歪笑小説 集英社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087467840
ISBN 10 : 4087467848
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
追加情報
:
360p;16

内容詳細

東野圭吾、いきなり文庫で登場!

新人編集者が初めての作家接待ゴルフで目の当たりにした、”伝説の編集者”の仕事ぶりとは。
単発のドラマ化企画の話に舞い上がる、若手作家・熱海圭介のはしゃぎっぷり。
文壇ゴルフに初めて参加した若手有望株の作家・唐傘ザンゲのさんざんな一日。
会社を辞めて小説家を目指す石橋堅一は、新人賞の最終候補に選ばれたはいいが・・・・・・。
小説業界の内幕を暴露!!作家と編集者、そして周囲を取りまく、ひと癖ある人々のドラマが楽しめる、全12話の連続東野劇場。


【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年大阪市生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞、99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞と第6回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ブラックユーモアシリーズ1作目かな?めち...

投稿日:2021/04/17 (土)

ブラックユーモアシリーズ1作目かな?めちゃくちゃ面白いです。特に受賞舞台裏の事件?が笑えて面白いです。実際会ったのかな?www

みっちゃん さん | 大阪府 | 不明

0
★
★
★
★
★
期待以上でした!「〇笑小説」という一種の...

投稿日:2012/02/07 (火)

期待以上でした!「〇笑小説」という一種のシリーズものなので、そういうのは段々面白くなくなってくるもんだと思っていたら…面白いじゃないか! 短編一つ一つのストーリーも申し分なく、今回よかったのは、小説業界という設定に統一して、登場人物が全編に渡って再登場するドラマ仕立てだった点。これまでは短編ごとに違っていたと思うのですが、いいキャラクターが他の話でもまたヘマをしたりバカさを露見させていたりと、読み進めるごとにキャラクターが立ってきて面白かった。何といっても、常に人の想像と期待を超えて多彩な作品を次々生み出す天才(違う表現で言えば超ひねくれ者でもある)の東野圭吾が描く小説業界ですから、面白くないわけないですね。 前作「黒笑小説」が面白かったと思っている人は、100%満足するでしょう。 “歪笑”してるのは作者の方で、読者は気持ちよく笑わせてもらえる作品ですよ☆

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

13

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Tetchy さん

    いわゆる出版業界「あるある」のオンパレード。この実に際どい内容を売れない作家が書けば、単なるグチと皮肉の負け犬の遠吠えに過ぎないが、長年売れずに燻っていたベストセラー作家の東野氏が書くからこそ意義がある。出版業界のリアルが笑いの中に見事に溶け込み、笑わせながらもこれから作家を目指す人々にやんわりと厳しく釘を差す。『〜笑小説』シリーズの一ジャンルだった出版業界笑い話は本書で見事1つの大きな柱と昇格した。実に面白く、そして作家を目指そうとする者たちにとって非常に教訓となった。願わくば次の作品群を期待したい。

  • どんちん さん

    黒笑文壇ネタの続きとして、大いに笑えると期待をしたが。。。ほとんどの話が、前半は、こいつアホか?期待どおりやってくれたなぁ!と大いに笑い、最後は、おぉ〜そうきたか!と東野作品らしく、きっちりと詰めてきているじゃないか!どちらかというと、笑いよりほんわか系の一冊かなと思います。にしても、熱海先生、本当にいけてます!すばらしいです!!続編では(出れば)、直本賞候補までいくでしょう(笑)唐傘先生、直本賞受賞おめでとう!寒川先生、惜しかったですね。ある意味、この「巻末広告」が最高のオチですね!表紙の写真もOK!で

  • takaC さん

    祝•唐傘ザンゲ第135回直本賞受賞!

  • 扉のこちら側 さん

    初読。出版業界の裏側を少し覗けるのが面白い。最終話の父親と、誠実な唐傘さんが良かった。

  • Kircheis さん

    ★★☆☆☆ ブラックユーモアシリーズの第4弾。 これまでと違って一つのコンセプトがあった。簡潔にいうと、灸英社という架空の出版社を中心に出版業界に纏わる「あるあるネタ」を更にデフォルメして極端にした感じ。 たまにクスッとする部分はあるが、それより作品を通じて東野氏の考え方に触れることができる点に意義があると感じた。大袈裟になってはいるが、氏のこれまでの経験や不満をベースに書かれたものであり、ある意味エッセイといえるようにも思える。 東野氏はよっぽど図書館や中古書店が嫌いなんだな…

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

プロフィール詳細へ

東野圭吾に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド