエム,クーベリックの「わが祖国」,ベームのブルックナーの4番,などと決して多くない)。一時,ハーディング盤への浮気心も働いたが,今回聴き直してみてみると,SACD化による大音質改善の力も借りて,やはり格が違う…! ショー・ピースとしては,若きハーディング盤に分があるのかもしれない(プティボンの何と魅力的なこと…!)が,1つの芸術作品として,この作品の持つパワー・エネルギーを漏れなく伝えてくれるのは,このヨッフム盤だ。「世紀の名盤」月並みな,この表現ほど,このアルバムに相応しい表現はない。

    masato さん

    2
  • 当演奏の愛聴者にとっては音質改善は嬉しい。減点分は...

    投稿日:2011/10/31

    当演奏の愛聴者にとっては音質改善は嬉しい。減点分は歌詞対訳がつかないことに対して。ユニバーサルのシングルレイヤーシリーズは、各々の名演を愛する人が、コレクターズアイテムとして買い直すという場合が殆どではないか?それなのに、高音質盤にふさわしいパッケージでの販売をしないメーカーの無神経さは残念。同指揮者のブルックナーのテ・デウムもシングルレイヤー化を切望しております。

    トロ さん

    5
  • ヨッフムがベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団等ととも...

    投稿日:2011/10/29

    ヨッフムがベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団等とともにスタジオ録音したオルフのカルミナ・ブラーナについては不朽の歴史的な超名演として名高いものであり、既に私も次のようなレビューを投稿済みである。「最近では非常に人気のある作品であり、数々の録音がなされているカルミナ・ブラーナであるが、録音以来40年以上が経過した現在においてもなお、本ヨッフム盤の価値がいささかも色あせることはない。それどころか、本演奏は、プレヴィン&ウィーン・フィル盤(1995年)などの様々な指揮者による名演に冠絶する至高の超名演と高く評価したい。作曲家オルフが認めた演奏であり、ヨッフム自身が同曲の初演者であるということもあるが、それだけでなく、やはり演奏自体が非常に優れていると言える。同曲は、紛れもないドイツ音楽であるが、ヨッフムの演奏は、同曲をドイツ音楽であることをあらためて認識させてくれるのが何よりも素晴らしい。同曲は、華麗な合唱やオーケストレーションを誇る楽曲であることから、最近ではそうした華麗さに焦点を当てた演奏が数多くなされているように思うが(それも、魅力的ではある。)、ヨッフムの演奏は、外面的な華麗さよりは、ドイツ音楽ならではの質実剛健さを基調としていると言える。したがって、全体の造型の堅固さには際立ったものがあるが、それでいてヨッフムは、これ以上は求め得ないようなドラマティックな演奏を展開しており、その畳み掛けていくような気迫と力強い生命力は、圧倒的な迫力を誇っていると言える。あたかも壮大なドイツオペラを鑑賞しているような趣きがあり、そのスケールは雄渾の極みであると言える。歌手陣も優秀であり、特に、ソプラノのヤノヴィッツとバリトンのフィッシャー・ディースカウの歌唱は秀逸である。このうち、フィッシャー・ディースカウの歌唱はうますぎるとさえ言えるが、これだけ堪能させてくれれば文句は言えまい。ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団やシェーネベルク少年合唱団も最高のパフォーマンスを示していると言える。」演奏評については、現在でもこれに付け加えることは何もないが、本盤で素晴らしいのはシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化によって、およそ信じ難いような鮮明な高音質に生まれ変わったことである。従来CD盤では、各合唱が一部混濁して聴こえたりしたものであるが、本盤では明瞭に分離して聴こえるところであり、オーケストラとの分離についても申し分がない。マルチチャンネルが付いていないにもかかわらず、臨場感についても抜群のものがあり、おそらくは現在において望み得る最高の鮮明な超高音質であると言える。いずれにしても、ヨッフムによる不朽の歴史的な超名演を、シングルレイヤーによる超高音質SACDで味わうことができることを大いに歓迎したい。

    つよしくん さん |40代

    5
  • 貧弱・崩壊・アマ的・病的…、諸兄の評価には否定的な...

    投稿日:2011/10/08

    貧弱・崩壊・アマ的・病的…、諸兄の評価には否定的な言葉が続く。しかし、感性が崩壊した異端児の小生(笑)にとってこのCDは甚くお気に入りの一枚なのである。ではその根拠は何かと云えば、全編を通し貫かれている漲る生気と精気である。小生が全幅の信頼をおく再生機器で聴く限り、オケも声楽陣も決してアマレヴェルのような低水準ではない、殊に合唱陣の健闘が光る。録音も甚だ宜しい。ライヴの制約の中、立体感・実体感がしっかりと捉えられている。Dレンジも大きく、F特のバランス・オケと声楽との音量バランス・打楽器の鋭いアタック等、小生にとって申し分の無い出来栄えなのである。

    盤鬼hmv11 さん

    0
  • 小生の評価も長野の【金さん】とほぼ同様である。確か...

    投稿日:2011/10/07

    小生の評価も長野の【金さん】とほぼ同様である。確かに作曲者の御墨付は大きなアドヴァンテージではあるし、開始早々からエンジン全開の小気味良い運びはなかなかに魅力的ではある。しかし、男声陣は好しとしてもヤノヴィッツ(ソプラノ)の歌唱に不安を拭えないのは明らか。合唱陣も数多の競合盤と比較すれば取立てて極上という程のものでもない。小生としては気魄に満ちたこの演奏に一定の評価は与えつつも、如何せん全編を通しての高域寄りの録音バランスがどうしても耳に衝き、大きく盛り上がる強奏の時に一段と耳障りになるのが如何にも残念である。元音源の状態は知る由もないが、もっと分厚い響きのバランスでリマスターできれば当盤の価値は一層高まるであろうと思う。

    盤鬼hmv11 さん

    1
  • 近年では数多くの演奏がなされているオルフのカルミナ...

    投稿日:2011/09/28

    近年では数多くの演奏がなされているオルフのカルミナ・ブラーナであり、名演には事欠かないところであるが、現在においてもなお随一の名演として掲げられるのは、ヨッフム&ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団ほかによる超名演(1967年)であると言えるところだ。初演者ということもあるのであろうが、ヨッフムの確信に満ち溢れた強靭な気迫と力強い生命力は、圧倒的な迫力を誇っており、あたかも壮大なドイツオペラを鑑賞しているような趣きがある豪演でもあった。もっとも、当該盤は音質が今一つ冴えないという欠点があったのであるが、ユニバーサルがSHM−CD盤やシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤などを相次いで発売することによって、音質の問題もほぼ解消し、今では随一の超名演の地位を確固たるものとしていると言えるだろう。したがって、ヨッフムによる当該超名演を超える演奏というのは今後も容易には表れないのではないかとも考えられるが、現在のところ、これに唯一肉薄する名演こそは、本盤におさめられたプレヴィン&ウィーン・フィルほかによる演奏(1993年)であると考えるところだ。プレヴィンは、ポピュラー音楽の世界からクラシック音楽界に進出してきた経歴を持っているだけに、楽曲の聴かせどころのツボをしっかりとおさえた明瞭なアプローチを行うのが特徴と言える。本演奏においてもそれは健在で、特に、楽曲がカルミナ・ブラーナという標題音楽だけに、かかるプレヴィンの明瞭なアプローチ、演出巧者ぶりが見事に功を奏していると言える。本演奏のどの箇所をとっても曖昧模糊には陥らず、各フレーズをくっきりと明快に描くのに腐心しているとさえ感じられるところである。かかるアプローチは、ベートーヴェンやブラームスの交響曲などのような陰影に富む楽曲の場合、スコアに記された音符の表層だけをなぞった浅薄な演奏に陥る危険性を孕んでいるが、前述のように、楽曲が当該アプローチとの相性が抜群のカルミナ・ブラーナであったということが、本演奏を名演にした最大の要因であるとも考えられるところだ。特筆すべきはウィーン・フィル、そしてアルノルト・シェーンベルク合唱団及びウィーン少年合唱団の見事な好演であり、バーバラー・ボニー(ソプラノ)、フランク・ロパード(テノール)、アントニー・マイケルズ=ムーア(バリトン)による名唱も相まって、本名演をより一層魅力のあるものにするのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質は、従来盤でも十分に満足できるものであったが、数年前に発売されたマルチチャンネル付きのSACD盤が臨場感溢れる鮮明な高音質であったところだ。最近ではSHM−CD盤も発売されたが、当該SACD盤の敵ではないと言える。もっとも、当該SACD盤は現在では入手困難であるが、プレヴィンによる素晴らしい名演でもあり、今後は、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

    つよしくん さん |40代

    3
  • 近年では数多くの演奏がなされているオルフのカルミナ...

    投稿日:2011/09/28

    近年では数多くの演奏がなされているオルフのカルミナ・ブラーナであり、名演には事欠かないところであるが、現在においてもなお随一の名演として掲げられるのは、ヨッフム&ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団ほかによる超名演(1967年)であると言えるところだ。初演者ということもあるのであろうが、ヨッフムの確信に満ち溢れた強靭な気迫と力強い生命力は、圧倒的な迫力を誇っており、あたかも壮大なドイツオペラを鑑賞しているような趣きがある豪演でもあった。もっとも、当該盤は音質が今一つ冴えないという欠点があったのであるが、ユニバーサルがSHM−CD盤やシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤などを相次いで発売することによって、音質の問題もほぼ解消し、今では随一の超名演の地位を確固たるものとしていると言えるだろう。したがって、ヨッフムによる当該超名演を超える演奏というのは今後も容易には表れないのではないかとも考えられるが、現在のところ、これに唯一肉薄する名演こそは、本盤におさめられたプレヴィン&ウィーン・フィルほかによる演奏(1993年)であると考えるところだ。プレヴィンは、ポピュラー音楽の世界からクラシック音楽界に進出してきた経歴を持っているだけに、楽曲の聴かせどころのツボをしっかりとおさえた明瞭なアプローチを行うのが特徴と言える。本演奏においてもそれは健在で、特に、楽曲がカルミナ・ブラーナという標題音楽だけに、かかるプレヴィンの明瞭なアプローチ、演出巧者ぶりが見事に功を奏していると言える。本演奏のどの箇所をとっても曖昧模糊には陥らず、各フレーズをくっきりと明快に描くのに腐心しているとさえ感じられるところである。かかるアプローチは、ベートーヴェンやブラームスの交響曲などのような陰影に富む楽曲の場合、スコアに記された音符の表層だけをなぞった浅薄な演奏に陥る危険性を孕んでいるが、前述のように、楽曲が当該アプローチとの相性が抜群のカルミナ・ブラーナであったということが、本演奏を名演にした最大の要因であるとも考えられるところだ。特筆すべきはウィーン・フィル、そしてアルノルト・シェーンベルク合唱団及びウィーン少年合唱団の見事な好演であり、バーバラー・ボニー(ソプラノ)、フランク・ロパード(テノール)、アントニー・マイケルズ=ムーア(バリトン)による名唱も相まって、本名演をより一層魅力のあるものにするのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質は、従来盤でも十分に満足できるものであったが、数年前に発売されたマルチチャンネル付きのSACD盤が臨場感溢れる鮮明な高音質であったところだ。最近ではSHM−CD盤も発売されたが、当該SACD盤の敵ではないと言える。もっとも、当該SACD盤は現在では入手困難であるが、プレヴィンによる素晴らしい名演でもあり、今後は、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

    つよしくん さん |40代

    2

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