シューベルト(1797-1828)

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SACD 輸入盤

アルペジョーネ・ソナタ、弦楽五重奏曲 ハイモヴィッツ、ゴラン、ミロ・クァルテット

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PTC5186549
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


2016年最新リマスタリング
鬼才マット・ハイモヴィッツによるシューベルト・アルバム!


SACDハイブリッド盤。鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツによる「PENTATONE OXINGALE Series」。最新盤は「Oxingale Records」からの音源の最新リマスタリングで、シューベルトのアルペジョーネ・ソナタと弦楽五重奏曲がリリースされます。ハイモヴィッツの雄弁な語り口はシューベルトとも相性がよく、またイタマール・ゴラン、ミロ・クァルテットとのアンサンブルも実に見事です。若かりしハイモヴィッツの名盤を最新リマスタリングでお楽しみください。
 1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベル「Oxingale Records」よりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。「PENTATONE OXINGALE Series」からリリースしているベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲集、現代チェロ独奏作品集、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲、「SHUFFLE.Play.Listen」も好評発売中です!(輸入元情報)

【収録情報】
シューベルト:
1. アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821(I. 12:16/ II. 4:37/ III. 9:46 = 26:39)
2. 弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956(I. 15:41/ II. 14:19/ III. 10:40/ IV. 9:31 = 50:11)

 マット・ハイモヴィッツ(チェロ)
 イタマール・ゴラン(ピアノ:1)
 ミロ・クァルテット(2)
  ダニエル・チン(第1ヴァイオリン)、山本智子(第2ヴァイオリン)
  ジョン・ラージェス(ヴィオラ)、ジョシュア・ジンデル(チェロ)

 録音時期:2001年10月30日(1)、2003年6月2-5日(2)
 録音場所:マサチューセッツ州ウースター(1)、ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ、アーロン・コープランド音楽学校(2)
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

  • 01. I. Allegro Moderato - Matt Haimovitz/Itamar Golan
  • 02. II. Adagio - Matt Haimovitz/Itamar Golan
  • 03. III. Allegretto - Matt Haimovitz/Itamar Golan
  • 04. I. Allegro Ma Non Troppo - Matt Haimovitz/The Miro Quartet
  • 05. II. Adagio - Matt Haimovitz/The Miro Quartet
  • 06. III. Scherzo: Presto - Trio: Andante Sostenuto - Matt Haimovitz/The Miro Quartet
  • 07. IV. Allegretto - Matt Haimovitz/The Miro Quartet

ユーザーレビュー

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図らずも辞世の一曲となったクィンテットを...

投稿日:2017/06/10 (土)

図らずも辞世の一曲となったクィンテットを繙く 二挺のチェロが使われていることで特異な楽曲と言われる その意図は聴けば自明となる チェロの通奏低音性からの完全なる脱却を図ったのだ 第一楽章からそれは色濃く反映している  Vn組とVc組の対比に止まらず VnとVa VaとVc VnとVcが組んだ音色が主題を担うなど 様々な組み合わせと対比を作り出している 平に言えば低音部以外を自由に奏でるVcが欲しかったのだ これにより弦楽合奏どころか管弦楽にも引けを取らない表現の幅が得られて 室内楽を超えたダイナミズムを持った大曲となった それでいて聴いて長さを感じさせない充実度も高い 調性もハ長調で始まるが Adagioはへ短調の激しい中間部をホ長調の穏やかな部分が挟む形だが単なる三部形式ではない幻想性を展開する Scherzoはハ長調に戻ってPrestoで奔り出すが直ぐ変イ長調に転じ またハ長調に戻っては変ホ長調へ転じては小刻みに転調を重ねていく TrioがAndanteへ減速し変ニ長調で始まる衝撃は大きい それ以上にここからまたScherzoに戻る落差は悪魔的だ フィナーレは前進性に重きを置いて単純な譜面だがよりシンフォニックな力感を増している 聴き始めれば一気に聞かせてしまうミロQ+ハイモヴィッツの演奏だ それにしても最後のシンフォニーとクァルテットで踏み出した音楽の新機軸はどこへ行ったのか メロディーを主体とする楽曲に戻っているではないか この二ヶ月後に世を去るとは本人は知る由もない この後に両者を掛け合わせたそれこそ新時代の音楽を構想していたのかもしれない シューベルトにこそ天才の早生を惜しむ お聴きあれ    

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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