CD

ブルックナー:交響曲第8番、シューベルト:交響曲第8番『未完成』 ヴァント&ミュンヘン・フィル(2CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC807
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ヴァント&ミュンヘン・フィルの遺産1
ブルックナー:交響曲第8番、シューベルト:交響曲第8番『未完成』(2CD)


ギュンター・ヴァント没後7周年企画。「奇跡の名演」と地元ファンから正規CD化を熱望された伝説のライヴ。優秀録音でついに国内盤登場!
 2000年11月の圧倒的な来日公演でファンを虜にし、2002年2月14日に惜しまれつつ急逝したドイツの大指揮者、ギュンター・ヴァント。BMG社から発売した「ブルックナー第4番」「ブルックナー第9番」「ライヴ・イン・ジャパン(未完成/ブル9)」が日本クラシック界最高の栄誉・レコードアカデミー賞にそれぞれ1998年、1999年、2001年輝いており、ヴァントのブルックナーは絶大な評価と大きなセールスを記録しています。チェリビダッケの亡きあとのミュンヘン・フィルと組んでヴァントが1998年から一年に一曲のペースで取り上げたブルックナー。クナッパーツブッシュ、ケンペ、ヨッフム、チェリビダッケなど歴代の名指揮者のもとに鍛えられ、ブルックナー演奏に伝統をもつオーケストラの自信に満ちた演奏は、弦の暖かみのある分厚い響き、管楽器のしなやかな色彩の妙などに特長が発揮され、ヴァントの持ち味である厳しくも彫りの深い音楽造りとあいまって、BPO盤や北ドイツ盤とは大きく異なる魅力を発散しています。『未完成』『グレイト』「ブラ1」「ベト1」もヴァント極めつけのレパートリー。 ブルックナーを含めて、いままでミュンヘン・フィルとの録音は残されていなかっただけに貴重。マエストロの晩年の心境をミュンヘン・フィルがしなやかな動きの中でとらえている。巨匠ヴァントが最晩年に残したミュンヘン・フィルとのきわめつけのライヴ。演奏内容は折り紙つき、録音もきわめて優秀な当シリーズは末永くファンの宝物となること間違いなし。
 ディスクは本国(ドイツ)より直輸入、付属品(カヴァー・ブックレット)は日本製の国内仕様盤。(キングレコード)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
・シューベルト:交響曲第8番ロ短調『未完成』
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 録音:2000年9月15日、ミュンヘン、ガスタイク(ブルックナー)
 録音:1999年9月28日、ミュンヘン、ガスタイク(シューベルト)

内容詳細

90年以降デジタル録音されてきたミュンヘン・フィルとのライヴ。このオケらしい豊かな響きが圧巻。ブル8の壮大な響きと木管の細やかな扱い。すべての声部に意味が込められている。「未完成」もいい。愛おしくなるほどの名演。晩年のヴァントの凄さ!(長)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
26
★
★
★
★
☆
 
4
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
運よくワゴンセールで買ったベルリン・ドイ...

投稿日:2011/07/28 (木)

運よくワゴンセールで買ったベルリン・ドイツ響とのBOXセットが素晴らしかったので、買いそびれていた8番だけ今回の安売りで買いました。BPO盤は、なぜかざらついたサウンドが気に入らず物置にしまってしまいましたが、これは時折ざらつくだけなので、ヴァントの要求している音の質が好みに合わないことが確認できました。チェリの瞑想的な時間芸術に対して、もっと燃え上って間髪入れず拍手があった方がこっちも盛り上がりますが、チェリ以来ルーティンのようになってしまった間を開けた拍手はどうしたものでしょう。個人的にちょっと白けました。演奏も名所をドライブしたけど、事故もなく帰ってこれました的な感慨しか受けず、5番では凄い演奏をしている人と同じ人間と思えないほど、ほのぼのとした感じが残りました。ベルリン・ドイツ響のように真からオケが奉仕している様子が見えてこないのが一番の原因かもしれません。N響や都響のような日本のオケだったら、もっと緊張感が持続できたんじゃないかな。それから、これはADにプレスされたそうですが、演奏に伴うガチャガチャしたノイズが多く。(マーラーやストラヴィンスキーのように複雑な曲ならこれくらい出てもしかたないが、8番みたいにシンプルなオーケストレーションでこのレベルはきつい。)CDでは、下位ビットがカットされて適当に聴き易くなるけど、ADでは細かいノイズまでリアルになって聴いていられるか心配です。まあインシュレーターをたっぷり効かせた柔らかい音のプレーヤーがADの音だと信じている人には関係ないだろうけど。

馬羅 さん | 愛知県 | 不明

1
★
★
★
★
☆
ヴァントが衰えているのがわかる。1・2楽...

投稿日:2010/09/21 (火)

ヴァントが衰えているのがわかる。1・2楽章はスケールが小さく、不出来。朝比奈&N響のほうがはるかに雄渾・雄大だ。アダージョはミュンヘンの弦がいい。フィナーレは、かつての剛毅さがなくなり、まったくチェリ風。やはり、ヴァントのブル8ベストは96年のBPO(ベルリン芸術週間ライブ)。セカンドチョイスはNDRか。椅子に座って指揮した18日の録音はないのだろうか?(終楽章27分半)

ushio さん | 東京都 | 不明

1
★
★
★
★
★
一聴して「ヴァントの同曲のベスト盤だ」と...

投稿日:2010/09/10 (金)

一聴して「ヴァントの同曲のベスト盤だ」と確信しました。 ベルリン・フィル盤は評判が良いですが、私にはその理由が理解できません。 いつものヴァントらしくなく統率力の欠けた、結晶化しない、濁ってうるさいオケの音にがっかりしました。 それに比してこのミュンヘン・フィル盤の素晴らしさはどうでしょう! 完全に結晶化したオケ、無意味な音は一つもなく、最後まで乱れる事なく実に悠然と立派に終わります。 こうなりますと朝比奈の2001年東京ライヴとどちらがベストか? 両盤の聴き比べは、クラシックファンの至福ここに極まれり!です。 尚、「未完成」も素晴らしいですが、ベルリン・ドイツ響との恐ろしい名盤の誕生によって、価値はかなり減じました。

ミック さん | 千葉県 | 不明

3

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

プロフィール詳細へ

ブルックナー (1824-1896)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品