SACD

交響曲第6番 朝比奈隆&大阪フィル(SACDハイブリッド)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PCCL60019
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

高音質(SACD)で聴くキャニオンクラシック名盤シリーズ
朝比奈隆 生誕100周年 ブルックナー交響曲全集E

生誕100周年を迎えた朝比奈隆の最も得意なレパートリー、ブルックナー待望のSACD化です。壮大な朝比奈の指揮ぶりは聴く者に大きな感動を与えずにはおきません。(ポニーキャニオン)

このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声(5.0チャンネル)という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。

・ブルックナー:交響曲第6番イ長調(原典版)
 大阪フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈隆(指揮)
 録音:1994年4月1-4日、大阪フィルハーモニー会館(セッション録音)
 DSDリマスタリング
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND(5.0)

【高音質(SACD)で聴くキャニオンクラシック名盤シリーズ】
・キャニオンクラシックの名盤の中からすばらしい録音を選りすぐってSACD(5chマルチサラウンド)(Hybrid盤)で順次発売。
・SACD化にあたっては 潟Iクタヴィア・レコードを率いてこれまでに、ノイマン、アルブレヒト、アシュケナージ、朝比奈隆、小林研一郎をはじめとする指揮者や多くの演奏家の1,000タイトルを超える録音を手掛け、内外において録音制作に掛かる多くの賞を受賞している江崎友淑氏を起用。
・ヨーロッパ各地の録音で培ってきた経験から作り上げたTCシステム6000(サラウンドリバーブシステムに)よって、あたかも実際にホールの中で聴いているかのような環境を作り出します。(ポニーキャニオン)

内容詳細

悠然としたテンポと、曲の核心をがっちりと掴みぐいぐいと推し進めて行く朝比奈の指揮は、確信に満ちたもので、SACDハイブリッド仕様によって一段と迫力が増した。改めて手元に置きたい一枚だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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私が隔週に一回くらい所用で大阪の南海電車...

投稿日:2013/09/30 (月)

私が隔週に一回くらい所用で大阪の南海電車に乗って通過する天下茶屋という南海ターミナル難波からそんなに離れていない駅近くの沿線に大阪フィルハーモニー会館という建物が建っているのをいつも見過ごしているのですがその辺りはそんなにクラシック音楽文化とは異なりむしろ庶民的な環境なのであります。その会館は主に大フィルの練習等活動拠点でもあり朝比奈隆も練習に収録にと通いつめた施設であります。その象徴として1992年から1995年に録音演奏したブルックナー交響曲集は大フィルというローカルオーケストラが朝比奈という日本では一応ブルックナー指揮者として名を馳せた御大をリーダーとしての唯一の記録と今ではなってしまった感があります。現在販売され手に入り易い朝比奈指揮のブルックナー交響曲は第4番、第5番、第7番、第8番、第9番が各曲数種の演奏盤としてカタログに載っているのですがどうも第6番は単独で市場から遠のいている様です(本盤も現在購入出来ない様ですよ)。その第6番の朝比奈にとっては三回目?の録音CDが本盤であり朝比奈86歳の頃の1994年収録(タイム@16’01A19’11B9’11C14’38)となって前述の全集の一員となっております。第6番自体私は大層な曲揃いのブルックナー交響曲群にあってヨッフム盤辺りから聴き出した事もあり好きな方の曲となっています。何しろこの曲の初演はマーラー指揮VPOによるものなのですよ。朝比奈の本盤演奏は全体ゆったり目で彼のスケール感がリアルに感触させられます。その感触は「無骨」といった具合で第1楽章での各楽器の扱いの思い切りに繋がってしまって好き嫌いの分かれる処でもありましょう。この楽章でオーケストラのちょっとした瞬間的乱れというか調子行方不明も気にならないわけではありませんが終わりの堂々とした分かり易い宇宙的なコーダで帳消しになろうかと思います。この第6番の聴き処である第2楽章では例えば先のヨッフム盤で展開される詩情的雰囲気は本演奏では払拭され落ち着いたテンポの内に弦等重厚な力強さが強調されます。ただ若干技術的なものなのか不明ですが粗さも感じました。第3楽章では独特のリズムで進む内に交響曲第5番を思い起こす様な場面に出会いました、そして不安を煽る短調スタートの最終楽章は緩まずブルックナーらしさを象徴する様に管楽器中心に迫力を出して明晰な響きの下に頑張って第1楽章テーマを持って〆へ辿り着いた感じです。朝比奈の第6番演奏盤としては他に1977年大フィル(同@17’44A17’08B9’17C15’04)、1984年東京SO(同@15’45A19’44B8’25C13’58)、同年ウィーン・トーンキュンストラーO(同未確認)が残っている様です。本盤は素晴らしいランクにしておきますね。先日大フィル首席指揮者に井上道義さんが来シーズンから就任する事が公表されましたが前音楽監督だった大植英次さんの後を厳しい予算で執行していく苦労も大変と思います。又かつての朝比奈時代の様にブルックナーが一つの看板にといった具合になるのも中々しんどい現実でしょうが我々関西地元オーケストラとしての引き続いての健闘に期待します・・・2013年春オープンした新生フェスティバルホールを演奏公演拠点として・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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音符の部分は極めて立派な演奏だが、音符と...

投稿日:2009/10/08 (木)

音符の部分は極めて立派な演奏だが、音符と音符との間に漂うアウラのようなものが比較的薄いのが残念だ。 このアウラこそ,狂人?ブルックナーの唯一無比の味であり,ミソであり,魅力でもあるのだから。。。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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全集の中の一枚。1番2番3番と同じく、ス...

投稿日:2009/10/06 (火)

全集の中の一枚。1番2番3番と同じく、スタヂオ録音であるが、朝比奈隆はスタヂオ録音だとまたライブとは違った一面を見せる。 ノリよりも 瞬間瞬間の音色や音のバランスなどを重視した、極めて魅力的な演奏だ。 ヨッフムやヴァントやバレンボイムの演奏を愛聴していたが、彼らの名演に比すると、天才的な狂気の味は薄いと言える。初めてこの曲に接する人には、スンナリとこの曲が馴染まないかもしれないが、他の演奏と聴き比べてみると、あまりにオーソドックス過ぎるアプローチに、かえって「おっ!まだこのテがあったか!」と新鮮かもしれない。 不満と言えば、オケがちょっと情けない箇所が多々ある。 プロのスタヂオ録音がコレでいいのだろうか?

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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