ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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SACD

交響曲第2番、カプリッチョ・ボヘミアン アシュケナージ&シドニー交響楽団

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00393
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

ラフマニノフ:交響曲第2番、カプリッチョ・ボヘミアン
アシュケナージ&シドニー交響楽団


新たな手兵、シドニー響と描くラフマニノフの世界。

今年(2009年)、シドニー交響楽団の首席指揮者兼アーティスティック・アドバイザーに就任するアシュケナージが、2007年に同交響楽団と、得意のラフマニノフ交響曲&管弦楽曲を全曲録音しました。それは2008年8月に全集BOXで発売されました。今回はHQハイブリッド盤での分売となります。
 アシュケナージは2004年に指揮者としてシドニー響に登場し、シベリウス・サイクルで高い評価を得ました。その後、2007年にラフマニノフ、2008年にエルガー、2009年にプロコフィエフを特集したフェスティバルを行っています。シドニー響のブリリアントな響きと、アシュケナージの統率力、構成力が一体となって、魅力的なラフマニノフ・ワールドを築き上げています。全てにおいて、巨匠アシュケナージの音楽的底力である、テンポ感、リズム感、前進力、構成力には脱帽です。(エクストン)

【収録情報】
ラフマニノフ:
・交響曲第2番ホ短調 作品27
・カプリッチョ・ボヘミアン 作品12
 シドニー交響楽団
 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)

 録音時期:2007年10月31日-11月22日(セッション&ライヴ)
 録音場所:シドニー・オペラハウス、コンサート・ホール
 録音方式:DSD Recording
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

内容詳細

2009年より同響の首席指揮者に就任したアシュケナージだが、すでに2007年には布石があった。それがここに聴くラフマニノフ。ロマンティシズムにあふれたアプローチながら同オケの機動力や歌心を存分に引き出している。アダージョの甘美さなど極上質だ。(弘)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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交響曲第2番については、旧録音を聴いてい...

投稿日:2017/07/16 (日)

交響曲第2番については、旧録音を聴いている人はあまり期待しない方がよいと思う。名演である旧録音からアシュケナージがどれだけ円熟したのか興味があって本盤を購入した。しかし、期待は裏切られた。シドニー響がコンセルトヘボウにかなわないことは覚悟していたが、音楽表現も躍動感や歌心に乏しく、心に響くものがない。アシュケナージの円熟を感じ取ることはできなかった。しかし、本番をおすすめしない一番の理由は録音のまずさだ。ホールの残響がほとんど感じられず、まるで無響室で録音したかのようだ。ステージの奥行き感もなく、手前の弦楽器も一番奥の金管楽器も同じ距離で演奏しているようで、それぞれの楽器の音がはっきりとはしているものの、とても不自然に感じる。SACDということもあって録音にも期待していたが、これが最も残念だった。ただし、「カプリッチョ・ボヘミアン」は録音・演奏ともに素晴らしいと思う。これを聴くために本盤を購入するのなら、それはよいのではないだろうか。よって☆3つとしたい。

so さん | 愛媛県 | 不明

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これは名演です。大いに堪能しました。この...

投稿日:2011/02/02 (水)

これは名演です。大いに堪能しました。この大交響曲、陰鬱な抒情と纏綿たる情緒が特徴ですから、それらを照れずに表現すればそれだけでかなりの満足度が保証されます。アシュケナージ、旧盤より一層語り口がうまくなって歌も迫力も申し分なし。オーケストラの精度は、ランク付け的には旧盤のRCOにそりゃ負けるのでしょうけれど、ここでは不満はなし。これはよい仕事、お薦めいたしましょう。なお、同時に1番も聴いたのだけれど、あちらは曲がね…。きれいな個所はあるけれど、部分的にとどまって流れとしてはまるでダメ。ラフマニノフの魅力はこの第2番で一気に開花したのだなあ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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シドニー交響楽団との全集からのSACD化...

投稿日:2009/08/30 (日)

シドニー交響楽団との全集からのSACD化した上での分売であり、ロイヤルコンセルトヘボウとの全集に次ぐ2度目の全集である。オーケストラの質や力量の違いもあって、私としては、旧全集の方を今なお上位に置きたいが、ラフマニノフはアシュケナージの得意の楽曲だけあって、本盤でも、決して一流とは言えないシドニー交響楽団を見事に統率し、抒情溢れる名演を成し遂げている。旧盤と比較すると、やや角が取れ丸くなった印象があるが、それは、アシュケナージの円熟と無関係ではないだろう。併録のカプリッチョ・ボヘミアンのようなラフマニノフの初期の曲を、魅力あふれる楽曲に仕立て上げるのも、ラフマニノフを得意とするアシュケナージならではの力量だと言える。本CDの不満は、SACDにしては音質がイマイチであること。オクタヴィアなら、もう少し音質のレベルアップが可能なはずであり、今後の奮起を期待したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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