オルフ、カール(1895-1982)

オルフ、カール(1895-1982) レビュー一覧 8ページ目

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商品ユーザーレビュー

204件
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  • 食傷気味のカルミナ・ブラーナでなく、オルフのカトゥ...

    投稿日:2011/08/29

    食傷気味のカルミナ・ブラーナでなく、オルフのカトゥーリ・ブラーナをストラヴィンスキーの結婚とカップリングさせるあたり、さすが知的なカンブルランです。このCDを聴いているとどちらが鶏でどちらが卵だ?と考えさせられてしまいます。ペーテル・エートヴェシュとゾルタン・コチシュの2つのヴァージョンを収めた結婚(フンガロトン盤)と同じくらい刺激的です。オルフの好きな方もストラヴィンスキーが好きな方も満足できる素晴らしい演奏です。

    Two Sides of the Moon さん |50代

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  • フレンニコフの交響曲第2番が収録されているCDという...

    投稿日:2011/07/10

    フレンニコフの交響曲第2番が収録されているCDという事で、購入してみました。 この曲は他に、スヴェトラーノフが録音しているぐらいでまぁなかなか耳にするのは難しい作品だったので聴き比べできるようになったのはうれしい所です。 スヴェトラーノフ盤が彼らしい爆演だったのに対し、このCDで降っているコンヴィチュニーの演奏は古く感じる所もあるもの、落ちついたスケールの大きな演奏で、こちらも名演奏と言えるのではないでしょうか。 他の曲もまずまず。 年代を考えれば録音は良いほうです。

    レインボー さん

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  • オルフの超西欧・民族・時代面を片やアルカイズム回帰...

    投稿日:2011/07/05

    オルフの超西欧・民族・時代面を片やアルカイズム回帰のテーマという我々日本人にとって全くの異世界を如何に表現するかに係っている演奏かと思います。オーケストラがBPOであり現地の少年合唱団を使ってドイツのアルカイズム回帰演奏のテコに資してはいますが何と言ってもはるばる定期公演と録音にかけつけた関屋晋率いるアマチュア合唱団晋友会合唱団(1980年やはり小澤征爾の指揮のマーラー交響曲でデビューしたリーダーの名前をイニシャルに冠した合唱団です)のカラーが結果的には日本人という親近感とある「分かり易さ」に聴いた印象を左右した様です。全体穏やかな雰囲気と日本独特のそろっている処に何故かホッとする具合なのです。1988年小澤が53歳の頃の録音で演奏タイムは序奏2曲で5’02、第一部8曲(草原にてを含む)で23’41、第二部4曲で10’34、第三部10曲(ブランジルフロルとヘレナを含む)で18’16、結び1曲で2’25と先ず第一印象で決まってしまう序奏と結びがテンポとして早めなのが特徴・・・とは言っても「結び」は充分引っ張って〆てはおります。小澤の日本人である面と直截な庶民性?が上手くは出ていますがこの曲のオドロオドロさからすると今申しました序奏、結び等のアッサリ感をどう受け止めるかでしょう。野性味とか迫力感は程ほどで声高な重量感からは隔たった演奏で独唱陣もシツコイ感じはしません。第12曲「清き湖に我々は住みき」でのネス湖怪獣の影を思わせるテノールのエイラー(当時39歳頃)の強烈なラメントーソ、第13曲「我はこれクカニアの僧」でのバリトン担当のハンプソン(同32歳)のポルタメントそして第23曲「わが胸の中なる秤」でのバランスのとれた清澄さが印象的なソプラノ担当グルペローヴァ(同42歳・・・独唱陣では一番年長のチェコ歌手)・・・夫々丁寧に歌唱してこの演奏のアイデンティティを保っております。ヨッフムの決定盤とは雰囲気の異なる盤として楽しめました。なお、小澤は1969年BSO等とこの曲を一度録音(序奏2曲で5’21、第一部8曲で23’40、第二部4曲で11’06、第三部10曲で19’30、結び1曲で2’39)していた事を参考にメモしておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • 真剣に聴き比べるような曲ではないと思いながらも、一...

    投稿日:2011/06/24

    真剣に聴き比べるような曲ではないと思いながらも、一時期この曲の録音を漁っていたことがありました。。。結論から言うとこのドラティ盤が一番しっくりきます。録音が飛び抜けて良い訳ではありませんが、いつものドラティらしく合唱に至るまで生命感に溢れた良い演奏だと思います。シャーリー=カークのバリトンも素晴らしい!!

    G.v.Eisenstein さん

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  • オルフの「カルミナ・ブラーナ」については、合唱や独...

    投稿日:2011/06/04

    オルフの「カルミナ・ブラーナ」については、合唱や独唱などを含む大編成のオーケストラの使用による壮麗な迫力、そしてその旋律や歌詞の親しみやすさなどから、近年においては特に数多くの演奏・録音がなされている人気作であると言える。中堅・若手指揮者はこぞって録音しているような印象があるが、その中でも本盤のティーレマンによる演奏は、最右翼に掲げられる名演と評価してもいいのではないだろうか。初演者のヨッフムやケーゲル以降は、独墺系の指揮者による同曲の名演が殆ど皆無であったことを考慮に入れると、本名演は長年の渇きを癒すものとも言っても過言ではあるまい。とにかく、全体の造型が堅固で、どこをとっても重厚な音色が支配しているのが素晴らしい。あらためて、同曲がドイツ音楽であることを認識させてくれるものと言える。それでいて、各曲のトゥッティに向けて畳み掛けていくようなエネルギッシュな気迫や力強さ、それと対置する繊細な抒情など、同曲の歌詞が含有する中世ヨーロッパの生活や感情に鋭く踏み込んでいくような彫琢の限りを尽くしたドラマティックな表現には際立ったものがあり、これはいかにもオペラの指揮を軸足とする独墺系指揮者の伝統を受け継ぐティーレマンならではの至芸であると言える。このようなオペラにも比肩し得るようなスケール雄大でドラマティックな名演を聴いていると、あらためてティーレマンが次代を担う独墺系指揮者として将来を嘱望されている理由がよく理解できるところだ。独唱陣はいずれも素晴らしい歌唱を披露しており、ティーレマンの確かな統率の下、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団や同合唱団、少年合唱団も最高のパフォーマンスを示していると言える。同曲の録音は、大編成による楽曲であるだけに、オーケストラと合唱をバランス良く収録し得たものにはなかなかお目にかからないが、本盤はかなり成功している部類に入ると言えるのではないだろうか。特に、今般のSHM−CD化によって、音質はさらに鮮明になるとともに音場が幅広くなったと言える。ティーレマンによる名演を、このようなSHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

    つよしくん さん |40代

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  • 特別に優れた演奏って訳ではないが値段も安いしオーケ...

    投稿日:2010/10/08

    特別に優れた演奏って訳ではないが値段も安いしオーケストラもメリハリが効いているので退屈しないし録音もいいので初めて買うにはいいと思う。 歌手はスコウフスはいいけどコヴァルルスキは上手い歌手だが好みが分かれるだろう。 マイケル・チャンス等も歌ってるが高音テノールのために書かれた曲なのでカウンターテナーだとあまり諧謔味やグロテストさが出てこない。 もっともテノールのパートは全曲でたった一曲だけだからあまり気にする事もないが。 スミ・ジョは普通。

    蟹缶 さん

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  • これは私にとって本当に評価が難しい。ムーティ/フィ...

    投稿日:2010/08/17

    これは私にとって本当に評価が難しい。ムーティ/フィルハーモニア盤と同時に購入したのだが、まさに好対照。当盤は、何よりも独唱陣の優秀さ、特にプティボンの類い稀な美声及び、ハーディングのスマートで洗練されたリズム処理、その他ほとんどの点においてムーティ盤を上回っている。それどころか、洗練性ではヨッフム盤をも凌ぐだろう。だが、この曲には洗練よりもカタルシスを求める人のほうがずっと多い。ムーティ盤は独唱陣が弱いものの、冒頭及び最後のインパクトが物凄い。表現もいかにも「世俗カンタータ」で、一方、当盤は洗練されたが故に、非常に損をしている。プティボンの過剰な美声が、この曲に相応しいのか、どうかも含めて。それは、各人それぞれがこの曲に何を求めるかにも拠るが、正直なところ、少なくとも私には感銘度の深さは劇的なムーティ盤のほうに軍配が上がった。それは私が未熟なリスナーであることをも同時に意味しているが、今後何十年と当盤を聴き続けてゆく限り、至高の一枚と感じられる時が来るのではないか、という予感もある。劇的ではない、というだけで評価を下げるべきではないことは重々承知しているつもりなので、少なくとも今は★4つの暫定的評価に留めます。私よりも優れたレビュアーの方が、当盤を絶賛されることを祈りながら。

    おたふくかぜ さん |30代

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  • 非常に清潔な、手垢のついてないカルミナ・ブラーナで...

    投稿日:2010/08/05

    非常に清潔な、手垢のついてないカルミナ・ブラーナである。欲を言えば、運命に抗うことの出来ない人間の無常感のようなものが表出されていれば良かったと思う。それにしても、プティボンはうまい。

    ま〜さん さん

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  • 札響とマエストロ高関との新しい時代の幕開けとも言う...

    投稿日:2010/03/16

    札響とマエストロ高関との新しい時代の幕開けとも言うべき一枚。この演奏会は長野県から駆けつけ2日とも聴くことができる幸運に恵まれましたが、前半のメンデルスゾーンの「イタリア」も素晴らしくできればカップリングして欲しかった。冒頭のティンパニから度肝を抜かれ、安定した金管楽器群特にトランペットの福田さんはアシスタントなしで素晴らしい音量と響きを保っており、改めて聴いてその技術を充分味わうことができました。弦楽器や木管楽器の雄弁さについても不足はなく特筆すべきは合唱の素晴らしさ。札響合唱団をはじめアマチュアで、時折発音で気になる部分もあるけど、全般的にはこの難解な曲を歌いきっている。ソロも当日舞台で演技一杯?のテノール高橋さんの歌唱を始め文句はない。そして何より、この演奏会のために自筆の原典版?の楽譜を取り寄せるなど、高関さんの練りに練った構想が発揮され、新しい音というか発見もある思う。マエストロ小澤と晋友会のジルヴェスターコンサートも良かったしコバケン先生と日フィルの演奏も楽しめるが、この札響のディスクは私にとってファーストチョイスになりました。

    安曇野のカラヤン さん |40代

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  •  録音の古さもあって全体的に乗りの悪さを感じます。...

    投稿日:2010/01/06

     録音の古さもあって全体的に乗りの悪さを感じます。「カルミナ・ブラーナ」も何かやる気無さそうに始まるのですが、曲が進むにつれ少しづつテンションが上がる感もあります。 つまりエンジンのかかりが遅い?  「カルミナ・ブラーナ」をメインにするのでなく、あくまでも「トリオンフィ」として聴くのであれば、入門用として値段も含めてアリかと思います。

    Mr. じじー さん |40代

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ありがとうございました

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