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ひらかな さんのレビュー一覧 

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     2023/03/03

    ロス・アンヘルス、キリ・テ・カナワの選曲盤を聴いてきました。その感想は、「バイレロ」だけは何とか聴けるが、後はちょっとねえ・・・でした。今回ダヴラツ盤を聴き、目の覚める思いがしました。声楽的にどこが違うのかはわかりません。しかし心にまっすぐ響く歌声なのです。「バイレロ」の素晴らしさはいうまでもありませんが、他にもコミカルなもの、牧歌的なもの、悲しく切ないものなど変化に富んだ曲で、聴いていて飽きません。ダヴラツ畢生の名演でしょうね。訛りが強いとの声もありますが、この地方は独特の方言を使っているよし、これが正しい歌い方なのかもしれません。このあたり、専門家に教えていただきたいところです。ラ・ローシュ指揮の管弦楽団、名前がないのが何ともうさんくさいのですが、情感のこもったいい演奏だと思います。

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     2020/12/21

    ラウタヴァーラのさまざまな面を聞くことができる1枚です。ピアノ協奏曲はあまりピンときませんが、交響曲は聞き応えがあります。最後の部分、余韻と取るのか、蛇足と取るのか、微妙なところです。カントゥス〜〜は鳥の声(電子音)とオーケストラの協奏曲で、なかなか面白く聴けます。ただ、ピンクフロイドの「エコーズ」後半部分にも鳥の声(電子音)が鳴き叫ぶ個所があり、それを連想させます。「エコーズ」が1971年、カントゥス〜〜が1972年ですから、もしかするとラウタヴァーラがピンクフロイドの影響を受けて作曲したのか、なとど妄想しながら聞きくらべています。

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     2020/09/18

    序曲のみ有名なこのオペラを始めて全曲聴いた(見た)。音楽的に充実した部分が随所にあり、ストーリー展開も劇的で、ロッシーニ最後の作品にふさわしい。歌手も粒がそろっていて、役柄の違和感も余りない。有名なリンゴの場面は効果的に処理されていたし、回り舞台を利用した場面転換も工夫があった。しかし、奇をてらった演出が過多で、せっかくの興をそいでいる。テルの武器が弓矢なのに、ゲスレル率いる部隊、蜂起したスイスの民衆が銃で武装しているのは絶対に変。男性陣がやたら上半身裸になるのも(当節のはやりの演出だが)感心しない。何より土を分厚く敷き詰めた舞台が汚らしく、歌手が気の毒でならなかった。四幕は特に意味不明の場面が目立つ。あれがなければもっと素直に感動できたと思う。

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     2014/03/08

    何十年も前、初めて買ったクラシックのLPがシューリヒト指揮モーツァルトの40番だった(コンサートホール盤)。友人宅で名盤の誉れ高い40番のLPを聴いたが、ぼくの持っている方がいいと感じたことを思い出す。35番はデッカから出ていたものとは別演奏。こちらは最初から軽快に走り出す。38番は二種類あるのに、39番が残されていないのはなぜだろうか。40番はパリオペラ座管弦楽団盤と甲乙つけがたい。いずれもこの曲のデモーニッシュな美しさを引き出した名演。特に第一楽章で主題を反復せず、いきなり展開部に入るのが痛切に響く。40番を最初にシューリヒトで聴いたので、その後誰の演奏を聴いても、主題を反復されると間延びして聞こえてしまう。41番は、パリオペラ座管弦楽団盤では、「君たちにあまり無理な注文を出してもねえ」という雰囲気が垣間見えるが、ここではウィーンフィルを相手に思う存分振っていて、胸のすくような名演。このコンビでの40番がどこかに埋もれていないだろうか。ピアノ協奏曲はハスキルとの19番がおもしろい。22番は録音状態が悪く楽しめないが、27番が秀逸で、それを補って余りがある。オーケストラがソリストに寄り添っているのがよくわかる。それにウィーンフィルの音色の美しいこと!

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     2014/02/26

     何十年も昔、初めて買ったクラシックのLPが、コンサートホール盤のシューリヒト指揮モーツァルトの40番だった。シューリヒトは当時、某評論家が推奨するだけの至って地味な存在にすぎなかった。それが今や巨匠と目され、ライブ音源が次々に日の目を見ているのだから、まさに隔世の感がある。没後数十年を経て、さらに声価が高まるというのは本物の証だろう。その指揮はあるいは疾走し、ひょうひょうと歩み、時に大鉈一閃の荒技を見せる。定評あるモーツァルト、ブルックナーはいうまでもないが、ワグナー、ヘンデルもおもしろく聴いた。最も印象深いのはシューベルトの第九。この曲がこれほど心地よく響くのは初めてだ。第一楽章がアレグロであったことを実感した。
     なお、最後のディスクの最後のトラックに不良箇所があった。10枚組の一枚だし、購入後一ヶ月過ぎていたのでどうかと思ったが、すぐ良品と交換していただけた。特筆して感謝したい。

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     2012/11/28

     ギター、バイオリン、チェロ、ハープ、フルート、ピアノのための協奏曲が収められていて、この選曲が面白い(他に小品が一曲)。アランフェス以外の協奏曲は、いずれも明るく華やかな曲想で、美しいロメディーというより軽快なリズムの方が目立っている。アランフェス第二楽章の叙情を期待する向きには物足りないかも知れない。アランフェスを除き、音楽的には佳作の域を出ないが、その中ではピアノのための英雄的協奏曲が一番聴き応えがあった。ソリストは初め聞く名前が並んでいるが、問題なく楽しめる。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/25

     これはいいですね。フィルムとはいえ、舞台は歌劇場のそれを思わせ、違和感がありません。演出はオーソドックスなもので、衣装に至るまで安心して見ていられます。出演者はいずれも役柄にふさわしく、大変満足しました。特にE・マティスがチャーミング!

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