CD 輸入盤

カンタータ集第18集〜第61、116、125番 ルドルフ・ルッツ&バッハ財団管弦楽団

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
B500CD
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

J.S.バッハ:カンタータ集 第18集

ザンクトガレンのバッハ財団管弦楽団と合唱団によるカンタータ第18集。1725年作曲のBWV125はマリアの潔めの祝日のためのカンタータ。イエスが生まれたことに感謝したシメオン老人を描いたもの。死への恐怖と諦観が見事に表現されています。BWV61は教会暦のトップを飾る曲として知名度も高く、演奏機会も多い作品。ソプラノ・ソロを名手クリスティーナ・キールが務めています。
1724年に初演された三位一体後第25日曜日用のカンタータ、BWV116はヤーコプ・エーベルトの同名コラールに基づくコラール・カンタータ。艱難辛苦の末に訪れる平和を喜び、明るいコラールで締めくくられます。(輸入元情報)

1-6.カンタータ「安らぎと喜びもてわれは逝く」BWV125
7-12.カンタータ「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV61
13-18.カンタータ「汝平和の君、主イエス・キリスト」BWV116

アレックス・ポッター(アルト)…1-6
アンドレアス・ポスト(テノール)…1-6
マルクス・フォルペルト(バス)…1-6
マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)…7-12
ゲルト・テュルク(テノール)…7-12
マヌエル・ヴァルザー(バス)…7-12
ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ)…13-18
エルヴィラ・ビル(アルト)…13-18
ユリウス・プファイファー(テノール)…13-18
ステファン・マクロード(バス)…13-18

ルドルフ・ルッツ(指揮)
バッハ財団管弦楽団&合唱団
録音 Der Evangelischen Kirche Trogen AR
2008年2月15日…1-6
2011年12月9日…7-12
2015年11月20日…13-18

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Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallen...

投稿日:2020/01/19 (日)

Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallenのカンタータ第18集。今回の3曲は特に共通項のない選曲で、超有名なクリスマス・カンタータBWV61以外の2曲は特に知名度も高くありませんが、総じて非常に誠実で質の高い好演揃いです。まず冒頭のBWV125「平安と喜びもて我は逝く」は、マリアの浄めの祝日のためのカンタータ。有名曲とは言えずやや地味ではありますが、Rudolf Lutzらの演奏はひとつひとつの曲にじっくりと誠実に向きあい、考え抜かれた解釈と高い演奏技術によってごく細部の美しさも疎かにせず掘り起こしており、この曲に関する限り過去の演奏のすべてを含めて最上位に置けるのではないでしょうか。特に第2曲のアリアの滋味は素晴らしい。次のBWV61「来たれ、異邦人の救い主よ」は言わずと知れた待降節カンタータの名曲、もしかすると最もよく知られた曲かも知れません。自分らのような長年のBachファンにとって、この曲は何と言ってもあのK.Richterの記念碑的なカンタータ選集の劈頭を飾る、鮮烈きわまりない名演奏の記憶から離れることは(おそらく)永遠に不可能ですが、今回のRudolf Lutzらの演奏はあえて新奇な解釈等などの独自性を狙うことなく、己らの読み取った音楽に忠実な再現に集中しており、目立った名演とまではいかなくても好感の持てる演奏です。最後のBWV116「汝平和の君、主イエス・キリスト」は、1724年のライプツィヒにおけるコラール・カンタータ年巻の中間に位置する作品であり、近くではS.KuijkenのOVPPによる名演奏が記憶に新しいところです。Rudolf Lutzらの演奏はOVPPによるものではありませんが小編成による堅実なものであり、過去の演奏を上回るとまではいかずとも、美しい佳演と言えるでしょう。CD全体として、曲の解釈、指揮、演奏者の技術すべてにおいて質の高い好演集であり、多くのBachファンにお薦めする価値があると思います。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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