CD 輸入盤

交響曲第4番『ロマンティック』 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC213
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

スクロヴァチェフスキ/ブルックナー:ロマンティック

ブルックナー交響曲全集プロジェクトの一枚で、スクロヴァチェフスキにとっては2度目の録音となります。収録は1998年10月25〜28日、オーケストラはザールブリュッケン放送交響楽団です。
 前回の録音は1990年代初頭にハレ管弦楽団と行われたものでしたから、かなり短期間での再録音と言うことになります。実際、第1楽章を除く演奏時間や、細部の変更箇所などけっこう似通っているのですが、オーケストラのサウンド・クオリティと、最近のスクロヴァチェフスキならではのどっしりしたアプローチは、この作品には非常に有効に作用するものと思われ、冒頭からたいへん充実感の強い演奏を聴くことができます。
 中では1分以上遅くなった第1楽章がやはり素晴らしい出来栄えで、痒いところに手の届く(!?)、演奏効果満点のいつものスクロヴァ節がじっくりした運びの中で強い集中力を保って示されるのがさすがです。
 細部へのこうした配慮は、スクロヴァチェフスキの巨匠性の証でしょう。第1楽章と第4楽章での改訂版からの音響アイデア借用のほか、随所にみられる音響面での工夫も、ドイツの伝統に則して捉えればごく自然なことと考えられます。
 とはいえ、何よりも凄いのはやはりその細部の雄弁さで、第1楽章の“対話的進行”がこれほど明瞭かつ克明に表された演奏は他にないといっても過言ではありません。いかにもスクロヴァチェフスキらしい素晴らしい演奏です。(HMV)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』
(1886年稿、ノヴァーク版)

 ザールブリュッケン放送交響楽団
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
(指揮)

 録音時期:1998年10月25-28日
 録音場所:ザールブリュッケン、コングレスハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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辛口のブルックナーです。見事な演奏だと思...

投稿日:2014/04/16 (水)

辛口のブルックナーです。見事な演奏だと思います。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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昨年の実演で感動したということで特価の機...

投稿日:2012/12/29 (土)

昨年の実演で感動したということで特価の機会に購入。必ずしもメジャーな指揮者でもないし、オケでもない。ゆったりとしたペースを基本にテンポを揺らせながら、実に見事な演奏を聴かせてくれる。特に終楽章のコーダの部分は、魂が天に上るかのような感動的なものだ。ブルックナーの演奏は一度聴くと、同じ演奏は頻繁には聴かなくなる。しかし、これは何回となく繰り返して聴いてしまった。

symphony No.5 さん | 三重県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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