クスノキの番人 実業之日本社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408558035
ISBN 10 : 4408558036
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
追加情報
:
496p;15

内容詳細

不当解雇の腹いせに罪を犯し、逮捕された玲斗。そこへ弁護士が現れ、命令に従うなら釈放すると提案があった。その命令とは……。

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。19年に野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • イアン さん

    ★★★★★★★☆☆☆大切な人への想いが詰まった東野圭吾の長編。窃盗の罪で逮捕された玲斗だったが、疎遠となっていた叔母によりクスノキの番人≠務めることを条件に釈放される。人々がその樹に祈りを捧げる理由とは…。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』や辻村深月の『ツナグ』に似たファンタジーだが、これらの作品と異なりその「特殊設定」については中盤まで明かされない。関係者の証言からクスノキの秘密を探る前半と、それが明かされた後の後半で異なる趣を持つ。もしこのクスノキが実在したとして、自信を持って預念できる人間でありたいと思う。

  • タツ フカガワ さん

    窃盗未遂他で逮捕された直井玲斗は突然現れた弁護士に、クスノキの番人になるなら釈放するよう手続きをとると言われる。東京郊外にある月郷神社、そのクスノキの御神木の幹にある空洞で祈念すると願いが叶うという。何も知らぬまま番人になった玲斗の成長物語は、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に通じるようなファンタジー系の内容で、いつもながら筋立ての妙に平伏。いやあ面白かった! 終盤の介護施設でのピアノ演奏場面では思わず落涙でした。

  • ひさか さん

    2020年3月実業之日本社刊。書き下ろし。長編。2023年4月実業之日本社文庫化。クスノキのもつ能力は面白いアイデアだが、展開が冗長で安易だった。クスノキの秘密がここまで守られるものかと少し疑問にも思う。

  • 参造 さん

    家族愛の話に少しファンタジーがはいってます。 淡々としているのですが何でだろう話に引き込まれてしまいます。 何回か目頭が熱くなった。

  • ま〜くん さん

    人は自然、神、思想とあらゆるものに救いを求める。「正しい方向を示して欲しい」、「間違いを正したい」「私を助けて欲しい」と。樹齢不明の巨大なクスノキの中で、蝋燭の明かりのもと懸命に意思を受け取ろうとする人達。そしてそのクスノキを守る番人との交流を軸に物語はたんたんと進んでいく。世の移り変わりが激しい今こそ、人は安住の場所と時間を猛烈に欲している。 本当にこんなクスノキが存在するなら、私は子供達に今は言えないことを預念しておきたい。人は大なり小なり秘密を抱えて生きている。預念者を自分に置き換えて読んでいた。

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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