予知夢 文春文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167110086
ISBN 10 : 4167110083
フォーマット
出版社
発行年月
2003年07月
日本
追加情報
:
16cm,270p
16cm,270p

商品説明

深夜、十六歳の少女の部屋に男が侵入、母親に猟銃で撃たれた。男は十七年前に少女と結ばれる夢を見たと言う。天才科学者湯川、参上。

内容詳細

深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。とりおさえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張。その証拠は、男が小学四年生の時に書いた作文。果たして偶然か、妄想か…。常識ではありえない事件を、天才物理学者・湯川が解明する、人気連作ミステリー第二弾。

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年、「放課後」で第31回江戸川乱歩賞受賞。1999年、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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化学要素が薄くなったため、読みやすさは増...

投稿日:2021/04/10 (土)

化学要素が薄くなったため、読みやすさは増したものの湯川さんの魅力が薄くなってしまったように感じます。

ゆべし さん | 東京都 | 不明

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前作の「探偵ガリレオ」よりも科学的な要素...

投稿日:2012/10/26 (金)

前作の「探偵ガリレオ」よりも科学的な要素が薄まり、オカルト色が強くなっています。前作の専門的な部分がなくなった分、読みやすく楽しめました。

ameg さん | 東京都 | 不明

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【概要】 物理学者・湯川学と刑事・草薙俊...

投稿日:2010/01/15 (金)

【概要】 物理学者・湯川学と刑事・草薙俊平のコンビが活躍するシリーズ第2弾。 今回も次々に巻き起こる数々の不思議な現象に挑む湯川と草薙。 ”夢想る”, ”霊視る”, ”騒霊ぐ”, ”絞殺る”, ”予知る”の5編を収録。     【感想】 前作と同様、読みやすい短編集になってます。 湯川は”ガリレオ先生”の呼び名が定着しちゃってます。 今回は前回に比べると、一見すると特に不思議でもないような事件の裏側に隠された真実に迫る!みたいな色が強いかなぁ…と。 あと、前作よりも理工系色はちょっと弱まってるような気がします。 個人的には、第5章”予知る”のラストが「なるほど、そう来たか…」という感じで印象的でした。

NoViTa さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy さん

    本書に収められている不思議は予知夢、虫の報せ、ポルターガイスト現象、予知視といったオカルト風味の不可解な現象なのが特徴的だ。そんな謎に湯川学は少ない証拠から閃いて真相を推理する。東野版御手洗潔というのが妥当か。本書では謎の強さで云えば、冒頭の「夢想る」が強烈。危ういながらも論理的に解き明かす。非常にアクロバティックだが一応納得はできる。逆にシンプルながらも余韻が残るのが最後の「予知る」だ。今までの構成とは逆のパターンを取っているのが面白いが、何よりもラストの余韻が抜群だろう。さて次は『容疑者Xの献身』だ!

  • ヴェネツィア さん

    「探偵ガリレオ」シリーズの第2集。前作と同様、「夢想る」などの造語的な動詞を冠する5つの作品からなる短篇集。草薙が事件を持ち込み、湯川が解決するという構造はここでも踏襲されている。短篇であるだけに、その成否はひとえにトリックの奇抜さと、解決の論理性に委ねられる。予知夢や火の玉などのオカルティックな題材を掲げ、それを解き明かしてゆく手際は実に鮮やか。しいて欠点を挙げるとすれば、小説の冒頭から既に結末が予定調和に終わることが決定してしまっていることか。作者もそのことは重々わかっているようで、最後の2篇⇒

  • zero1 さん

    オカルトとミステリーを混ぜ、科学で味付け。ガリレオ第二弾を再読。「夢想る」は運命と偶然。意外な結末。「霊視る」は扼殺された女性が別の場所で目撃。これも事件が多重構造。「騒霊ぐ」は5日間行方不明の男を草薙が姉の依頼で追う。ポルターガイストはある?「絞殺る」は工場経営者がホテルで絞殺死体で発見された。保険金目当ての妻に疑いが。火の玉の目撃情報に湯川は興味を持つ。「予知る」は不倫していた女がマンションで縊死。ところが二日前に首吊りを見たという目撃者が。予知を全否定しない結末は流石。軽く読むにはいい。

  • Kircheis さん

    ★★☆☆☆ 『探偵ガリレオ』の続編。 前作に比べて展開が読みやすいというか、話が平坦というか… (^_^;) 謎を論理的に解明する湯川助教授のカッコ良さは相変わらずなんだけど、科学的な説明が売りのはずだったのにその点弱くなっているのが原因かもしれない。 個人的には『夢想る』が一番良かった。

  • mitei さん

    一件普通の事件に怪奇現象が入ってそれを科学的に解明していくというパターンが多かったが、いつもどんな現象なのか気になるようになってるので面白い。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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