トップ > My ページ > ヒストリカル・コレクター さんのレビュー一覧

ヒストリカル・コレクター さんのレビュー一覧 

検索結果:8件中1件から8件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/08

    この「悲愴」を聴いて驚いたのですが、DGG盤では、マルケヴィッチの演奏に差し替えられていたり、カットされてしまっている、一楽章の冒頭部分が収録されています。低弦の演奏の音は不明瞭ですが、オーディエンスノイズがハッキリ聴きとることが出来ます。放送局のオリジナルテープを使用したとしか思えません。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/12

    録音は、他のWALLHALLのメト・シリーズと比較すれば悪いですが、年代を考えれば十分。ブッシュのR・シュトラウスは、それだけで貴重。ワード・マーストンがブッシュのR・シュトラウスのオペラの録音を探しまくり、戦前のテアトロ・コロンの「ばらの騎士」を出していましたが、そんことを考えると聴けるだけで有難い。日本では、R・シュトラウスといえば直ぐにクラウスですが、シュトラウスが本当に信頼していたのはブッシュ。ブッシュ・ドレスデンの組合せは、ナチの介入があるまでシュトラウスの最高の権威でした。ブッシュの演奏は、シュトラウスをまるでモーツァルトの様に演奏しています。優雅・可憐な演奏。又、歌手への合わせが絶妙!指揮に合わせて唄っているのか、唄にオーケストラに付いているのか・・・見事です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/12

    シッパースは日本では人気が無く、アメリカでも晩年は不遇でしたが、60年代のメトでは目覚ましい活躍をしていました。この「オランダ人」、過去の演奏とは違い切れ味の良い鮮烈な演奏。サヴァリッシュのバイロイトとベクトルは同じですが、こちらの方が切れ味が良い。又、素晴らしいのが、ロンドンとリザネックの唄。このコンビは、ドラティの指揮で、DECCA-RCAの商業盤があり、それも良い演奏ですが、これはそれに実演の凄味が加わって、まさに鬼気迫る演奏!うろ覚えですが、ドナルド・キーンさんがこの実演を聴いていて、素晴らしい演奏だったと何かに書いていたような記憶が。WALHALLのメト・シリーズの録音はいつもながら素晴らしい。モノであることを除けば、同時期の商業録音より迫力があります。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/12

    ベームは本来、モーツァルトのオペラでは「フィガロ」、「コシ」を得意にしており、「ドン・ジョバンニ」は必ずしも得意ではなかったはず。でも良い演奏です。デーモニッシュと言うより、色男ドン・ジョバンニの生きるエネルギーを感じさせる演奏。フルトヴェングラーの演奏が「死」を指向しているのなら、これは「生」を指向している演奏。そのベクトルに、ロンドンが見事に合致。WALHALLのメト・シリーズの音質は素晴らしい!ロンドン・ベームの「ドン・ジョバンニ」と言えば55年のウィーン国立歌劇場再建記念の録音がありますが、あの貧相なエネルギーの無いCDに比べると、こちらの音の方が断然良い!ワルターのメトでの有名な「ドン・ジョバンニ」を良い録音で聴くことできるような感じです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/12

    まず録音。WALHALLのメト・シリーズは素晴らしい音質。これもとても1953年の録音とは思えません。ライナーの指揮は、この曲の明晰さを見事にとらえ、力強い演奏をしています。クナの演奏より、ベームの演奏に近いか?シェフラ―のザックスは見事。従来、あまり声量の無い人と言われ、ウィーンの国立歌劇場が、狭いテアター・アン・デア・ウィーンから広い現在のオペラに移ってから、急速に出番が減ってしまった人ですが、ここでは堂々たるザックスを聴かせてくれます。録音のせいかもしれませんが、見事な押しのあるザックスです。ロス・アン・へレスのエヴァは一寸異色ですが、可憐な柔らかい女性らしいエヴァを聴かせてくれます。ホップのワルターも良し。私はこの人の録音で良いものを余り聴いたことが無く、何故にこんなに人気が?と思っていましたが、これは良い。堂々たる騎士です。明らかに一世代前の発声、ローレンツの唄い方に似たものがあります。ただ、残念なのは3幕のカット。40年代のラインスドルフの録音から70年代のシッパースの録音まで、ほぼ同じカットがあります。ピューリタンなワーグナー・マニアには許せないでしょう。後、このCD。4枚目にオマケを入れるため、3幕の6重唱の後で面が変わってしまいます。これは良くない。オマケは要らないから、もう少しデリカシーのある面の切り方をして欲しいもの。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/12

    これは、楽しい!!ウィーンの雰囲気とは明らかに違いますが、全盛期のMGMのミュージカル映画でも見ているような雰囲気。歌手もノリノリですし、オーマンディがそれに輪をかけてドライブしまくり。英語も平易でかなり会話部分も楽しめますし、客席の反応も楽しい。自分が、オールド・メトで一緒に聴いているような気分になります。凄いのは録音!WALHALLのメト・シリーズは、何故にこんなに音が良いのでしょう??これが1951年の録音?信じられません。ただ、HMVさんの、このCDのタイトル部分にある’ステレオ’と言うのは、当然間違い。モノです。でも、ヨーロッパの60年代のライブより明らかに音質は上。肩ひじ張らず、お酒でも呑みながら、ゆったり聴くには最適!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/12

    ほぼ同じキャストでRCA盤があり、それも名演だったが、これはそれに実演の迫力が加わり、一層凄い。メトでのライナーの演奏には外れ無し!!どれも凄い演奏です。スティーブンスも日本では評価・人気今一ですが、メトで愛された理由が良く分かります。このカルメンは、まさに典型的(?)なカルメン。カラスの様な目新しさはありませんが、私にとって思い描く通りのカルメンで安心して聴けます。何より、WALHALLのメト・シリーズは、異常に音質が良い!!これが52年の録音とは、とても思えません。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/12

    このWALHALLのメトロポリタン・ライブ・シリーズは、何故か異常に音質がいい!
    WALHALL盤のライナー・ベーム、SONY盤のシッパースで、メトでのシェフラー、エーデルマン、アダムとの3大ザックスを聴くことができる。
    ベームの指揮は、力の入った熱演。バイロイトの録音よりパワーがある。ワルター、エヴァも(私は良く知らない人だが)好演。但し、残念なのは3幕のカット。これは酷い。ライナー盤・シッパース盤も基本的には同じだが、シッパース盤ではちゃんと唄っている優勝の歌も第二節がカットされている。ベームは、良くこのカットで平気だったもの。フルトヴェングラーであったら、決して許さなかったであろう。後、このWALHALL盤、ライナー盤も同じだが、オマケを入れるために、3幕の6重奏の後でCDが切り替わってしまう。おまけは要らないから、もう少し面の切り方にデリカシーを持って欲しい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:8件中1件から8件まで表示