歌劇『魔弾の射手』全曲　ハウシルト＆シュターツカペレ・ドレスデン、ゴルトベルク（２ＣＤ）

ドイツ・オペラの名門中の名門、ドレスデン国立歌劇場
２６年ぶりの来日公演記念盤！
ハウシルト指揮／『魔弾の射手』全曲
歌詞対訳つき

ワーグナーが楽長をつとめ、リヒャルト・シュトラウスがそのオペラの大半を初演したドイツ屈指の名門歌劇場。その劇場が『ばらの騎士』他を携え26年ぶりに来日公演を行います（2007年11月10日〜26日）。その来日記念として同劇場の記念公演ライヴ２タイトルを再発売いたします。
　1945年英軍、米軍の空爆により焼失し、瓦礫の塊りと化したドレスデン国立歌劇場は、1985年、10年の歳月と250億円にのぼる費用をかけ、50年ぶりに爆撃のあった2月13日から14日の、まさにその日に再建されました。その復興記念の演目はドレスデンゆかりの２作品、ひとつはドレスデンで活躍したウェーバーの『魔弾の射手』、そしてもうひとつはこの劇場で初演されたシュトラウスの名作『ばらの騎士』でした。２公演はドイツ＝シャルプラッテンと日本コロムビア（当時）の共同制作によりライヴ収録されました。
　「いぶし銀」と称されるドレスデンのオーケストラ、オペラに精通する名指揮者フォンクとハウシルト、そしてドイツを代表する名歌手たち、さらに復興なった国立歌劇場（ゼンパーオーパー）の美しい響きを日独共同のスタッフがみごとデジタル録音に成功しました。まさに、名演、名録音といえるもので、ＣＤは全世界で発売され、大きな話題となりました。
　『魔弾の射手』の指揮者ヴォルフ＝ディーター・ハウシルトはその後ドイツを中心に活躍し、日本にもＮＨＫ交響楽団の客演を務めるなどしています。（コロムビア）

・ウェーバー：歌劇『魔弾の射手』全曲
　マックス：ライナー・ゴルトベルク（Ｔ）
　アガーテ：ヤーナ・スミトコヴァー（Ｓ）、
　オットカール：ハンス＝ヨアヒム・ケーテルゼン（Ｂｒ）
　クーノ：グンター・エマリヒ（Ｂｓ）
　エンヒェン：アンドレア・イーレ（Ｓ）
　カスパール：エッケハルト・ヴラシハ（Ｂｓ）、他
　ドレスデン国立歌劇場合唱団（合唱指揮：ハンス・ディーター・プフリューガー）
　シュターツカペレ・ドレスデン（ドレスデン国立歌劇場管弦楽団）
　ヴォルフ＝ディーター・ハウシルト（指揮）
　録音：1985年2月、ドレスデン国立歌劇場（デジタル）
　ドレスデン国立歌劇場復興記念公演ライヴ