CD 輸入盤

フラウト・トラヴェルソ・ソナタ全集 ヴェンツ、ボルクシュテーデ(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL93814
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴェンツ/バッハ:フラウト・トラヴェルソ・ソナタ全集

【収録情報】
J.S.バッハ:
・フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV1034
・フラウト・トラヴェルソとオブリガート・チェンバロのためのソナタ イ長調BWV1032
・フラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ ホ長調BWV1035
・フラウト・トラヴェルソとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調BWV1030
・フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調 BWV1038
・2つのフラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調 BWV1039
・無伴奏フラウト・トラヴェルソのためのパルティータ イ短調BWV1013
・音楽の捧げものBWV1079より
 イェド・ヴェンツ(フラウト・トラヴェルソ)
 マリオン・モーネン(フラウト・トラヴェルソ)
 ミカエル・ボルグステーデ(チェンバロ)、他

 録音時期:2008年9月-12月(デジタル)

総合評価

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知らない演奏家でしたが収録曲と値段に惹か...

投稿日:2013/07/25 (木)

知らない演奏家でしたが収録曲と値段に惹かれて購入してみればこれが大変な「当たり」。 オマケ(?)として収録されている音楽の捧げ物が非常に良い。 中でもチェンバロ独奏の六声のリチェルカーレが素晴らしい! いやー、隠れた名演ってまだまだあるんだなー

きたあかり さん | 神奈川県 | 不明

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おそらくJ.S.Bachのフルート・ソナタ全集中...

投稿日:2012/05/30 (水)

おそらくJ.S.Bachのフルート・ソナタ全集中で、現在最も個性的な盤ではないかと思われます。2枚CDに真作フルート・ソナタ集と音楽の捧げ物BWV1079が詰め込まれており、まず後半のBWV1079全曲ですが、これ程生命力に溢れた演奏は稀ではないでしょうか。ここでは、明らかにハープシコードのMichael Borgstedeがリーダーシップを執っており、Jed Wentzが全面的に関わるのはトリオ・ソナタ以降です。そのMichael Borgstedeが演奏する3声と6声のリチェルカーレ、特に6声が非常に素晴らしい演奏で、このおそらくBach鍵盤曲中の随一の難曲を、非常に高度な技術と生命感、そして音楽構造に対する深い理解で弾き切っており、こんなに素晴らしいリチェルカーレ演奏はそう滅多に聴けません。そしてやはりBorgstedeが中心と思われる前半のカノン群は、曲毎に編成を変えていますが、どのカノンもまるで現代Jazzの即興演奏かと見紛う程に生き生きとした素晴らしい演奏です。トリオ・ソナタ以降はWentzと他の演奏者のこれまたライブさながらの、即興的な対決演奏が熱気に溢れており、この傑作のとてつもなく厳格な対位法構造が、彼らのやや気侭なテンポの揺れ動きによって、弱められてる部分はあるにせよ、こんなに生命力に溢れた演奏はやはり稀で、確実に「音楽の捧げ物」の名演の一つと言えると思います。フルート・ソナタ全集はもちろん、Jed Wentzが完全に主導している訳ですが、これも非常に高い技術と、一瞬たりとも古くささを感じない情熱に溢れた現代的な演奏。テンポと強弱をこれだけ楽想に沿って動かし、自由に曲を作り上げていくのは、自分はピリオド楽器演奏では聴いたことがありませんし、全くスタンダードな演奏とは言えないでしょうが、解説書を読むとWentzの確固たる信念と、彼独自の古楽とその時代の芸術の連関に裏打ちされたスタイルであることが理解できます。決して己の自我のみによって作り上げた演奏でないためでしょうが、これだけ外見は一見ロマン派的に気侭に見えても、J.S.Bachのこの史上稀に見る傑作群に対する、この上ない敬意と奉仕の精神が感じられない瞬間はありません。演奏スタイルに対してはおそらく論議の多いところでしょうし、BWV1079のトリオ・ソナタの一部同様、BWV1030など構造的に厳格な曲においては、あまりに動きの多い演奏で曲の構築が曖昧になる面がないわけではないですが、反面隠れた傑作BWV1039などはすばらしく躍動的であり、他の演奏に替え難い魅力も一杯に詰まっています。個性的だが素晴らしい「フルート・ソナタ全集」「音楽の捧げ物」として、多くのBachファンに聴いてみて頂きたと思います。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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非常に完成度の高い見事な演奏であったと思...

投稿日:2011/10/08 (土)

非常に完成度の高い見事な演奏であったと思う。ジャケットからでは想像できない実に誠実な演奏であったと思う。私の夜の愛聴盤の一つである。

hijidon さん | 宮城県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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